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国際公務員の仕事内容

国際公務員の仕事内容

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国際公務員の仕事内容はさまざまです。所属する国際機関の専門領域によって、職務の内容や勤務する国や地域も変わります。また、国際公務員として職務を遂行するためには、自国とは離れて中立の立場で仕事をすることが求められます。この点が、海外の在外公館などで、自国の利益のために働く国家公務員との違いです。

国連

国連は、国連憲章で定められた国連の主要機関として総会、安全保障理事会、経済社会理事会、信託統治理事会、国際司法裁判所、事務局の6つの機関を設けています。ニューヨークの国際連合本部内に設置された各部局をはじめ、世界各地の国連事務所で働く多国籍の職員で構成され、その職員数は約4万2,900人とされています。
国連の仕事は広範で多岐にわたり、平和維持活動の管理から国際紛争の調停、人道援助計画の組織から経済的社会的動向の調査、人権や持続可能な開発に関する調査、国際協定の土台作りにまでおよびます。また、国連活動についての情報を世界の報道機関、各国政府、非政府組織(NGO)、調査研究・学術ネットワーク、そして一般市民に提供。世界的な重要性を持つ問題についての国際会議の開催など、各国の情報交換の場を設けて、科学技術のあらゆる領域における国際協力を可能にし、文化・経済・社会活動を推進します。

国連の下部機関

下部機関は、国連総会によって設置された国連の補助機関で、国連児童基金(UNICEF)、国連食糧農業機関(FAO)などがあり、恵まれない子どもたちや難民の救済、発展途上国の開発、食糧問題など、それぞれの領域に関する調査・研究・対策などに取り組んでいます。

専門機関

専門機関は、国連と密接な関係を持っていますが、国連とは独立した国際的な機関です。主なものに世界保健機構(WHO)、国際労働機関(ILO)などがあり、それぞれに世界の労働問題や医療問題、通貨の安定、農業開発支援などの専門領域に取り組んでいます。

その他の国際機関

国際原子力機関(IAEA)や経済協力開発機構(OECD)、世界貿易機関(WTO)、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)、世界銀行(WB)などがあり、各国政府からも国連からも独立した国際機関です。その専門性を活かした、さまざまな活動をしています。

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