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ナレーターの必要な試験と資格は?

ナレーターの必要な試験と資格は?

全国のオススメの学校

ナレーターになるために必要な資格はありません。しかし、養成所や専門学校などで、ナレーターに必要なスキルや表現力を学ぶことは必須であるといえます。さらに、専門学校卒業後もオーディションでアピールするための「自分にしかできない表現」や、テレビ局やラジオ局、制作会社の担当者の印象に残りやすい声などの武器を磨くこと、そしてどのような内容の仕事であっても対応できるよう、常にさまざまなことにアンテナを張ることが大切です。

養成所や専門学校での学習は必須!

どんなに滑舌が良く人前で話すことに自信があったとしても、まずは養成所や専門学校でナレーションの専門的なスキルを身につける必要があります。高校在学中でも入ることができる養成所や専門学校もありますし、大学に通いながら養成所や専門学校でナレーションの勉強をする人もいます。また、一度社会人になり全く異業種の仕事についてから、やっぱりナレーターになりたいと養成所や専門学校に入る方もいます。いずれにせよ、スキルだけを身につける場所ではなく、その後の人脈づくりや所属事務所のオーディションの情報なども入ってくるため、ナレーターを目指すのであれば養成所や専門学校で学ぶことは必須であるといえます。

表現力は多彩な方が良い

ナレーターは「上手に読める」ことよりも、表現力が多彩な方がさまざまな番組や作品作りで重宝されます。特にバラエティー番組やドキュメンタリー番組などはその週により内容が異なるため、明るい内容の日・おどろおどろしい内容の日・悲しい内容の日などそれぞれの内容に応じて表現を使い分けることのできるナレーターが好まれます。声優の場合、アニメのキャラクターの個性を表現できるなら声にも特徴があって良いのですが、ナレーションはあくまで映像がメインです。特徴的すぎる声だと映像に集中できないため、敬遠されることがあります。いずれにせよ、場面に応じて求められている表現を瞬時にかたちにできることが重要です。そのためアナウンサーや声優の専門学校やスクールに通い、表現力や万人ウケする声の出し方を学ぶ方もいます。

プロになってもベテランになっても精進し続ける必要がある仕事

ナレーターは、プロになっても常に自分のスキルを磨き続けることが求められます。たとえベテランであっても、朝起きてまず発声練習をするという人が多いです。早朝・日中・深夜を問わず仕事が入ることもあるため、いつでも声が出る状態を目指します。加えて、活字の対応力を挙げるために新聞や本の音読にも日々注力します。仕事現場にも指定された入り時間の15分前をめどに入るようにするなど、時間を守る・穴をあけない・スタッフとのコミュニケーションを円滑にするなど常に気をつかうことで、また仕事をもらえるように気を配ります。

取材協力

野﨑 千華(ナレーター/フリーアナウンサー)

元南日本放送アナウンサー。放送局退社後、養成所を経てナレーター、フリーアナウンサーとして活動。声優事務所やナレーター事務所に所属し、テレビ番組やCMナレーション、情報番組では生ナレーションにも携わる。2018年よりフリーランスで活動中。

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