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絵本作家の1年めというと、普通はデビューしてからキャリア年数を数えるのでしょうが、実際のところ、どのような経緯でデビューするのかも気になります。そこで今回は、絵本作家1年めはどのように過ごしていくかについてだけでなく、デビューするまでの道のりも含めて見ていきましょう。
絵本作家としてデビューする方法は5パターン
話を聞いた絵本作家によると、デビュー作を出すまで3年くらいの修業期間を経て、デビューすることが多いそうです。
絵本作家としてデビューする方法としては「持ち込み」「展覧会」「コンペ・新人賞」「ワークショップ」「スカウト」といったルートがあります。
持ち込みは、自分で出版社などに連絡して見てもらうのですが、編集者も忙しく、持ち込みのハードルは高いようです。また、展覧会に編集者を招待して絵を見てもらう方法や、自費出版で絵本を作って見てもらうほか、賞を獲得することでもデビューへの道が開けてきます。
なかでも多いのが、編集者や絵本作家が主宰するワークショップに参加してデビューを目指すルートだそうです。
絵本作家志望の人が多く通っていて、ラフを持っていくとチェックして意見を言ってもらえます。ラフは参加している生徒で共有し、先生役の編集者が各ラフに行う講評を聞くことができますので、編集が求めているものがわかってくるというメリットもあるそうです。
デビュー1年めは2作目の絵本づくりがスタート
デビュー作が発売されると絵本作家としての活動が本格化します。デビュー1年めには、2作めの制作をスタートさせることになります。
物語作り中心の絵本作家の場合、絵本制作はラフ書きから始め、物語とラフができたら編集者と打ち合せを行います。イラスト専門や絵とストーリーの両方を手がける絵本作家なら、このときに原画も一緒に提出したりするそうです。
打ち合せで聞いた指示に従って手直しを加えるという作業を数カ月、数回にわたって繰り返し、編集者から「良くなりました」「おもしろくなりました」と判断された時点で、絵を描いてくれる人を相談します。ストーリー専門の絵本作家ならではの打ち合せです。
絵本作家と編集者がそれぞれ候補となる人物を挙げていき、実際にオファーを出してOKをもらったら、ラフの内容に基づいて本書きをしてもらうことになります。本書きは内容や人によって日数は異なってきますが、少なくとも3カ月前後はかかるそうです。
例えば、幼稚園・保育園の年中・年長向けの絵本の場合、32ページ構成が一般的で、見開き15枚と扉絵、さらに表紙などの原画を描いてもらうことになります。
このあたりからデザイナーも作業に入ってきて、本の形・装丁、題名のロゴや文章のテキストなどを作っていきます。
そういった作業を経て校正などを行い、ようやく出版され書店などに並びます。絵本が出版されたときは、出版イベントや原画展が開催されるケースもあります。
2作めを出すのもなかなか大変なことだそうですが、デビュー作と比較すると2作めは出版社でも企画などが通りやすくなるようです。
取材協力先 加藤 志異
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