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健康科学のここが面白い

健康を維持するのに必要なのは、「刺激(運動)」と「材料(食)」のバランスです。健康科学の専門家という立場から、それを知り尽くしているのが管理栄養士。会った人すべての人をいまより元気にできる、それが管理栄養士という仕事のやりがいです。(神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科 鈴木志保子教授)

※このコンテンツは2018年の取材に基づき構成しています

会った人すべての人をいまより元気にできるのがやりがい

鈴木教授のゼミに所属する学生たちは、アスリートやプロスポーツ選手の食事指導やサポート方法についても実践的に学んでいる

プロスポーツの世界でもニーズが高まるスポーツ栄養学

競技力の向上を求めるアスリートやプロスポーツの世界で、スポーツ栄養学のニーズが日毎に高まっています。
人間には、交感神経と副交感神経が備わっていて、興奮しているときには交感神経が優位、リラックスしているときには副交感神経が優位になります。一般的には穏やかに過ごしていれば24時間のうちのほとんどが副交感神経の優位な状態で、その間に食べたものの消化・吸収が効率的におこなわれます。ところが、アスリートたちは、一日の3分の1を練習に費やしています。そのような生活では、副交感神経が優位になる時間が少なくなり、消化・吸収が効率よくおこなわれなくなります。運動量が多くなっているのですから、たくさん食べて補わなければならないにも関わらず、それができないという状況に陥っているわけです。
そこで、出番となるのがスポーツ栄養学です。まずは、不足したエネルギーを補わなければなりません。食べられる量には限界がありますから、エネルギー源となる主食、肉や魚などが中心になり、野菜や海藻などが不足気味になります。そこで、サプリメントなども効率的に使って、ビタミン・ミネラルを補います。実際の現場では、食事内容や運動量などのデータをとりながら、アスリート一人ひとりをきめ細かくサポートしていくことになります。

「食事」と「運動」と「体」の関係を実感することが大切

健康科学の中でもとくに栄養学を学ぶ学生は、将来、管理栄養士として栄養面からたくさんの人をサポートする仕事に就くことが多いでしょう。
そのために、まずは自分の体をコントロールすることを実践的に学びます。応用栄養学実習という授業では、毎日、食事、活動量、体重を記録し、どう食べれば体がどう変化するか、自分の体で体験します。さらに、自分で目標を定めて、太りたいならしっかり太る、痩せたいならしっかり痩せるように、食事や活動量をコントロールすることもおこないます。自分の体も上手にコントロールできないようでは、人の体をコントロールすることはできないという考え方に基づいた実践的教育です。まずは自分自身の体験を通して、食事と運動と体の関係を理解することを大切にしています。

あらゆる人たちの健康をサポートできる管理栄養士

人間の体を維持するには、「刺激(運動)」と「材料(食)」が欠かせません。いくら刺激を与えても、材料がそろわなければ体を作れません。ところが、現代は材料をしっかりとらずに、刺激を加えている人が少なくありません。
高齢者にもエネルギー不足の人が増えています。ジョギングやウォーキングなどを熱心に取り組んでいる一方で、食生活をみると、野菜は体にいいからと積極的にとるけれども、油は体に悪い、肉は胃にもたれるなどといって、結果的に偏った食事となっている人もいます。
脂質は細胞膜を作るために必要とされる栄養素ですから、体にとって重要な栄養素の1つです。油のとり過ぎは病気の原因になりますが、不足するのも、体にとって不調の原因となります。
つまり、人間の健康を維持するためには、「刺激」と「材料」のバランスがとれていることが求められます。それを専門的な立場から知り尽くしているのが栄養の専門職である管理栄養士です。会った人すべての人をいまより元気にできることが、何よりのやりがい。これから資格を取得する学生にもぜひ、それをめざしてほしいですね。

取材協力:神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科 鈴木志保子教授

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