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大学教授の気になる?年収・給料・収入

大学教授の気になる?年収・給料・収入

大学教授は、研究者を目指す人にとってあこがれの職業のひとつといえるのではないでしょうか。
大学教授になると、本の執筆や講演会等を頼まれる機会が多くなるため、大学からの給与以外でも収入が見込めます。そのため年収のポテンシャルが、かなり高い職業になります。また定年後も、他大学の講師や教授として再就職する人が多く、長い間働き続けることができる職業です。
一方で、有名大学の教授の座につける人は僅かであるほか、教授になるには助教、専任講師、准教授といった段階を踏むことが一般的で、教授の平均年齢は57.6歳であるなど、教授への道のりは長いといえそうです。

大学教授の年収ってどのくらい?

「平成29年賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)によると、大学教授の平均年齢は、57.6歳で平均月収は男性で65.6万円、年間ボーナスは283.3万円で、これらを合計した平均年収は1070.5万円でした。平成29年度の国民生活調査によると、国民の所得の中央値が442万円であるため、大学教授はかなり高収入の職業といえるでしょう。

大学教授の平均年収

大学教授の平均年収

働く大学によって大学教授の収入に違いはあるの?

働く大学の規模によって収入の違いはあるのでしょうか。
大学の規模別に年収差を見ていくと、年収が最も高いのは、1000人以上の大学で、平均年収812.6万円、年間ボーナス309.4万円でした。続いて100~999人の大学が平均年収738万円、年間ボーナス238.7万円で、最後に10~99人の大学が年収619.9万円、年間ボーナス124.5万円でした。大学の規模の大きさに比例して、平均月収と年間ボーナスも上がっていきます。

大学教授の年収・年間ボーナス平均額(大学規模別)

大学教授の年収・年間ボーナス平均額(大学規模別)

年齢や経験によって大学教授の収入に差はあるの?

続いて、年齢や経験年数によって収入に差が生まれるのかを見ていきましょう。
まず大学教授の年齢別平均年収額の推移を見ていくと、本調査では、30代後半まで、600~700万円台ほどの年収を得ていますが、40代前半で一気に上昇し、1015.9万円になっています。ピークは50代後半の1101.2万円でしたが、40代前半から60代前半にかけて平均年収はほぼ横ばいで、年齢による違いはあまり見受けられませんでした。
定年後の60歳後半は1030.7万円、70歳以降の平均年収は782.4万円で、大学教授は定年後も大学教授や名誉教授、講師として再就職し、高収入を得られる可能性が高いと推測できます。

大学教授の年収推移(年齢別)

大学教授の年収推移(年齢別)

次に経験年数による年収推移を見ていきましょう。0年で平均月収は58.4万円、年間ボーナスは137.6万円でした。その後、徐々に上昇し、10~14年で、月収は67.9万円、ボーナスは313万円でピークに達します。

大学教授の経験年数による収入の推移

大学教授の経験年数による収入の推移

大学教授になるまでの年収推移はどれくらい?

大学教授は、資格を取得すればすぐに就ける他の職業とは異なり、段階をおって徐々に昇進していき、50代後半で大学教授の地位に就く人が多いです。大学教授になると高収入が見込めますが、それまでの長い間、研究者たちはどれほどの年収で生活していくのでしょうか。
まず研究者として大学に就職するには、基本的に博士号の取得が必要になります。博士号を取得する年齢は、最短でも27歳(制度を利用すれば博士後期課程を2年で卒業することも可能だが基本的には難しい)になります。27歳まで給与がない状態を救済するために、学生の上位1~2割を対象に文部科学省が日本学術振興会特別研究員(DC1、DC2)として博士後期課程の学生に月額20万円と最高150万円以内(年間)の研究費を支給する制度があります。
また大学が独自に設置する制度の利用により、博士後期課程(通常25歳ごろ)に在籍する一部の優秀な学生は、15~20万円程度の給与が得られます。その後、博士号取得者対象の学術振興研究員(PD)として採用されるほか、助教として就職し、専任講師、准教授と昇進していくことが一般的です。日本学術振興会特別研究員(PD)は月収36.2万円です。大学講師(男)の平均年齢42.8歳で平均月収49万円、准教授(男)は平均年齢47.4歳、平均月収55万円と、役職が上になるにつれて、徐々に収入が上がっていきます。

大学教授の月額給与の推移(職業別)

大学教授の月額給与の推移(職業別)

大学教授は狭き門だが好きな研究ができて高収入

大学教授は、他の職種と異なり、その席に着く道のりが非常に長く、かつ席も限られています。講師や准教授などのステップを経て年齢やキャリアを重ねてから就くポジションであることは留意したい点です。
しかし大学教授になると、高収入を得ることができます。なにより、自分の知的好奇心に基づいて研究をし、お金を得られるというのが、他の職業にはない最も魅力的な面ではないでしょうか。

出典

「平成29年賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2017/index.html
日本学術振興会
https://www.jsps.go.jp/

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