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機械工学では何をどのように学ぶか

機械工学では、早い年次から実際にものづくりを体験します。基礎理論を学ぶのとあわせて、実際に機械を設計し、手を動かしながら、機械を制御する技術や機械工学研究の手法などを身につけていきます。

※このコンテンツは2017年~2018年の取材に基づき構成しています

早い年次からものづくりを実体験

早くからものづくりを経験し、現場感覚を磨く

基本的に機械の原理には大きな違いがなく、機械を分解して構造や動作原理を確かめたり、実際に動かすことが、機械技術者の第一歩となります。ですから、早い段階から機械づくりの現場の感覚を培う意味で、実際にものづくりに取り組む科目を設ける大学も増えています。
簡単な機械システムを企画し、デザイン、設計、加工、組み立てまでを体験します。講義、実験、実習を並行的に行いながら、機械システムについての知識と感性を高め、技術の変化に対応してメカの構造を改良したり、新しい発想を技術に反映できる工学的なセンスを養っていきます。
また、実際に目で見たり、体験したりすることで力学など座学の理解も深まるため、相乗効果も期待できます。何より、自分のイメージしたものを自分の手で形にしていくのはものづくりの醍醐味です。それが機械工学を学ぶモチベーションを高めるのに一役買ってくれると話す先輩は少なくありません。

3つの研究分野が代表的

年次が上がると、さらに専門的な分野を学ぶことになります。機械工学のテーマは幅広く、どんな分野が学べるかは各大学の研究室のテーマによってさまざまです。大きく分野わけすると、「デザイン・設計系」「エネルギー・制御系」「生産技術系」の3つの分野が代表的です。
「デザイン・設計系」は、製品を実現させるための機構開発や構造解析およびCAD/CAM/CAEを用いた設計手法を研究します。「エネルギー・制御系」は、エンジンなどの動力関連機器の高効率化、風力発電などの自然エネルギーの有効利用に貢献する技術を研究し、流体や熱に関連する応用技術、また、機械の機構・制御・計測の知識をもとに、ロボットや加工装置の高機能化に寄与できるエンジニアを育てます。
「生産技術系」は、材料および加工方法について学びこれらをもとに新材料や新たな加工方法を開発するための能力を育てることで、工業製品の高精度化・高品質化および低コスト化に貢献できるエンジニアを育てます。
例えば、材料の耐久性や寿命を調べる研究や、レーザーや旋盤など加工法、ネジやベアリングなど部品、ナノ・ミクロレベルの細かい部品加工、ロケットや宇宙で使う機械など大きいものから小さいものまで、多岐にわたります。
同じ「機械工学科」でも学べる内容がかなり異なるので、志望する大学にどんな研究室があるのかも合わせて調べておくといいでしょう。

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