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外交官

世界を舞台に国益を守り、国際社会に貢献する日本の顔
在外の公館である大使館や総領事館でさまざまな外交事務を担当したり、現地の情報収集を担当する。諸外国と日本の関係を円滑に友好的に結ぶための政策決定などに影響を与える仕事だ。
外交官
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外交官になるには

外交官になるには

外交官になるには、人事院が実施する国家公務員採用総合職試験に合格し、官庁訪問を経て外務省に採用されること、あるいは、外務省が独自に行っている外務省専門職員採用試験に合格し、採用される必要があります。いずれの試験も大卒・大学院卒見込みのほかに、21歳以上で30歳未満であれば、学歴を問わず受験資格が得られます。しかし、公務員試験の中でもトップクラスの難易度で、平成27年度の国家公務員採用総合職試験の大卒程度試験では、倍率17.4倍という狭き門でした。

外交官の学校の選び方

POINT
外交官の中でも、外交政策の企画・立案に携わりたいと考えている総合職の志願者は、法学部や政治経済学部、国際関係学部や外国語学部のある大学出身者がほとんどのようです。また、採用試験には院卒者枠もあるので、大学院で学んでからチャレンジする人もいます。高度な外国語スキルが求められる外務省専門職員の場合は、外国語試験を15の言語から選択できるので、英語の学習とともに難関克服の武器として、これら言語の習得に軸足を置いた学校選びも考えられます。

外交官に求められる人物は?適性を知る

POINT
日本の国益を守り、日本の顔としての役目を果たさなければならない外交官は、高度な外国語能力を身につけるための学習意欲、相手国の政治や文化、歴史などを理解しようとする謙虚な姿勢、あらゆる階層の人びとに日本を正しく理解してもらうための豊かな社交性と教養が必要です。さらに外交交渉においては、どんなに激論を交わす場面であっても、冷静な判断と粘り強さを失わない心構えがなによりも大切です。また赴任先の多くは、日本のような生活環境が望めない途上国がほとんどなので、さまざまな環境の変化にも柔軟に対処できる適応力も必要です。

外交官の必要な試験と資格は?

POINT
外交官を志すなら、まずは公務員試験にパスしなければなりません。人事院が実施する、国家公務員採用総合職試験は将来の幹部候補を採用する公務員試験の最高峰。それだけにハードルは高く、超難関といってもいいでしょう。一方、外国語や地域のスペシャリストとして外交官を目指すなら、外務省が独自に行っている外務省専門職試験があります。ともに一次試験は筆記、二次試験は筆記と面談などで構成されています。総合職の採用試験の倍率は、院卒者試験が4.7倍、大卒程度試験が17.4倍。外務省専門職試験は6.3倍(平成27年度)でした。

外交官を目指せる学校の学費(初年度納入金)

POINT
大学・短大
初年度納入金
81万 7800円
 ~ 169万 8000円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
専門学校
初年度納入金
93万円
 ~ 168万円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
※ 
記載されている金額は、入学した年に支払う学費(初年度納入金)です。また、その学費(初年度納入金)情報はスタディサプリ進路に掲載されている学費(初年度納入金)を元にしております。卒業までの総額は各学校の公式ホームページをご覧ください。
外交官の仕事内容

外交官の仕事内容

外交官の仕事は、刻々と変化する世界情勢の中で、日本の平和と繁栄という国益を守るための外交交渉や外交政策の企画・立案、途上国を支援する政府開発援助(ODA)など国際協力活動、世界139カ国207におよぶ在外公館での情報収集や外交政策の実施、海外における日本人の生命と財産の保護など、多岐にわたります。外務省に入省してからは研修期間後、おおむね5~6年ごとに東京・霞が関にある本省と在外公館での勤務を繰り返します。総合職は、管理職や政策企画・立案に携わる幹部候補に、外務省専門職員は、担当する言語と地域のスペシャリストに成長することが期待され、重要な外交交渉での通訳官に登用されることもあります。

外交官の気になる?年収・給料・収入

POINT
外交官は国家公務員なので、国家公務員法に基づいた給与が支払われます。国家公務員の月収は、基本給にあたる俸給と諸手当で構成されています。手当の内容は勤務地が国内と海外とでは異なり、在外公館に勤務する外務公務員については、所在地の3分の2が途上国にあることから、日本国内と同等の生活環境を維持するためにハードシップ(生活環境差)を考慮した諸手当が支給されます。支給額は勤務地や職階ごとに異なりますが、治安に不安のある地域では俸給を超える手当が支給されるケースもあります。

外交官の就職先・活躍できる場所は?

POINT
外務公務員は入省後、東京・霞が関の外務省本省や外務省研修所で実務研修ならびに語学研修を受けます。2年め以降は、世界の各地へ在外研修という国費による大学や大学院への留学に派遣されます。その後は任命された大使館など配属先で5~6年勤務し、外務省本省と世界各地の在外公館での勤務を繰り返す、世界中のあらゆる国と地域が勤務先となります。また、外務省の業務はあらゆる分野と密接にかかわっていることから、他の中央省庁や国際機関へ出向するケースも少なくありません。
  • 海外
  • 国連
  • 省庁
  • 大使館

外交官のズバリ!将来性は?

POINT
外交官になるには、人事院が実施する国家公務員採用総合職試験に合格し、官庁訪問を経て外務省に採用されること、あるいは、外務省が独自に行っている外務省専門職員採用試験に合格し、採用される必要があります。いずれの試験も大卒・大学院卒見込みのほかに、21歳以上で30歳未満であれば、学歴を問わず受験資格が得られます。しかし、公務員試験の中でもトップクラスの難易度で、平成27年度の国家公務員採用総合職試験の大卒程度試験では、倍率17.4倍という狭き門でした。

先輩たちにも聞いてみよう

外交官のやりがいを聞いてみよう

外交官は、まさに日本を背負うという経験のできる数少ない職業です。激動する国際情勢のなかで、世界を舞台に日本の国益のために汗を流す醍醐味は計り知れません。日本を代表して政府要人や各国代表と向き合う仕事は、とてもハードな反面、自分を成長させてくれる仕事でもあります。通商交渉など利害にかかわる重大な課題では、激しいやり取りも生まれますが、国と国との大きな交渉においても試されるのは個の力です。日本の顔としての責任感がモチベーションとなり、国益をかけた挑戦しがいのある毎日に、大きなやりがいを感じるはずです。

外交官の志望動機を教えて!

外交官は、公務員という安定性も人気のひとつですが、海外経験で世界に目を向けるようになった人や、日本と世界の架け橋になりたい、得意な外国語で自分の未来を築きたいと志願する人がたくさんいます。外交官になるには高いハードルの試験にパスしなければなりませんが、国を代表して働く重責に取り組みたいと、かなり早い段階から準備をしている人も少なくありません。国際社会の一員として安全保障や環境問題で何らかの責任を果たしたいと願う人も多く、男女を問わず強い信念をもった人がこの職を志しています。

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