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ゲームクリエイターの必要な試験と資格は?

ゲームクリエイターの必要な試験と資格は?

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ゲームクリエイターになる際に必須の資格はありません。けれども、ゲームクリエイターとして働く時に求められる、関連知識やスキルに関する能力を認定する試験はあります。関連する試験の中で、唯一国家資格が得られるのが、情報処理技術者試験です。情報処理技術者や民間資格のオラクルマスターなどの資格を取得していれば、就職試験の際に提出する履歴書に記入でき、ゲームクリエイターとして働きたいという意欲のアピールにつながるかもしれません。その他にも、いくつかの関連する民間資格があります。

情報処理技術者試験

情報処理関連で、経済産業省が認定する唯一の国家試験です。合格すれば、情報処理技術者としての知識・技能が一定以上の水準に達していることを認められます。全部で13分野の試験に分かれていますが、プログラマーが取得を目指すのが望ましい試験には、「基本情報技術者試験」と「応用情報技術者試験」などがあります。平成28年度の合格率は、前者が30.4%、後者が20.5%となっています。

オラクルマスター

日本オラクル社が認定する資格です。データベース管理者、アプリケーション開発者など分野ごとに資格があり、それぞれにブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナなどのレベルがあります。プラチナが最上位の資格です。シルバー以上の認定資格は、日本国内だけでなく、同時に世界共通の技術者としての国際認定資格となります。それぞれの分野に応じた知識やスキルがワールドワイドに認められ、また他の民間資格に比べて高い認知度をもつという強みのあるIT関連の資格です。

C言語プログラミング能力認定試験、Java【TM】プログラミング能力認定試験

プログラマーがプログラミングをする際に必要になるコンピュータ言語に関する能力認定試験です。どちらも、サーティファイ情報処理能力認定委員会が主催・認定しています。それぞれ1~3級があり、3級は該当言語を使ってプログラミングを学び始めた初心者が対象。1級は該当言語でのプログラムの仕様変更や、それに伴うプログラミング作成の能力がテーマです。プログラマーとして第一線で働いている人のスキル保持を認定する試験です。2・3級は筆記試験、1級はパソコンを使用した実技試験で行われます。

色彩検定(R)

色彩検定協会が認定する資格で、1~3級があります。1級が最上位資格です。一般的に感性によるものだと思われがちな色に関する知識や技能を、理論に裏付けされた活用能力の持ち主であることを認定する資格です。グラフィックデザイナーが効果的な色彩設計を行う際に活用できる資格です。

CGクリエイター検定、CGエンジニア検定

CG-ARTS協会が主催・認定しています。CGクリエイター、CGエンジニアどちらの検定にもベーシックとエキスパートの2種類があり、前期・後期の年に2回、検定試験が行われます。CGクリエイター検定は、2DCG(2次元コンピュータグラフィックス)の基礎から3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)制作の手法など、CGエンジニア検定は、ゲームのソフトウエア開発やカスタマイズ、システム開発を行うための知識や技能を測るものです。CGクリエイター検定はグラフィックデザイナー、CGエンジニア検定はプログラマーの一定の能力の持ち主であることを証明します。

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