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外交官の仕事内容

外交官の仕事内容

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外交官の仕事は、刻々と変化する世界情勢の中で、日本の平和と繁栄という国益を守るための外交交渉や外交政策の企画・立案、途上国を支援する政府開発援助(ODA)など国際協力活動、世界139カ国207におよぶ在外公館での情報収集や外交政策の実施、海外における日本人の生命と財産の保護など、多岐にわたります。外務省に入省してからは研修期間後、おおむね5~6年ごとに東京・霞が関にある本省と在外公館での勤務を繰り返します。総合職は、管理職や政策企画・立案に携わる幹部候補に、外務省専門職員は、担当する言語と地域のスペシャリストに成長することが期待され、重要な外交交渉での通訳官に登用されることもあります。

外交政策の企画・立案

日本の国益を常に最優先に考えながら、国の外交政策の企画・立案を行います。日本の安全と繁栄は、国際社会の平和と安定があってこそのもの。外交政策とは、安全保障や経済連携、環境問題など、日本と国際社会にかかわるさまざまな問題への対外政策のことで、企画・立案に携わる外交官は、よりよい外交政策の舵取りを担っています。

外交交渉

日本の代表として相手の国や機関の代表と対面し、さまざまな課題について話し合う場が外交交渉です。経済を中心に世界の国々と相互依存が強まるなか、国益をかけた交渉が常に世界のどこかで行われており、その最前線で情報を収集・分析し、相手と対峙して意見の一致を目指すのが外交官です。

文化交流

世界に向けて日本の正しい姿や多様な魅力を発信することも外交官の大切な職務です。イベントなどの広報活動を通じて、日本の伝統文化からポップカルチャー、飲食やさまざまなコンテンツを紹介し、日本に親しみを感じてくれる人びとの裾野を広げていくことも、日本の存在感を示し、対日イメージの向上に役立つ格好の機会となります。

国際協力

国際協力は日本が推進する平和外交の大きな柱です。国際社会の平和と安定のために行う、政府開発援助(ODA)など開発協力の政策立案は外務省が担っています。世界に点在する日本の在外公館の3分の2が途上国にあり、各地に派遣された外交官は、それらの国々の発展に資する、日本らしい支援とは何かを常に考え行動しています。

領事業務

領事業務とは、その国に居住または滞在する日本人が安心して生活できるように、各種行政サービスの提供や緊急時における援護などを行う仕事のことです。訪日外国人の査証(ビザ)の申請・発給も在外公館の業務です。また、在外公館が所在する地域の政情や治安に関する情報収集と発信も行っています。

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