青山学院大学 理工学部
- 定員数:
- 680人
サイエンス&テクノロジーの最先端の学びで、自らの夢と可能性を広げる
学べる学問 |
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目指せる仕事 |
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初年度納入金: | 2024年度納入金 191万8000円 |
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青山学院大学 理工学部の募集学科・コース
物理科学科
数理サイエンス学科
化学・生命科学科
電気電子工学科
機械創造工学科
経営システム工学科
情報テクノロジー学科
青山学院大学 理工学部のキャンパスライフShot
- 「分光物理化学研究室」の授業風景。[化学・生命科学科]
- 「ソフトウェア科学研究」。ソフトウェアの国際化の開発研究を進めます。[情報テクノロジー学科]
- 「材料力学研究室」。“壊れないもの”の設計など課題解決に取り組みます。[機械創造工学科]
青山学院大学 理工学部の学部の特長
理工学部の学ぶ内容
- 理工学部の特色
- 数学、物理、化学といったサイエンスと、テクノロジーの基礎から最先端を学ぶ環境を整備しています。国際レベルの研究に取り組む教員のもと、最新設備を駆使した実験、演習、研究活動の場を提供するとともに、独自の英語教育を全7学科統一で実施。未来志向のカリキュラムにより、一人ひとりの夢と可能性を大きく広げます。
- 学びのポイント
- 1. 早い段階から本格的に学べる「理工学高度実践プログラム」※化学・生命科学科は除く
通常は4年次から始まる研究室の授業に、2年次または3年次から参加可能。早期の段階から高度な学びの場を提供します。
2. 実践的な独自の英語教育
「英語で学び、研究し、成果を発表する」を目標に、実践的なカリキュラムと、海外留学を幅広くサポートする「理工学国際プログラム」を実施。
3. 学びを支え、広げる附置機関
研究活動の強化と効率化を図る4つの附置研究センター、地域・企業との共同研究や受託研究を促進するための
「リエゾンセンター」などを設置。
- 物理科学科
- 物理学は、シンプルな根源原理を理解することによって、幅広い科学分野に応用できる学問です。本学科では基礎物理学をはじめ、個体、宇宙、生物といった対象が絞られた分野、さらには超伝導、ナノテクノロジーなどの最先端応用分野まで、さまざまな階層・スケールサイズの物理学を扱います。充実した設備環境での実験・演習形式の授業により理解を深め、実践力を高めます。
- 数理サイエンス学科
- さまざまな数学の基礎を学びながら、数理科学に関する未知の事柄について研究します。学科名に掲げる「数理サイエンス」という言葉には、厳密な理論に基づく学問としての数学だけではなく、現実社会の諸問題を記述し、解決する道具としての数学という意味が込められています。自分で考える習慣と力を身につけることが目標です。
- 化学・生命科学科
- 「化学」とは、物質の本質とその可能性を分子レベルから探究する学問であり、これを基盤として、生命現象の本質を分子の性質とその相互作用に基づいて理解を深めていくのが「生命科学」です。本学科では、環境、生命、資源、情報をキーワードに多様な選択科目を配置しています。有機EL照明をはじめとする工業化学や遺伝子関連のバイオテクノロジーなど、最新分野にもアプローチできます。
- 電気電子工学科
- 私たちの暮らしを支えている電気や電子、磁気。これらを制御し、応用することで社会に役立てるのが「電気工学」「電子工学」です。あらゆる産業に活用されており、さまざまなフィールドで日々技術革新が進んでいます。本学科では進展するテクノロジーに対応していくための応用力と、新技術創出の源泉となる基礎力をバランスよく身につけられるよう、多面的な学びに注力しています。
- 機械創造工学科
- 本学科が掲げるモットーは、「未来を創造する機械工学」です。自動車産業や重工業などに不可欠な広範囲の工学を基盤に、ソフトウェア技術を組み合わせることで、夢のある心豊かなものづくりを志向する独自の工学を推進しています。その根底には「人と社会と自然の共存」という大命題があります。このテーマを実現するための創造力と想像力を養い、21世紀のものづくりを担う人材を育成します。
- 経営システム工学科
- 社会は、人・モノ・お金・情報が複雑に関わり合う多様な組織によって成り立っています。企業やNPOなどの組織を「より良く機能させる」ための技術とシステムを開発し、導入からマネジメントまでの全プロセスを学問領域としているのが「経営システム工学」です。本学科では、現実社会の問題を把握する知識と工学的な視点を融合させた学びにより、高度で先端的な課題解決力を養います。
- 情報テクノロジー学科
- 「情報テクノロジー」という名称には、IT(情報技術)を単なる利便性のためだけではなく、社会のより健全な発展を目的に活用すべきという思いを込めています。本学科では、ITを信頼性や安全性、快適さといった「人への優しさ」のための技術として研究します。その応用分野は、人口知能からロボットまで幅広く、人間とテクノロジーの共生をめざして新理論の発見や現実的な提案に取り組んでいます。
理工学部のカリキュラム
- 理工学国際プログラム・理工学高度実践プログラム
- 学生のグローバルな活躍を見据え、学部独自の英語教育や留学サポートを行う「理工学国際プログラム」と、低学年時から研究室の授業に参加し、高い実践力を備えた理工系人材を育成する「理工学高度実践プログラム」の2つのプログラムを設置しています。各学科で定められた基準を満たすことで認定証が授与されます。
理工学部の研究室
- 下山淳一研究室[物理科学科]
- 「超伝導」。その起源は非常に難解な現象ですが、表に出てくる性質は比較的単純です。電気抵抗がゼロという最も目立った性質は、超伝導リニアや病院で活躍しているMRI装置、最近では送電ケーブルにも使われています。また、不思議な磁気浮上のお遊びができることをご存じの方も多いと思います。残念なのは、-200℃程度の極低温まで冷やさなければ使えないこと。もっと使いやすい超伝導体や材料を開発する研究は難しいものですが、その実現には大きな夢があります。
- 谷口健二研究室[数理サイエンス学科]
- 群論・表現論とは、左右反転したり、回転したりしても重なり合う図形のような、対称性を持つものや現象を数学的に研究する分野です。5次方程式に解の公式がないことは、解の対称性に注目することで群論を用いて説明できます。また、人間の耳では、音を基本的なきれいな波に分解して聞いていますが、この音の分解を表現論の観点から理解することもできます。さまざまな現象に潜む隠れた対称性を見つけ出すことや、その対称性のきれいな現れ方を調べることで、一見すると複雑な現象を明確に理解することが目標です。
- 木谷茂研究室[化学・生命科学科]
- 抗生物質や抗がん剤などの生理活性物質は、私たちの健康維持に欠かせない化学物質です。しかし近年、社会問題となっている「既存の抗生物質が効果を示さない多剤耐性菌」や「新型ウイルスによる感染症」などに対抗するには、新たな生理活性物質の開発が不可欠です。生理活性を示す天然物質の開発には、微生物、特に2015年のノーベル賞受賞で一躍脚光を浴びた「放線菌」が貢献してきました。本研究室ではこの放線菌に着目し、生理活性物質の生産制御とその合成メカニズムを解明し、生理活性物質の生産プロセス効率化と新規物質の開発に取り組んでいます。
- 石河泰明研究室[電気電子工学科]
- 私たちの身の回りには太陽の光や熱、モノが動く際に発生する振動など、多様なエネルギーが溢れています。本研究室ではこれらエネルギーを効率よく利用しやすいエネルギーに変換し、社会に循環させることをめざしています。創エネルギー・省エネルギー素子に焦点を当てた研究を進めており、電気エネルギーを生み出す素子や駆動時に消費するエネルギーが少ない素子を創り出すことができれば、持続可能な社会の発展に寄与することができます。室内用太陽電池の開発や半導体を利用した高効率熱電材料の開発などに取り組んでいます。
- 田崎良佑研究室[機械創造工学科]
- ロボット研究では、人間自体をよく観察して科学します。知能と技能を持つ機械を私たちの学びの良きパートナーと捉えて、人間を探求して自身を賢くする研究を実践します。人の作業・行動や物理現象の視触力覚計測・情報処理・システム論的理解、タスク知識を活かしたロボットの動作制御に関する研究を進めています。次世代生産プロセス、ヒトの運動能力アシストシステム、医療介護リハビリ向け支援などを対象とした知技能ロボットを実社会に応用する実践的な研究です。
- 栗原陽介研究室[経営システム工学科]
- 本研究室では、さまざまな社会ニーズに応えるため、(i)センサ・計測システムの構築、(ii)時系列データ処理/画像データ処理、(iii)生体情報解析、(iv)システム制御、(v)インテリジェント・システムの構築、(vi)確定的モデル・確率的モデルの構築に関する研究をおこなっています。これらの研究はシステム工学、センシング工学、信号処理技術などの学問を基礎としており、幅広い分野への応用を目指しています。現在は特に、健康福祉分野や知識教育分野、人間のスキル評価分野、環境評価分野への応用に取り組んでおり、企業との共同研究も進めています。
- 楽詠コウ研究室[情報テクノロジー学科]
- 映画などの娯楽産業だけでなく、ものづくり・製品設計・科学・教育・医療などのさまざまな場面において活用されるコンピュータグラフィックスの基礎技術から応用技術まで、幅広く研究しています。基礎技術として、画像生成のための光学シミュレーション技術や、モノ(剛体やニュートン・非ニュートン流体)の動きを予測する力学シミュレーション技術、光学や力学制約を満たす機能的人工物を製作するための設計技術を研究しており、グラフィックス技術を応用したインタラクション技術などについても研究を進めています。
理工学部の研修制度
- 短期海外研修
- 国際的に通用する技術者の育成をめざし、理工学分野特有の英語スキルを高めるための授業を実施しています。短期海外研修「Study Abroad A/B」には、1年次からの参加が可能です。
青山学院大学 理工学部の入試・出願
青山学院大学 理工学部の目指せる仕事
青山学院大学 理工学部の就職率・卒業後の進路
■2023年3月卒業生就職実績
理工学部の就職率 96.7%(就職希望者数305名)
【理工学部の主な就職先】
エヌ・ティ・ティ・データ、エヌ・ティ・ティ・コムウェア、SCSK、NECネッツエスアイ、東京電力ホールディングス、日本総合研究所、日立システムズ、富士通、いすゞ自動車、SUBARU、パナソニックコネクト、本田技研工業、公立中学校教員(神奈川県)、キヤノン、全日本空輸、日本精工、日本電気、野村総合研究所、日立製作所、リコー 他
※2024年3月卒業生の情報は、7月上旬以降、大学ウェブサイトをご覧ください。
青山学院大学 理工学部の問い合わせ先・所在地
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
TEL: 03-3409-0135(入学広報部)
所在地 | アクセス | 地図 |
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相模原キャンパス : 神奈川県相模原市中央区淵野辺5-10-1 |
「淵野辺」駅から徒歩 約7分 |