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アクチュアリーの楽しいことと大変なこと

アクチュアリーの楽しいことと大変なこと

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生命保険や損害保険の会社で活躍するアクチュアリーですが、業務上、アクチュアリーが感じられる楽しいこと、大変なことにはどのようなことがあるでしょうか。個人的に楽しいこと、大変なことも含めて、損保に勤める、あるアクチュアリーに話を聞いてみましょう。

楽しいこと

商品開発や決算業務など、経営に近い部門で活躍する機会が多いことが楽しいと、あるアクチュアリーは話します。自分自身が業務のなかで作った数値や提案内容が、会社の業績に億円単位で影響するため、責任が重くプレッシャーになることもあるそうですが、同時にやりがいを感じる場面でもあるといいます。
入社後はちょうど会社のなかでも大きな改定をしていた時期だったため、大規模な開発や改定に1年目から関わることができたのは刺激があって楽しかったそうです。1年目2年目とどんどん責任も仕事も重くなっていきますが、やりたくて入った会社であり、それをやらせてもらえることがとても楽しいと話します。
営業の場合は大きな契約がとれたとか、支払部門の場合ならお客さまから感謝の言葉をいただいたなど、明確な瞬間がありますが、開発部門ではどんな瞬間が楽しいのかというのはなかなか説明しづらい業務です。一番忙しいのが発売までで、商品を発売してから売れたという頃にはもう次の仕事をしているからですが、総じて振り返ったときに、会社にとって大きくて重い仕事をやらせてもらえることや、そういう仕事を任される部署に配属されるのはアクチュアリーとしてやりがいがあり、よかったと感じるそうです。
また、ここ2~3年は人材交流なども活発におこなわれていて、海外駐在をしていたアクチュアリーが欧米で先進的におこなわれているモデルの評価などを教えてくれるだけでなく、日本から海外に情報や知識を吸収しにいくことも増えていて、多くのアクチュアリーと関わることが多くなっているそうです。
欧米各国では日本以上にアクチュアリーの認知度・重要度が高く、会社のなかで重要なポジションを占めるケースも多いため、海外のアクチュアリーと交流するときはリスペクトして話を聞いてくれるので、アクチュアリー資格をとっておいてよかったと話してくれました。このアクチュアリーは将来的に海外で働きたいと考えているので、業務を通じて世界中のアクチュアリーと交流できることが楽しいそうです。

大変なこと

大変なことはやはり何より試験勉強だそうです。業務をこなしながら資格取得を目指すので、会社がバックアップしてくれる体制を整えているとはいえ、本人のやる気やモチベーションを保つことがとても大変なのだといいます。
また、アクチュアリーは数字に責任をもつ仕事なので、間違いが許されないことが大変だと話します。チェックは三重、四重におこなうそうですが、ほんの少しの数字の間違いでもミスをしてしまうと億単位の影響が出てしまいます。お客さまに迷惑をかけたり、クレームが来たり、とにかく数字が全責任を負うので、慎重にならざるを得ないと話していました。

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