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手話通訳士

聴覚障がい者とのコミュニケーションを支える、手話のエキスパート
話を音声言語に、あるいは音声言語を手話に訳する仕事です。主に、聴覚障がいのある人がほかの人とコミュニケーションをとる際に手話を使って通訳・仲介を行います。手話通訳士と名乗って働くためには、厚生労働大臣認定の手話通訳技能認定試験に合格する必要があります。裁判や選挙の際の政見放送など公的な場で手話通訳をするためには、手話通訳士の資格が必須となります。細かい感情やニュアンスも正確に伝えるためには「手話ができる」だけではなく、通訳するための高度な技術が求められるため、手話の通訳者として一人前になるにはかなりの経験が必要といわれています。テレビで手話通訳が取り上げられたり、障がい者差別解消法が施行されたりして手話への関心は高まっていますが、まだまだ絶対数が足りない状況にあります。聴覚障がいのある人の社会参加がより進む今後において、活躍が大いに期待されている職業の一つと言えるでしょう。
手話通訳士
手話通訳士

手話通訳士

聴覚障害者に代わり、公正な立場で意思伝達を行う専門職
聴覚に障害をもつ人と健聴者のコミュニケーションを円滑に取り持つ仕事。実際の通訳場面では、両者の意見や立場を知る唯一の人物として、高い通訳技術と公正な判断力が求められる。そのため、ハイレベルな手話のスキルはもちろん、障害者福祉に関する知識なども必要だ。試験は学科と実技の2段階で行われ、合格率は例年10%前後と難関。合格するには、目安として3年以上の手話通訳経験が欲しい。
手話技能検定

手話通訳士

手話技能のレベルを段階的に評価。学習の目安としても最適
手話技能検定協会が2001年から実施している、手話の技能レベルを判定するための試験。1級から7級まであり、レベルにあわせて段階的に合格を重ねていくことができるなど、学習意欲を向上させる効果もある。5、6、7級は習い始めの人のステップアップに最適。3、4級は企業や団体の窓口業務にも対応できるレベル。1級ともなると聴覚障害者と同等の手話レベルがあると評価され、手話通訳やインストラクターの道も開ける。
全国のオススメの学校
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手話通訳士の学校の選び方

POINT
手話通訳士を目指すための学校として、大学・短大の福祉関係の学科、手話通訳のコースをもつ専門学校が候補となります。手話通訳士の受験資格は20歳以上で、学歴は問われません。しかし、進学することで福祉に関する知識を身につけられたり、実習を通じて福祉の現場に触れることができたりするので、将来手話通訳士として活躍するために役立つ経験ができるでしょう。また、手話通訳士は、裁判、病院、結婚式などさまざまな場面で幅広い年齢層の人と仕事をする職業なので、学生生活を通じてあらゆる人生経験を積むことも、手話通訳士としての仕事の幅を広げてくれるはずです。

手話通訳士に求められる人物は?適性を知る

POINT
常に人とかかわって仕事をするのが手話通訳士です。そのため、「人が好き」「人とコミュニケーションをとることが好き」という人が向いています。また、手話通訳するうえでは、会話をする人たちに対して中立な立場で思いやりの気持ちをもって接することが大切です。両者が話をきちんと理解できているかにも注意を払い、もし理解できていないようであれば必要に応じてケアをするなど、状況を把握して瞬時に判断する力や、相手が不快に感じないようなコミュニケーション力も必要です。

手話通訳士の必要な試験と資格は?

POINT
手話通訳士の資格を得るためには、社会福祉法人聴力障がい者情報文化センターが実施する手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)に合格する必要があります。これは、厚生労働大臣の認定により1989年から始まった試験です。年1回開催され、学科試験と実技試験があります。学科試験では、障がい者に関するあらゆる法律や福祉、聴覚障がい、手話、日本語のことなど、聴覚障がい者と接したり、手話通訳をしたりするうえで必要となる深い知識が問われます。一方、実技試験では、聞取り通訳と読取り通訳を行います。第28回の試験では、講演会の聞取り通訳や無料法律相談コーナーでの読取り通訳など、実際に手話通訳を行うシーンを想定した問題が出されています。近年の合格率を見ても20%に満たないほど、取得が難しい資格です。手話通訳をするために必須となる資格ではありませんが、難易度の高い試験に合格することで、確かな知識や技術を証明することができます。

手話通訳士を目指せる学校の学費(初年度納入金)

POINT
大学・短大
初年度納入金
114万円
 ~ 133万 5800円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
専門学校
初年度納入金
80万円
 ~ 115万円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
※ 
記載されている金額は、入学した年に支払う学費(初年度納入金)です。また、その学費(初年度納入金)情報はスタディサプリ進路に掲載されている学費(初年度納入金)を元にしております。卒業までの総額は各学校の公式ホームページをご覧ください。
手話通訳士の仕事内容

手話通訳士の仕事内容

手話という言語を用いて、聴覚障がい者と、聞こえづらさのない人とのコミュニケーションが円滑に進むようにサポートをします。手話とは、独立した一つの言語であり、手振りや顔の表情、口の動きなどによって表現する伝え方の手段です。手話通訳士は、日常会話をはじめ、講演、交渉、手続きなど、あらゆるシーンで手話通訳を行い、聴覚障がい者のコミュニケーションを支えます。医師との会話、銀行との契約など、場合によっては人権やプライバシーに大きく関わるような重要な場面での手話通訳も行うため、その責任は非常に大きなものです。「聞こえない」ことによって聴覚障がい者に不利益が起こらないように、また聴覚障がい者が主体的に社会参加できるように、あらゆる場面で手話通訳を行ってサポートしていくことが手話通訳士の仕事です。

手話通訳士の気になる?年収・給料・収入

POINT
働く地域や会社、正規・非正規などの働き方によって給料はさまざまです。市町村役所・役場や企業、福祉関連施設で正規職員・社員として働いている場合は、ある程度安定した給料を得ることができます。一方、自治体や福祉関連施設などの非正規職員の場合、求人情報サイトなどの情報を参考にすると時給1000円~1500円あたりが相場のようです。手話通訳派遣センターや団体などに登録している場合、地域や団体などによって金額は異なります。基本的には手話通訳にかかった時間に応じて料金が設定され、首都圏などでは最初の1時間は約5000円~6000円ほど、それ以降は1時間ごとに料金が加算されていくような体系が見られます。非正規職員・社員として働く人が多い状況もあり、「手話通訳士の仕事だけで生計を立てるのは難しい」という意見も聞かれますが、近年では手話通訳士の活躍の幅が広がり、状況も変わりつつあると言えます。実際にフリーランスとして活躍し、生計を立てている人が少なからず出てきていますから、専門性を高めることで今後は手話通訳士として食べていける人が増えていくと考えられるでしょう。

手話通訳士の就職先・活躍できる場所は?

POINT
主な就職先は自治体などの行政機関、福祉関連の施設があります。非正規社員・職員として働く人の数も多いようです。そのほか、行政や民間の手話通訳派遣センターなどに登録して働くケースもあります。また、フリーランスとして活躍している人もいます。派遣センターなどに登録している人やフリーランスの人は、その都度発生する手話通訳の依頼を受けて仕事をします。手話通訳士は聴覚障がい者のコミュニケーションを支える仕事なので、聴覚障がい者が誰かと話したり、誰かの話を聞いたりといった状況が発生するあらゆる場所で仕事をすることになります。医療・福祉・教育・司法など携わる領域も多岐にわたり、毎日違う場所で、違う人と仕事をしています。
  • 市町村役所
  • 障害児関連施設
  • 障害者福祉施設
  • その他行政機関
  • 都道府県庁
  • 病院
  • 福祉関連相談所
  • ボランティア団体

手話通訳士のズバリ!将来性は?

POINT
2016年に障がい者差別解消法が施行され、障がいのあるなしにかかわらず、誰もが暮らしやすい社会を作ろうという動きが広がっています。全国的にも手話言語条例が制定され始め、言語の一つである手話を普及させ、聴覚障がい者が暮らしやすい環境を整える動きが徐々に広がっています。聴覚障がい者の社会参加の進展が広がっていく中で、手話通訳士においては、聴覚障がい者の日常生活のコミュニケーションを支えるという役割に加え、聴覚障がいのある専門家の仕事を支える役割も出てきています。今後は、手話通訳のエキスパートとしてより高度な知識や技術が求められる場面が増えていくと考えられます。

手話通訳士のやりがいを聞いてみよう

「聞こえづらい」ために困っている人を手話通訳によって手助けできるのが手話通訳士の大きなやりがいです。手話通訳によってコミュニケーションがスムーズにとれるよう、また、必要な情報を得られるようにサポートしていくことで聴覚障がい者を支えていきます。また、手話通訳士は聴覚障がい者が必要とするだけでなく、「聴覚障がいのある人とコミュニケーションをとりたいけど、手話がわからない」と困っている聞こえづらさのない人にとっても必要な存在です。人々から頼られるというよろこびはもちろん、手話通訳することでその人たちが笑顔になったり、生き生きと活躍したりする様子を目にした時も「この仕事をしていて良かった」と感じると言います。さらに、仕事を通じてあらゆる人に会ったり、普段は入れない場所に行ったり、知らない分野の知識を得られたりと、自分の世界を広げ、自分自身を成長させることができるのもこの仕事の魅力です。

手話通訳士の志望動機を教えて!

「聴覚障がいのある人が家族や友人にいた」など身近に手話を使う人がいたことがきっかけで、「聴覚障がいのある人とコミュニケーションがとりたい」という気持ちから手話を習得し、徐々に「手話通訳士になって、聴覚障がいのある人の役に立ちたい」と目指すようになった先輩が多いようです。自分の努力によって専門性を高めることが、助けられる人の幅を広げることにつながるので、「役に立ちたい」「困っている人を助けたい」という気持ちの強さが大事になるでしょう。
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手話通訳士の就職先

手話通訳士の就職先

勤務先は、自治体、公共機関、各種福祉施設、医療機関など。就職の面接や講習会の通訳、メディアへの出演など、活躍の場が増えている。
手話通訳士をとるには

手話通訳士をとるには

手話通訳士の受験資格

年齢が20歳(受験日の属する年度の3月末日までに20歳以上に達する者を含む)以上の者

手話通訳士の合格率・難易度

合格率
2.1%
※2016年1月発表

資格団体

社会福祉法人 聴力障害者情報文化センター
電話:03-6833-5003
URL:http://www.jyoubun-center.or.jp/
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手話技能検定の就職先

手話技能検定の就職先

公的機関、公共機関、企業の窓口などで活躍が期待できる。上級になると手話通訳士をめざす人も多く、就職の面接や会議、講演会における通訳など活躍の場は広がる。ボランティアとして活動する場合も多い。
手話通訳士をとるには

手話技能検定をとるには

手話技能検定の受験資格

7級~準2級までは制限なしで、小学校の中学年程度の国語力がある者なら受験可能。2級以上は下位級取得が条件となる。

手話技能検定の合格率・難易度

合格率
※2013年度

資格団体

特定非営利活動法人 手話技能検定協会
電話:03-5642-3353
URL:http://www.shuwaken.org/

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