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私立大学/京都

キョウトヤッカダイガク

京都薬科大学 薬学部

定員数:
360人

医療分野や製薬企業などで活躍する高度の専門能力と研究能力を合わせ持つ薬剤師を養成する。

学べる学問
  • 医学

    理論と実践を通して病気の予防・治療法を研究する

    人間の命と健康を守るため、基礎医学、臨床医学、病院実習などを通してその知識と技術を学ぶ。

  • 薬学

    薬の作用について研究し、新治療の実現をめざす

    薬学は薬に関するあらゆることを学び、研究する学問です。基礎薬学と医療薬学・臨床薬学という2つの分野に大別されます。基礎薬学では、化学物質の分析と新薬の開発を目指し、医療薬学・臨床薬学では、薬の作用、副作用についてと、薬を正しく、安全に使う方法を学びます。

  • 保健・衛生学

    予防医学の視点から広く社会に貢献する

    実習、研修を積み重ねて、人々の健康保持・増進のためのノウハウを幅広く学ぶ学問。医学・生物学的な研究に、社会学、心理学、福祉学などの視点を加え、体系的に研究する。精神面のケアなど、研究領域は幅広い。

  • 医療技術学

    医療を支えるさまざまな技術を研究し、専門家を養成する

    医療を支える専門技術者を養成する。臨床検査や診療放射線、医療情報などがある。人工臓器の研究や新しい診断システムなど高度な医療技術の研究を行う大学もある。

  • 物理学

    ミクロからマクロまで、自然界の現象を観察し、真理を探る

    元素の成り立ちから宇宙まで、自然界の現象を観察し、法則を見出す。理論物理学、実験物理学、超高性能コンピュータを使った計算物理学などの分野がある。

  • バイオ・生命科学

    分子レベルで生命現象を解明する

    生命の誕生、成長、生理現象など生命現象を分子レベルで解明する。生物学、化学、物理学との境界領域の研究や、農学、医学、薬学、獣医・畜産学、林産・水産学などへの応用研究もある。

目指せる仕事
  • 国家公務員

    国の施策に基づいて社会全体に貢献

    各省庁やその出先機関に勤め、国防・公安・徴税から農・工・商業の指導監督、国民医療や社会福祉の充実など、国の施策を実行して、国民生活の向上を図るのが仕事だ。

  • 地方公務員

    地域住民の利益のために働く

    各都道府県の市・区役所などで働く一般職員、学校で働く教育職員、警察で働く警察官などからなり、地域住民に密着した場所で福祉や利益、安全のために働く。

  • 麻薬取締官

    法学と薬学の知識を生かして違法薬物を取り締まる専門職

    麻薬取締官とは、麻薬や覚せい剤などの違法な薬物の流通や不正売買、それに伴う犯罪を取り締まる国家公務員です。犯罪を取り締まることから各都道府県警察や警察庁が就職先と思われることがありますが、厚生労働省の所属になり、就職先は厚生労働省の地方支分部局である、地方厚生局内の麻薬取締部になります。そのため、麻薬取締官になるには、厚生労働省麻薬取締部の採用試験に合格して採用される必要があります。採用後は各種研修を受け、事務官などの経験を積んだあとに、麻薬取締官として任命されます。採用は不定期で、かつ若干名しか採用されない狭き門です。薬物を取り扱うことから薬学に、さらに、犯罪を取り締まることから法学に精通している必要があります。まずは4年制大学の法学部、または6年制の薬学課程がある大学を目指すことがスタートになるでしょう。麻薬取締官は特別司法警察職員ともよばれ、刑事と同様に犯罪者と対面したり、捜査や容疑者を逮捕したりする権限もあり、小型武器で武装することも認められています。そのため、体力、精神面ともにタフであることも必要です。(2024年9月更新)

  • 化学技術者・研究者

    プラスチックや化学繊維、合成ゴムなどの化学製品を、製品開発したり、製造技術の開発などを行う。

    プラスチックや化学繊維、合成ゴムなどの化学製品に関して、新しい製品を開発したりするのが、民間企業(化学メーカーなど)にいる化学研究者。一方、国や学校などの研究所で活躍する化学研究者は、直接すぐに製品になるものというよりも、ある化学薬品の試薬を発見する研究だったり、特定の動きをする化学物質の研究だったりと、基礎的な研究になりがち。また、これらの化学研究を行うために必要な設備技術や化学製品を作成するための技術開発などの研究を行う研究者もいる。

  • 生命工学研究者

    遺伝子の成り立ちや組み換えなど生物を分子レベルでとらえ、大学や各種研究機関で新たな研究・開発を行う。

    遺伝子の成り立ちや細胞学、生命科学などの成果を、製薬や食品などの工業分野にフィードバックし、生産力をあげたり、新製品の開発につなげるための研究を行っているのが生命工学研究者。分子レベルで生物をとらえ、さまざまな生命や体のメカニズムを解明しようとしている。ある特定の遺伝子の働きが実際にDNAのどの部分で働いているのかなど、マウスを使った実験を繰り返すことで解明しようとする研究者がいたり、実験用の均質なマウスを、遺伝子操作によって作り出すといった実験を繰り返す研究者もいる。

  • 大学教授

    専門の研究をもち、大学のゼミや講義で指導する

    大学教授になるまでには、助教→講師(専任・非常勤)→准教授→教授と順を追って昇進していくのが一般的。教授には研究室や研究予算が与えられるので、独自の専門分野の研究を続けつつ、学生の指導にもあたる。指導力も重要だが、定期的に学会などで論文を発表したり、研究成果を出していくことも大切な仕事だ。

  • 病理学研究者

    患者がどのような病気にかかっているか調べたり、病気にかかった細胞を観察・分析して病気を研究する。

    病理学研究者の役割は大きく二つに分かれる。ひとつは、患者の細胞を採取して、どのような病気にどの程度かかっているかを診断する「病理診断」。この場合、診断結果をカルテに記入して医師に渡すが、時には医師と話し合い、直接患者に病状の説明などを行い治療に強力することもある。そしてもうひとつの役割が、細胞などを観察・分析して、なぜ病気にかかるのか、どのように進行するのかなど、病気そのものを研究する「病理研究」の仕事がある。仕事場は、病院または大学などの研究室。研究結果を論文として発表し、医学会に貢献する。

  • 薬剤師

    薬学的知見に基づいて、生活者の健康を支える仕事

    薬剤師の仕事は、薬学的な知見に基づいて薬の調剤や研究に携わり、生活者の健康を支えること。活躍の場は幅広く、薬局や病院、診療所のほかに製薬会社に勤務して薬品の研究や開発に携わる場合もある。また薬局を開業するケースもある。薬剤師は不足傾向にあり、採用は広がっている。 (2024年9月更新)

  • 製薬開発技術者・研究者

    製薬会社や化粧品会社などの研究機関、大学の研究室などで製薬に関する研究や製造技術の開発・研究を行う。

    製薬開発技術者は、主に製薬会社や化粧品会社などで製品の開発のための企画立案や計画を立てて製品化を実現したり、品質検査や製造工程のチェック・指導など、製造に関する技術指導・管理などを行う。製薬開発研究者は、企業をはじめとした各種研究機関や大学の研究室などで、新薬の開発のほか、素材や化学物質の基礎研究、新薬開発のための製造技術の開発・研究など、それぞれの専門分野をもとに、「製薬」に関わる新しい研究を行う。高度な専門知識を必要とするため、多くは大学院で専門の研究を経て研究者となるのが一般的。

  • 医薬情報担当者(MR)

    医師に薬品の情報を提供する

    MRとはMedical Representativeの略で、製薬会社の営業販売をする人。医療機関に出入りし、メーカーを代表して医師らに医薬品の情報を提供したり、情報を収集する仕事。また、各研究機関への委託研究の連絡や研究発表、シンポジウムを手伝うこともある。

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初年度納入金:2024年度納入金(参考) 226万5000円  (内訳:入学金40万円、授業料180万円、教育後援会費3万円、学生自治会費2万円、同窓会入会費1万5000円)
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京都薬科大学 薬学部の募集学科・コース

6年間の一貫した教育プログラムでScience(科学)、Art(技術)、Humanity(人間性)のバランスのとれた人材を育成!

京都薬科大学 薬学部の学部の特長

薬学部の学ぶ内容

専門科目が1年次からスタート。専門英語を強化し、3年次後期には研究室に配属
一般的に教養科目の履修が中心となる1年次から「専門科目」を開講。早期から専門分野を学ぶことで、薬学への興味・関心を高めていきます。1・2年次で英語以外の第2外国語の履修が可能。3年次後期から全員が研究室に配属され、基礎手法から取り組み姿勢まで、研究に必要とされるさまざまな素養を身につけます。
4年次には1~4年次の知識の統合を行い、5年次では学外実務実習、6年次は6年間の総まとめを実施
薬学共用試験(CBT・OSCE)を控える4年次では1~4年次の学修成果を再確認します。5年次に“探求薬学コース”と“実践薬学コース”のいずれかを選択し、研究を継続します。また、5年次は病院と薬局でそれぞれ11週間の実務実習を実施。また研究テーマをより深く掘り下げます。6年次前期は研究成果のまとめを行うとともに英語での卒論発表を行います。後期は国家試験合格に向けた対策を行っていきます。

薬学部のカリキュラム

カリキュラム
【6年制薬学部での学び】
●より深く、より広く学び、薬剤師・薬学研究者としての知識・技術・人間性を高める
医療人としての薬剤師は、調剤業務や服薬指導を通して医療に貢献するだけでなく、多職種が協働する医療機関や地域でのチーム医療において重要な役割を担っています。6年制薬学部では、多様な場で活躍する薬剤師として必要な知識や技術を修得するとともに、医療人としての深い人間性を養います。また、本学薬学部での学びは、大学や研究機関、企業、医療現場、行政等で薬学研究者として活躍できる道にもつながっています。
ここでは、2024年度以降の入学生対象の新カリキュラムの概要を紹介します。
【基礎を養う】
●初年次教育
問題発見・解決能力の育成、豊かな人間性やコミュニケーション能力の修得を目標に、基礎演習ではSGD(※1)やPBL(※2)を実践する。また早期体験学習では、SGDの実践によって学習目的を明確にさせ、病院・薬局見学、企業見学等に臨む。さらに基礎演習、情報処理教育や基礎科学実習を通して、レポート作成やプレゼンテーション能力、科学的思考力などのアカデミックスキルの基礎を修得する。
※1 SGD:Small Group Discussion
※2 PBL:Problem Based Learning(問題解決型学習)
●ヒューマニズム教育
ヒューマニズムや医療倫理に関する科目群を継続的に履修することにより、薬剤師や薬学研究者としての社会的役割の理解や生命倫理・医療倫理の基本的態度を確立する。また、患者・生活者のみならず他の医療従事者との連携に必要なコミュニケーション能力を修得する。
●教養教育および語学教育
1年次から3年次前期までの一般教養科目群「人と文化」の履修によって、幅広い教養と学問的視野を身につける。また、基本的な英語能力に加え、基礎的な科学英語の履修を出発点にして、薬剤師・薬学研究者として必要な語学能力を修得する。
●体系的な情報科学・統計解析科目群
数学や統計解析学、臨床統計学などの情報科学や統計解析に関する科目群を体系的に履修することにより、医療情報やビッグデータ、科学的データを合理的に活用する能力を身につける。これにより、基礎薬学研究、医薬品開発や臨床研究などのさまざまな場面でのエビデンスに基づいた論理的評価法を修得する。
カリキュラム
【専門性を高める】
●化学の基礎を出発点として創薬を志向する
高校での化学に連携した基礎的な化学の履修を出発点にして、薬学の基本である有機化学、物理化学、分析化学を体系的に修得する。また、実習科目における体験を通して、優れた治療効果を示す物質の化学構造やその特性を理解し、創薬・製薬を志向した専門的・実用的な技能を学ぶ。
●生命科学を基盤として医療薬学を学ぶ
生命現象や疾患とその治療法の理解に必須である生化学、細胞生物学、解剖生理学等の生命科学系基礎科目を体系的に修得するとともに、薬理学などの生物系応用科目の理解を深める。さらに、これら科目の修得を基礎として、病態薬物治療学や病態診断学などの医療に関わる専門的・先端的な知識・技能を深く理解する。
●自身の興味や将来の進路に応じた科目選択
3年次後期~4年次前期の専門科目発展型選択科目群および6年次前期の実践的・科目横断型選択科目群では、自身の興味や将来の進路に応じた科目を履修する。前者では薬学専門科目で学んだ薬学の基礎知識を深化・発展させ、後者では実務実習履修後に身につけるべき創薬、医療、医薬開発、健康、漢方に関わる専門的な知識・技能を修得する。
【実践力を高める】
●薬物治療の実践的能力を修得する臨床薬学教育
薬剤学、薬物動態学、テーラーメイド薬物治療学などの臨床薬学科目を通して、個々の患者において最適な薬物治療を選択するために必要な実践的知識・技術を修得する。また、地域医療学や症例・処方解析演習、さらには実務実習を通して、社会における薬剤師や医療人としての知識や考え方、実践的能力を修得する。
●早期研究室分属とコース教育を特徴とした薬学研究
3年次後期から分野・センター等の研究室に分属し、それまでに修得した知識・技術・態度を基盤として先端的研究を実践する。5年次からは、探求薬学コースあるいは実践薬学コースを選択して薬学研究を継続し、コミュニケーション能力やリーダーシップ能力を高めるために実践的な研鑽を積む。探求薬学コースでは、基礎薬学研究を含めた医薬品の開発からその適正使用にわたる広範な領域での問題発見・解決能力を醸成する。実践薬学コースでは、薬剤師としてより実践的な内容を演習や体験プログラム等によって学ぶ。

薬学部の資格

受験資格が得られる資格
薬剤師<国>

薬学部のクチコミ

データサイエンス×医療・薬学
●2023年4月にデータサイエンス学部開設の京都女子大学と連携し、「データサイエンス×医療・薬学」を切り口とした、より多様なかつ社会問題の解決に繋がる研究を進めています。これまでの教育成果を基盤にデジタイル医療への対応・進展を目指し、医療・製薬などにかかわるデータを取り扱う疫学研究、臨床研究、ビッグデータ解析などを通じた共同研究を展開します。

薬学部の奨学金

充実の学内奨学金!5種の給付型奨学金と3つの緊急時支援型奨学金制度で安心の6年間
●5種の給付型奨学金制度
入試成績優秀者を対象にした「給付型奨学金 新入生特待生制度」、片道120分以上を要する所在地に自宅があり下宿生活を予定している入学生を対象とした「遠隔地出身学生(給付型奨学金)新入生予約制度」、前年度成績優秀者を対象とした「成績優秀者給付型奨学金」、研究、クラブ活動、ボランティア活動等において活躍した学生を対象とする「研究・課外活動優秀者給付型奨学金」、留学プログラムへの参加が決定した学生を対象とした「海外短期留学奨学生給付型奨学金」の5種の返還不要の給付型奨学金制度により、学生の勉学・研究・課外活動への意欲を経済面からサポートします。
●3つの緊急時支援型奨学金制度
授業料の支払いが困難な学生を対象にした「貸与型奨学金(無利子)」と、家計における経済的事情により修学が困難となった学生を対象とした「授業料免除制度」、「授業料等徴収猶予制度」の3つの緊急時支援型奨学金制度により、万が一、家計が困窮した場合においても、勉学を諦めることなく、卒業まで安心した学生生活を送ることができます。

薬学部の学生支援・制度

“学生相談員制度”“学生相談室”による心強いバックアップ体制
学生相談員の教員が学業や学生生活全般の悩みや問題について一緒になって考え、きめ細かにサポートする“学生相談員制度”に加え、学生のさまざまな悩みを、常駐の公認心理士がカウンセリングする“学生相談室”があり、安心した学生生活が送れるように支援を行います

京都薬科大学 薬学部の入試・出願

京都薬科大学 薬学部の学べる学問

京都薬科大学 薬学部の就職率・卒業後の進路 

●就職率(2023年3月卒業生)/96.6% (就職者数316名/就職希望者数327名)
●大学院進学/9名
●主な就職先(2023年3月卒業生)/エーザイ、大塚製薬、小野薬品工業、科研製薬、クラシエ製薬、第一三共、大鵬薬品工業、田辺三菱製薬、中外製薬、日本新薬、アース製薬、ライオン、シミック、アインファーマシーズ、ABC薬局、クオール、たんぽぽ薬局、みやこ薬局、メディカル一光、ゆう薬局、スギ薬局、マツモトキヨシグループ、ユタカファーマシー、大阪医科薬科大学病院、大阪公立大学医学部附属病院、京都大学医学部附属病院、京都府立医科大学病院、文部科学省、大阪市、京都市、滋賀県、医薬品医療機器総合機構(PMDA)ほか

京都薬科大学 薬学部の問い合わせ先・所在地

〒607-8414 京都府京都市山科区御陵中内町5 
TEL:075-595-4678(入試課) 
kpu-koho@mb.kyoto-phu.ac.jp

所在地 アクセス 地図
京都薬科大学 : 京都府京都市山科区御陵中内町5 JR「山科」駅から徒歩約10分
地下鉄「山科」駅から徒歩約10分
京阪「京阪山科」駅から徒歩約10分

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