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日本語教師の楽しいことと大変なこと

日本語教師の楽しいことと大変なこと

日本語学校の教室には、さまざまな国から来た外国人がいます。業務上、多くの日本語教師が感じられる楽しいことにはいったいどんなことがあるでしょうか。また、日本語教師として授業をするなかで、大変なことや難しいと思うことはどのようなことでしょうか。ある日本語教師に聞いてみました。

楽しいこと

ある日本語教師は外国にあこがれがあり、海外旅行が好きで外国人と交流したいと思っていたそうです。でも英語が得意なわけではないので、何ができるかと考えたときに日本語の先生になろうと思ったのが、この仕事をするきっかけだと言います。日本語教師になった現在、教室のなかでさまざまな外国語が飛び交っていて、たくさんの国籍の人と交流できることやそれぞれの国の文化に触れることができるのがすごく楽しいと話します。
学生は本当にかわいくて「先生の授業は楽しい」「先生の教え方はわかりやすい」などと言われるとうれしいし、「わかった!」という納得の表情が見られたりしたときは、あの教え方でよかったのだと正解をもらったようで素直にうれしいのだそうです。
学校では3か月ごとに大きなテストがあり、その成績結果に応じたレベルでクラス替えをします。20課まで終わった場合、つづきの21課から進む人がいれば、成績に応じて15課に戻る人や5課からやり直しになる人もいます。先生もそのたびに変わりますが、どのクラスを担当するかはわかりません。そんなときに、以前に担当していたクラスの学生と話す機会があると、会話のレベルが上がっていて驚くことがあるそうです。駆け寄ってきてくれるだけでもうれしいそうですが、学生の成長が見られたときは本当によかったと思うし、楽しい仕事だと感じると話してくれました。
個人的には、国籍の違う学生同士が習いたての日本語を使って会話をしているのを見たときはなんともかわいいと感じるそうです。はじめは出身国ごとにグループで固まってしまいますが、日本語が話せるようになってくるとしだいに違う国の人と仲良くなっていきます。異文化交流が目の前で繰り広げられていて友達になっていく過程が見られる、その橋渡しを自分が担っていると思うと感慨深いといいます。
学生たちは日本で活躍することを夢見て、大学や専門学校に進むことを前提に日本語学校に通っています。ほとんどが10代から20代なので若く、自分の子どものように感じるのだそうです。学生にはしっかり日本のことを伝えて、元気に羽ばたいていってほしいと話してくれました。

大変なこと

授業は楽しいけれど、授業以外の準備が大変だそうです。学校の方針や設備にもよりますが、教案や教具づくりはとにかく時間がかかると言います。
初級を担当していても、初級なりの大変さがあります。言葉のコントロールが難しいためです。未習語を理解していることや授業を進めるスピード、しゃべる速さなどすべてをコントロールしなければなりません。今日はこの言葉は使えないけれど、明日になれば使える、など、授業で使う言葉も毎日変わります。チームティーチングでいくつかのクラスを担当しているので、日によって使う未習語が違い、混乱しがちです。そのため、常に勉強が必要だそうです。どんな仕事もそうですが、言葉は生きていて、どんどん変わっていくので、常にアップデートしておかなければなりません。
また、卒業後の進路指導がとても大変だと言います。2年で卒業しないといけないので、必死に指導することになります。とにかく日本にいたいという人もいるので、将来をどう考えているのかなど学生のことを考えて進路指導をする必要があるそうです。
国籍比率などによってクラスごとに特色があり、雰囲気や返ってくる反応も違うので、同じ進め方ではだめな場合があると言います。お国柄によっても勉強スタイルに違いがあり、クラスにあった教案で臨機応変に進めなければなりません。同じことを教えていてもまったく同じ授業はないのが、難しいのだそうです。やりがいに感じるときもありますが、大変なことだと話してくれました。
さらに、教案作成などに時間がかかるため、先生方は過重労働になりがちだそうです。かわいい学生のためだと思ってつい負担を背負い込んでしまうのかもしれません。非常勤という待遇が多いことも問題視されており、今後、国家資格ができて、地位や給与が上がることを期待したいとのことでした。

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