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大学教員の学校の選び方

大学教員の学校の選び方

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大学教員になるためには大学を卒業すること、その後大学院を卒業し「博士号」を習得することが大前提となります。しかし、どの大学・大学院を卒業したかはそこまで影響しません。必ずしも自分が卒業した大学・大学院でないと大学教員になれないわけではないため、大学進学時・大学院進学時に「どの大学で教員になりたいか」までを見すえる必要はあまりないといえるでしょう。

博士課程を卒業し博士号を習得していることは必須

基本的に、大学院を卒業し「博士号」を取得することは大学教員になるための必須項目です。ごくまれに「学士」(大学卒業の資格のみ)で大学教員になれることもありますが、多くの大学は大学教員の募集要項に「博士号を取得していること」と記載しています。

年配の大学教員は「博士号」取得に代わる書籍の執筆でOKの場合も

これから大学教員を目指す皆さんにとって「博士号」の取得は必須です。しかし、50代以上の人が大学教員を目指す場合、その年代の人は時代的に「大学卒業後、大学院に進まなかった」ということもあります。そのため、実績はあるけれど「博士号」の取得のみできていない年代の人のために、大学教員の募集要項に「博士号取得、もしくはそれに相当する書籍の執筆経験など」という記載がされていることもあります。

取材協力

トミヤマユキコ

ライター/大学講師。早稲田大学法学部、同大大学院文学研究科を経て大学講師に。少女マンガ研究を中心としたサブカルチャー関連講義を担当している。ライターとしては『小説すばる』『yomyom』『エル・グルメ』などで日本の文学・マンガ・フードカルチャーに関する連載を持つ。著書に『夫婦ってなんだ?』『40歳までにオシャレになりたい!』『大学1年生の歩き方』など。

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