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外国文学はこんな人に向いている

外国文学が好きという人だけでなく、その国の文化や歴史に興味があるという人にとっても、作品を通してその国の魅力に生々しく触れられる学問といえるでしょう。英語やフランス語、中国語などの言語に興味がある人にとってはその国の言葉で書かれた作品を読むことで、言語表現の多様性や美しさを味わう能力が磨かれます。

※このコンテンツは2018年の取材に基づき構成しています

言語表現の多様性や美しさ味わう能力が磨かれる

その国の文化や歴史に触れたい

文学研究においては、作品が書かれた社会的な背景を綿密に調べることに多くの時間を割くことになります。例えば、『高慢と偏見』(ジェーン・オースティン)『嵐が丘』(エミリー・ブロンテ)などに代表される19世紀のイギリスを舞台にした作品には、意見を主張しない女性ばかりが登場しますが、その理由が描かれていません。それはなぜかと調べると、女性には選挙権が与えられず、女性が発言することがはばかられた時代だったというのが見えてくるわけです。このように文学作品を読むことを通してその国の文化や歴史に触れられるのが、外国文学を学ぶ醍醐味といえるでしょう。

英語や中国語、フランス語などが好き

英語や中国語、フランス語などが好きという人にとっては、その言語がもつ新たな魅力を知る機会にもなるはずです。例えば、英単語ひとつとっても、イギリス文学とアメリカ文学で異なる使われ方をすることがあります。さらに同じ地域であっても作品が書かれた時代、そして話者の性別や身分によっても形を変えていきます。そうしたニュアンスをじっくり味わえるのは日本語ではなく、その国の言語で読んでこそといえるでしょう。

語学力を磨き、就職に生かしたい

語学力に磨きをかけ、それを生かした仕事に就きたいという人にとっても有力な選択肢となるでしょう。外国語で書かれた作品を多数読むことで鍛えられる読解力を生かして翻訳家や中学・高校の教員となるケースも少なくありません。また外国文学を学ぶことで伸びるのは読解力ばかりというイメージがありますが、最近ではネイティブ講師による会話レッスンや、大学を休学することなく卒業できる留学制度を設ける大学も増えています。こうした機会を利用して実践的な語学力を磨くことでビジネスマンとして、航空会社や貿易会社などでの活躍も期待できるようになります。

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フランス文学作品の新たな解釈を教えてくれる先生

白百合女子大学 文学部フランス語フランス文学科
村中 由美子先生

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イギリス文学をマイノリティの視点で読み解く先生

実践女子大学 文学部英文学科
土屋 結城教授

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ことばをデザインする翻訳で、異文化と読者をつなぐ先生

神戸女学院大学 国際学部英語学科
スーザン・ジョーンズ 准教授

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