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フードコーディネーターは海外で活躍できる?

フードコーディネーターは海外で活躍できる?

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実は、フードコーディネーターとしてのスキルは海外でも生かすことができます。実際に、シンガポールの外資系企業での勤務経験がある現役フードコーディネーターに、海外で働いたときの体験談や、海外で働くうえで求められるスキルについて教えてもらいました。

海外にもフードコーディネーターとしての活躍の場は多い

海外にもフードコーディネーターとしての活躍の場は多い

フードコーディネーターのスキルは海外でも生かすことができます。私は、現在は日本でフードコーディネーターをしていますが、シンガポールの外資系企業で日本食のコーディネーターとして勤務した経験があります。
具体的な業務内容は、現地のレストランで提供する日本食や、お弁当のメニュー開発です。メニューを考えるだけでなく、食品工場で現地の人が日本食を作れるようになるための指導を行っていました。
日本にいたら日本食を作れるのは普通ですが、海外に行けば“日本食を作れる”ことは非常に価値のあるスキルとなります。同じ仕事で、日本の2~3倍の給与がもらえることもあります。同じ能力であるにもかかわらず、環境が変わることで価値が変わることにはとても驚きました。
海外での勤務を考える場合、給与だけでなく、その土地での生活に関して入念な下調べをする必要があります。例えば、私が駐在していたシンガポールは物価が高く、一人暮らしの標準的な家賃が月20万円程度でした。日本の感覚で給与の計算をしていると、生活できない可能性もあるので、居住する前には住んだ時に必要となる感覚を養うことが大事です。

必要なのはチャレンジ精神!

海外で働くというと、まず気になるのが言葉の壁ですが、私の実体験から考えると、一番初めに大事なのは “チャレンジ精神”です。もちろん、語学はマスターしておくに越したことはありません。英語や現地の言葉で、料理に使う食材や動作についてコミュニケーションできるレベルの語学力が必要だからです。
しかし大切なのは、まずはその環境に臆せずに飛び込むこと、そしていかに現地の人に溶け込んで働けるかということです。
どれだけ言葉が話せても、その環境に身を置く決断ができなければチャンスに恵まれる可能性が低くなります。怖がらずに飛び込むチャレンジ精神は大事にしましょう。
ちなみに、私がシンガポールに赴任していたころの会社は、年上の男性が圧倒的に多い現地の食品工場でした。私はそこでチームリーダーとして勤務していました。
20代の日本人女性がいきなり上司になるわけですから、当初は言っていることを信用してくれないことも多く、落ち込むこともありました。しかし、朝は誰よりも早く出勤し、話せないながらに積極的にコニュニケーションを取ろうとするなど、仕事に対する姿勢を見せることで、周りの見る目が変わってきました。

海外での経験が日本での活動にプラスになる

シンガポールから帰国したあとは、自らのフードコーディネーターとしての活動に良い変化がありました。それは自信がついたことです。シンガポールで、現地の人と苦労しながらも信頼関係を築いた経験は自身を大きく成長させてくれました。
また、南国シンガポールのカラフル色彩感覚も生かされています。
海外で活躍するフードコーディネーターは、まだメジャーな存在とは言えませんが、日本食の広がりと同様に、活躍の場はこれからもどんどん広がって行くと思います。

取材協力

倉田 沙也加(フードコーディネーター)

大手食品商社にて2年勤務後独立し「大切な人を大事にするための料理」をモットーに活動。真似しやすく簡単な家庭料理のレシピ制作を得意とする。料理番組出演、料理動画サービスレシピ制作・撮影、料理記事の執筆や講師など多岐にわたり活躍。現在は、(合)HITOOMOI代表として活動中。

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