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バーテンダーとして働いていて、楽しいことや大変なことには、どのようなものがあるのでしょうか。働いている姿からは華やかな印象を受けますが、ほかの職種と同じように、その裏側には、いろいろな苦労もあるようです。街中にあるバーで、メインバーテンダーとして働く人の場合をもとに見ていきましょう。
お客さんが喜んでくれること、知らないことを知れること
バーテンダーにとってはお酒を作ることが仕事なので、新しいカクテルを考えたり、珍しいカクテルに出合ったりといったお酒の勉強をしているときが、とても楽しいと感じるバーテンダーは多いようです。
そのためには、お酒を作りながら「これとこれが合う」「これとこれが合うなら、このお酒も合うのでは」など、お客さんから頼まれたときなどに素早く対応できるよう、いつもいろんなことを考えるクセをつけておくことが大事なようです。
また、ウィスキーの蒸留所に勉強しに行ったり、新商品のセミナーに参加したりして勉強したこと。例えばお酒の味などをお客さんにきちんと伝えることができ、興味をもったり気に入ってくれたりしたときは、バーテンダーとしてやりがいを感じる瞬間と言います。
さらにお酒に関することでお客さんから頼られることはもちろん、その期待にこたえることができ、お客さんの笑顔を見られたときも楽しさを感じるそうです。
やはり、バーテンダーにとっては、お客さんがよろこんでいるのが一番とのことです。
お客さんとの会話が弾まないときが大変
楽しく感じる瞬間がたくさんある接客ですが、その分、大変なこともまたお客さんとのやり取りの中にあったりします。
特に慣れないうちはお客さんと「どういう会話をすればいいのか」など、不安や緊張を覚えることも少なくなく、うまくコミュニケーションが取れず大変だと感じる場合もあるそうです。
仕事としてのゴールが見えにくいことも大変だそう。お客さんが来店し、お酒を出して会話し、お会計までで、いったんゴールにはなりますが、実はそこからもう一回来店してくれるかどうかもまた目指すべきポイントです。
そうした繰り返しの中、お酒の完成度や接客という面はお客さんによろこんでもらえるよう、常に更新していかなければならないことも、大変だと感じる要素の一つだと言います。来店する側は気にしていないかもしれませんが、自分の中でハードルが上がっていくと感じるときもあるようです。
また、仕事が夜中心のため、どうしても昼夜逆転の生活になってしまいます。仕事が終わったあとは帰宅して就寝するだけなのに、寝るまでの間についつい食べ過ぎてしまったり、睡眠を優先して運動不足になりがちだったり、健康や体形の維持にも必要以上に気を使う必要があるそうです。
バーテンダーに健康や体力は欠かせませんので、しっかりと体調管理を心がけましょう。
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