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調理師の必要な試験と資格は?

調理師の必要な試験と資格は?

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国家資格である調理師免許の取得には、2つの方法があります。1つめは各都道府県が実施している調理師免許試験に合格することです。もう1つは、厚生労働大臣が指定する調理師養成施設(短大・大学、専門学校など)で学び、決められた単位を取得して卒業することです。調理師養成施設を卒業すれば、無試験で調理師免許が得られます。ちなみに、2014~2023年度の全国平均の調理師免許試験合格率は、約60~70%と比較的高めです。

調理師免許試験

受験資格は中学校を卒業しており、加えて飲食店、給食施設、学校や病院などで、2年以上の調理実務経験があることです。受験資格があれば、各都道府県で行われる調理師試験を受験できます。申込期間・試験日程、試験内容は都道府県によって違いますが、おおむね食文化概論・公衆衛生学・栄養学・食品学・食品衛生学・調理理論・衛生法規となっています。受験料は6,000~7,000円。2023年度の合格率全国平均は60.8%。ちなみに2023年で合格率の高い県のベスト3は、第1位神奈川県の74.5%、第2位静岡県の73.4%、第3位長野県で73.0%となっています。合格率430~40%台の都道府県もあり、かなりばらつきがあります。

調理師養成施設

調理師を養成するための施設です。調理師法に基づいて、厚生労働大臣が指定します。短大・大学、専門学校、職業能力開発短期大学があります。自分の居住する都道府県にどのような調理師養成施設があるのかは、各都道府県庁などのホームページで確認するか、直接電話で問い合わせれば教えてもらえます。

専門調理師・調理技能士

調理の技術・技能を高め、調理師の地位向上を図り、食文化の発展、国民の食生活の向上・改善に寄与することを目的とした資格です。受験資格は、調理師免許を3年以上保持し、かつ8年以上の実務経験があること、または厚生労働大臣指定の調理師養成施設(短大・大学・専門学校など)で1年以上学び卒業し、免許保持期間が3年以上で実務経験が6年以上あること、さらに職業能力開発促進法に基づく専門課程または普通課程を修了し、免許保持期間が3年以上かつ実務経験が7年以上であることのいずれかです。試験は公益社団法人調理技術技能センターが年2回実施し、前期はすし料理・中国料理・給食用特殊料理、後期は日本料理・西洋料理・麺料理の6区分から1つを選択して受験します。また、試験は学科試験(食品衛生学・公衆衛生・栄養学・法規・安全衛生の共通問題40問、区分別専門問題20問)と実技試験があります。
合格すると受験科目のスペシャリストとして認められ、厚生労働大臣から「専門調理師・調理技能士」の称号が与えられます。同時に、調理師学校の教員資格が得られます。

2025年10月更新
出典

年度別(10年間)・都道府県別調理師試験合格率
(公益社団法人 全国調理師養成施設協会)
令和4年度調理師試験実施状況
(厚生労働省健康・生活衛生局健康課栄養指導室調べ)
令和5年度調理師試験実施状況
(厚生労働省健康・生活衛生局健康課栄養指導室調べ)

取材協力・監修

上杉大介※2025年10月更新
調理師。株式会社杉六 代表取締役。高校卒業後、調理専門学校を経てホテル・居酒屋・懐石料理店等のさまざまな飲食業種で修業。調理技術とともに接客経営業務も経験後、2006年、28歳で独立開業。2011年、株式会社杉六設立。現在も「食(和食)」「お酒(日本酒・焼酎)」すべて国産にこだわった業種を展開中。

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