弁護士が登場するマンガやドラマ【スタディサプリ進路】

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弁護士が活躍するドラマは、事実とは多少異なる描写はありますが、雰囲気を感じたり、仕事に対するスタンスを感じ取ったりするにはもってこいです。ここでは2つのドラマを紹介します。

注目のドラマは「リーガル・ハイ」と「99.9-刑事専門弁護士」

『リーガル・ハイ』
発売元：フジテレビジョン
販売元：TCエンタテインメント
発売中
価格：Blu-ray 28,200円+税、DVD 22,800円+税
(c) 2012 フジテレビ／共同テレビ

『99.9－刑事専門弁護士－』Blu-ray/DVD-BOX 好評発売中！
製作著作・発売元：TBS

販売元：TCエンタテインメント

▼「リーガル・ハイ」は、法廷でのせりふに注目
偏屈で気分屋なのに憎めない弁護士が主役のドラマ『リーガル・ハイ』。一番の注目点は
「弁護士・古美門研介が法廷で述べる論の素晴らしさ」
だと、ある弁護士さんは言います。
特に最も盛り上がる２話構成の話では、
「弁護士である自分も、依頼者や裁判官にこのように物事を伝えられたらいいな」
と思えるような、言葉づかいをしているので、おすすめだそうです。

▼『99.9-刑事専門弁護士』は、真実の追及の過程が見もの
『99.9-刑事専門弁護士』では個性的な刑事専門弁護士が、逆転不可能と思われる刑事事件に挑む話で、真実を追及するために徹底して証拠を集める過程がクローズアップされています。現役の弁護士の目から見ても現実に近く、非常によく作りこまれていたそうです。刑事弁護において日本でトップクラスとされている弁護士が取材協力したことで、業界でも話題になりました。

真実は一つではないと教えてくれる漫画『弁護士のくず』

『弁護士のくず 1巻』／井浦秀夫／小学館

井浦秀夫さんの漫画で、ドラマ化もされた『弁護士のくず』は、
「真実は一つでないし、どちらの人間が正しいかなんてわからない」
ということにフォーカスした作品です。
セクハラまがいの言動をする一見失礼な弁護士の九頭が、最初は依頼者のために動いていると思いきや、実はこの依頼者にこそ驚くべき側面があって……と二転三転しながら真実をつまびらかにしていきます。実際の裁判に近い漫画です。

「事実は小説より奇なり」

ふつう、紛争や争いごとを目にすると、「どちらかが悪くてどちらかが良い」というイメージを抱きがちです。しかし、実際はそうではない、ということがよく理解できる作品を、ここではとり上げました。
実際の事件においても、複雑に入り組んだ背景があることも多いようです。ある弁護士さんはこう言います。
「事実は小説より奇なりではありませんが、実際に私たちが取り扱う案件は、ドラマの筋書きを超えることばかり」
例えば、離婚の事件の場合、夫が浮気したと相談に来る妻も浮気をしていることがあったり、さらに、話が進むうちに、夫がDVをしていたり、妻が夫のボーナスを奪って逃げたりしたといった新たな事実が出てきます。新事実や決定的な証拠は、最初に依頼者から話を聞いた段階ですべてが出てくることは、ほとんどなく、相手との交渉や裁判が進んでいくにつれて、新たに出てくることが多いものなのだそうです。

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