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救急救命士の持ち物を見せて!

救急救命士の持ち物を見せて!

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救急救命士の多くは消防署に勤務しており、出動する際に個人の荷物を持っていくケースはあまりありません。そこで今回は、病院に勤務している救急救命士が、通勤時にどのようなものを入れて持ち歩いているのかにスポットを当てます。気になるカバンの中身を見せてもらいました。

応急処置に対応できるよう三角巾や手袋、人工呼吸用の補助具など

応急処置に対応できるよう三角巾や手袋、人工呼吸用の補助具など

通常時、業務として必要なものは消防署や病院などに準備・保管されています。そして、実際に救急現場へと出動していく際は、応急処置に必要なグッズが入った救急バッグを持っていくことが基本となっています。
普段は専門的なツールを持ち歩くケースは少ないようですが、仕事の行き帰りなど状況によっては、最低限の処置が行えるような器具を持ち歩いている人もいるそうです。
また、最新の救急医療について学ぶために、勉強用の書籍などを持ち歩いている救急救命士も多くいるとのことです。

・ポケットマスク
人工呼吸を安全かつ効率的に実施するために使う道具です。心肺蘇生の方法としては、一般的には、口と口を合わせて人工呼吸を行うといったイメージがある人も多いかもしれません。
ただ、近年では考え方が変化してきていて、衛生面や感染対策といった観点から、ポケットマスクをはじめとする人工呼吸を補助する器具を利用して人工呼吸を行う、という方法が一般的になっています。

・三角巾
三角巾は傷の保護や骨折、ねんざの手当てなど、傷の大小に関係なく、さまざまな応急手当てに活用できます。

・手袋
怪我による出血など、感染予防のため手袋は欠かせません。

・聴診器
救急救命士が常に聴診器を持ち歩いているわけではありませんが、仕事へ向かうときなどには、カバンに入れている場合もあります。基本的には、救急の現場で患者さんの呼吸の音を聞いたりして、状態確認や処置の方向性を判断するために使います。

・ペンライト
救命救急の現場で、患者さんの瞳孔を診るのに使用します。医療ドラマなどでも見たことがあるかもしれませんが、まぶたを開けてペンライトの光を目に当てることで、瞳孔の反応の有無を調べています。

・腕時計
救急活動では処置や観察、搬送をした際の時間管理と記録が重要となります。そのため、正確に時間を知ることができるように、仕事中は電波時計を使うようにしています。

・ドクターカー用のユニフォーム
救急隊であれば決められた制服がありますが、病院に勤務している救急救命士もドクターカーに乗車する際は、病院で決められたユニフォームを着用することが一般的です。
ただし、形や色などは病院ごとに異なるほか、病院によっては専用のユニフォームがないところもあるそうです。

取材協力先 張替 喜世一・喜熨斗 智也

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