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警察官の研修ではどんなことをするの?

警察官の研修ではどんなことをするの?

警察官(地方公務員)として採用されると、各警察本部の警察学校に入校することになります。自宅や下宿からの通学は禁止されており、全員が寮に入って共同生活をしながら、警察官として身につけておくべき倫理や法学、けん銃の扱い方や逮捕術などを学びます。大卒者は6カ月(+職場実習後の補修2カ月)、それ以外の学校卒業者は10カ月(+職場実習後の補修3カ月)の間、警察学校に通うことになります。

寮生活のルール

男子も女子もそれぞれ大部屋で生活をし、食事も決まった時間に食堂で一斉に食べることになります。おしゃべりはせず素早く食べるという雰囲気で、周囲のスピードについていくので精いっぱいだという人もいるそうです。
土日祝はお休みで外出や外泊もできますが、まとまった長期休暇は年末年始のみとなります。

ある警察学校の1日

<AM>
・6:30/起床、グラウンドで点呼、警察体操、ランニング
・7:10/掃除、朝食
・授業(90分間×2コマ)
・昼食、休憩(1時間)

<PM>
・授業(90分間×3コマ)
・17:10/掃除、夕食、自由時間(筋トレ、売店で買い物、洗濯・アイロンがけなど)
・19:00~21:00/自習時間(レポートなどの課題、テスト勉強)
・21:30~22:00/体育館で点呼
・22:00/自由時間
・23:00/就寝(消灯)

授業内容

警察学校に入校した時点ではどの課に配属されるかわからないため、どの課に行っても通用するよう幅広く知識を習得することになっているそうです。
授業は講義形式のものと実技訓練形式のものがあります。

・警察倫理教養(警察官としての在り方)
・一般教養(警察幹部や外部の有識者による教養授業、講演。警察史、心理学、法医学など)
・法学(法学概論、憲法、行政法、刑法、刑事訴訟法、民法)
・実務(警務、交通、警備、安全、通信)
・術科(体育、けん銃操法、救急法、逮捕術、柔剣道、合気道)
・その他(実務修習、試験、学校行事)

警察学校ならではの授業と言えるのが「けん銃操法」と「逮捕術」でしょう。逮捕術の授業では、“短刀vs警棒”“徒手vs徒手”など、さまざまなシーンを想定して実戦形式で試合をおこない、武器の扱いや身のこなし、スムーズな逮捕術を学びます。
また、機動隊の装備を身につけてランニングをおこなう「警備」の授業は、心身を鍛えるトレーニングの中でも特にキツイものだそうです。
さらに意外なものとして、フィットネス、美術、軽音楽などのクラブ活動の授業が週一回あるほか、体育大会も開催されるそうです。

警察学校で得た友情は人生の財産に

警察学校に入校すると同時に、公務員としての給与が支給されることになります。これは、学生といえどもすでに“警察官のタマゴ”であり、職務の一環として訓練を受けるということを意味します。学校での数カ月は自由も少なく、多忙で過酷な日々となりますが、それゆえ同じ苦労を共にした仲間の間に芽生える友情はかけがえのないものだと言います。

無事に迎えた卒業式の日は、安堵の気持ちとやりきった達成感、そして仲間と離れるさみしさに涙する人が多いそうです。卒業後も、警察学校での日々や仲間の顔、そして「一人前の警察官になる」という初心を思い出すことが、困難も乗り越えるためのパワーの源になってくれることでしょう。

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