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日本語教師のズバリ!将来性は?

日本語教師のズバリ!将来性は?

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日本語教師は、世界の政治や経済情勢の影響を受けやすい職種です。
世界のビジネスシーンを見れば、現在、日本語の需要はそう多くないかもしれませんが、国内の企業では活躍する外国人の姿が以前に比べて目立ちます。また、アニメや漫画、音楽、ファッションといったサブカルチャー、世界遺産登録や東京オリンピック開催決定の影響も相まって、日本に関心のある外国人は増加していると考えられます。
そのため、趣味や進学、仕事など日本語を学ぶ目的も多様化しています。そうしたニーズに合わせて今後は、進学、ビジネスなど得意な専門分野をもっていると強みになると考えられます。
また、インターネットを使ったオンラインレッスンも人気があり、働き方が多様化するとともに、活躍する場は増えていると言えます。

企業内での日本語教育の必要性が高まる

国際的な労働力として、アジア圏を中心に外国人スタッフを雇う企業が増えています。
そうした外国人スタッフが日本で日本に合わせたコミュニケーションやサービスを提供するため、日本語教師の力が求められています。特に日本語は敬語などシーンに合わせた言葉の使い方があるなど、外国人にとってはとても難しい言語と言われています。適切な教育をするためにも、日本語教師の能力が着目されています。

専門分野をもつなど、力をつけることで活躍の場が広がる

上で紹介したように、ビジネスのために日本語を習得したいという人が増えているだけでなく、日本のアニメや漫画などサブカルチャーをきっかけに日本について知りたい、日本の大学・大学院に進学して研究をしたいなど、生徒のニーズは多様化していると言えます
。例えば、面接や論文など受験対策も含めた指導ができる、メールの書き方などビジネスマナーに詳しいなど、日本語を教えるだけでなく、生徒の目的やニーズに特化した指導ができることで、生徒から選ばれる日本語教師となれるはずです。
また、近年では、EPA(経済連携協定)に基づいた看護師・介護福祉士の日本受け入れ制度が実施されています。これは、外国の看護師・介護福祉士の候補者が日本の病院や介護施設で就労・研修を行い、日本の看護師・介護福祉士の国家資格の取得を目指すものです。
国家資格を取得すると、引き続き、日本国内で看護師や介護福祉士として働くことができます。看護師・介護福祉士の候補者は日本に来る前に一定の日本語研修を受けていますが、慣れない言語を習得するだけでなく、その職業特有の専門用語も多くあるため、日本に来てからも就労や研修の合間をぬって日本語を勉強する人が多くいます。そうした人たちに対して、看護師・介護福祉士に必要な知識や情報をもっている日本語教師がいれば、重宝されるでしょう。
このように、進学、ビジネス、看護、介護など何かの分野に特化した専門性を身につけることで、いっそう活躍の場が広がっていくと考えられます。

働き方が多様化する可能性

インターネットを使ったオンラインでの個人レッスンも増えています。
オンラインレッスンなら、日本にいながら海外に住む外国人に授業を行うこともできるほか、ある程度、自分の希望に沿って授業時間を設定するなど、仕事量を調整しやすい面もあります。
例えば、日本語学校に勤務しながら、日によって空き時間にオンラインで個人レッスンを行うなど、自分のライフスタイルに合わせた働き方がしやすいでしょう。フリーランスであっても実力や工夫しだいで活躍できるチャンスは増えていると言えます。

自国の歴史や文化をより深く理解し、積極的に伝える必要性

「外国人の方が日本の文化に詳しい」というようなことがしばしばあります。
これから日本語教師になる人は、日本語のみでなく、日本について発信するプロであるという自覚をもって生徒に伝えていくことが大切です。日本に興味がある外国人に対して、単に日本語を教えるだけでなく、日本語の意味や用途、由来、そして、歴史や文化などを伝えることがより大切になるでしょう。
日本の良さ、正しい日本語の積極的な発信者になっていくことができれば、自分自身の仕事のやりがいも増し、求められる日本語教師となれるでしょう。

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