
お客様に美味しく召し上がっていただくために、焼き上がりを想像しながら成形しています。
私は現在、ホテルベーカリーでパン職人として働いています。パン作りの魅力は、成形のときのほんの少しの工夫で、焼き上がりの表情や完成度が大きく変わるところです。同じレシピでも、手の動かし方や生地の扱い方で結果が変わるため、毎日が挑戦の連続です。仕込みから焼成まで一つひとつの工程に集中し、「どうすればもっと良くなるか」を考えながら作業しています。自分の手で形にしたパンがホテルのダイニングや店頭に並び、お客様のもとへ届く瞬間は、この仕事を選んで良かったと実感できる大切な時間です。
私がパン職人を目指したきっかけは、パン作りの奥深さを知ったことでした。成形の段階で少し工夫するだけで、見た目も印象も大きく変わる。その面白さに惹かれ、「もっと本格的に学びたい」と思うようになりました。進学先を探す中で出会ったのが日本菓子専門学校の製パン技術学科です。ここではパンだけでなく、洋菓子や和菓子の授業もあり、さまざまな経歴を持つ先生方から多様な技術を学べる点に魅力を感じました。幅広い学びの中から、自分に合った方法を見つけられると思い、進学を決めました。

現場を意識した実習で力が身につきました
学生時代は、実践的な授業がとても印象に残っています。有名パン店のシェフや各分野の外部講師の先生による授業では製品量も多く、現場さながらの緊張感がありました。その中で「ロスを出さない」「効率よく動く」といったプロ意識が自然と身についたと思います。作業が遅れてしまった時も、スピードだけでなく丁寧さを忘れないよう意識して取り組みました。また、設備が充実していたため、さまざまな機械を実際に使いながら学べたことも大きな強みです。就職後も機械操作で困ることなく、安心して仕事に向き合えています。

丁寧さを大切に、日々の作業に向き合っています

株式会社帝国ホテル 勤務/製パン技術学科/2025年卒/埼玉県出身。パン作りの奥深さに魅力を感じ、パン職人を志す。製パン技術学科では、パン・洋菓子・和菓子と幅広く学び、実践的な授業を通して現場力を身につけた。外部講師による指導や充実した設備環境の中で経験を重ね、卒業後は株式会社帝国ホテルへ就職。得意分野を伸ばし、職場で信頼される存在を目指している。
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