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ソムリエの学校の選び方

ソムリエの学校の選び方

全国のオススメの学校

大学・短大、専門学校では、飲食業に関連したさまざまな知識や技術を学ぶことができます。
このうち調理系の専門学校では、フードビジネスに関する経営ノウハウも学ぶことができるため、ソムリエとして経験を積んでから独立・開業したいと考えている人は、将来的に役立つ知識を身につけることができます。
20歳以上の人がワインの知識・技術を得るには、ソムリエを養成する学校で勉強するのが早道です。日本ソムリエ協会(JSA)が実施するソムリエの認定試験の受験対策コースを設定している学校もあり、資格取得に向けた勉強を無駄なく進めることができます。

大学・短大で学ぶ

大学・短大の栄養学科などでは、ソムリエになったときに役立つ幅広い知識を学ぶことができます。
カリキュラムでは、食品に関する正しい知識を身につけることができるほか、食の分野をはじめとするさまざまな企業のインターンシップに参加できる機会なども用意されており、実践的な知識や技術を習得できます。

より専門的なソムリエを目指す方には、ワインや醸造学を専門に学べる学科が人気です。日本の大学に限らず、フランスなど海外の大学にもあります。

通常の大学で学ぶ際には、特に西洋の歴史や地理学、農業学、フランス語や英語などの語学に精通しているかをチェックするとよいです。
なぜなら、フランスでワインが体系化されている背景には、フランス料理という食文化がベースにあり、かつ世界のワインはフランスワインがベースになっているからです。
フランスの地名がワイン名になっていることも多いので、フランスの地理を学んでおくことは、ワインを記憶するのに役立ちます。

専門学校で学ぶ

ソムリエになるための知識や技術を学べるのは、ホテル系、調理系、製菓系などの専門学校です。
ホテル系の専門学校では、ホテルビジネスの全般にかかわる実務の基礎と実践力を知識・理論・実技などの面からトータルで学ぶことができます。調理系の専門学校では、飲食全般にかかわる知識はもちろん、フードビジネスの経営ノウハウを身につけることができます。そして製菓系の専門学校では、製菓・製パン実習、カフェ・ビバレッジ(ドリンク全般とメニューの調理)実習など実践型のカリキュラムを数多く導入しており、「食」に関する多様な技術を身につけることができます。
フランス料理に詳しくなれば、お客さまに料理と相性の良いワインをおすすめしたり、料理の内容を聞かれたときに詳しく説明できたりするので、フランス料理を専門に学べる専門学校もおすすめです。
また、フランス食文化の歴史や背景、国際マナーを学ぶ授業がある専門学校もあり、そこで得た知識はそのままレストランのマナーやサービス実技につながります。

ワインスクールで学ぶ

20歳以上の人がワインに関する知識や技術を得るには、ソムリエを養成する学校で勉強するのが早道です。
こうしたスクールの中には、日本ソムリエ協会(JSA)が実施するソムリエ認定試験の受験対策コースを設定している学校もあります。テキストや講師陣も充実しているため、資格取得に向けた勉強を無駄なく進めることができます。通学するのが難しい場合は、通信講座を利用する方法もあります。
ワインスクールで学ぶ一番のメリットは、難しいと言われているワインのテイスティングを理論的に学べることです。
また、難易度の高いテイスティングの実技試験で必要な「ワインのテイスティングで使わない言葉・使う言葉」を正確に学ぶことができます。ワインを表現する際のボキャブラリーを豊かにするには、実際にたくさんの種類のワインを、解説を受けながら味わって学ぶのが近道です。

取材協力・監修

熊谷真由美※2020年8月31日更新

JSA認定ソムリエ 料理研究家 フランスチーズ鑑評騎士。料理教室とお菓子教室ラクレムデクレム新浦安(東京ベイ)主宰。パリの料理製菓専門学校ル・コルドン・ブルーにて最高免状を取得後、フィリップ・コンティチーニ氏のパリのミシュラン星付きレストランで修業し、帰国後、恵比寿のシャトーレストラン《タイユバン・ロブション》で研鑽を積む。独立後、家庭でも食文化を通じて、楽しい美味しい時間を過ごすフランス流のおもてなしを提案。1999年にワインとチーズのマリアージュの講座を先駆けで作った。著書に『ワインとチーズを楽しむ生活』(河出書房新社)がある。

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