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翻訳家になるには

翻訳家になるには、必須の資格はありませんが、大学の英文科や外国語大学出身の人が多い職業です。また、翻訳専門の学校も数多くあるので、進路先の選択肢は多いといえます。翻訳家に必須なのは語学力です。語学力を磨き、就職の際のアピールポイントにするためにも、英検やTOEICはもちろんのこと、語学に関するさまざまな資格を取得したほうがよいでしょう。そのほかにも海外の文化や風習、政治経済についての知識はあったほうが就職にも有利になるため、海外留学の経験があるとよりよいでしょう。
翻訳家の学校の選び方

翻訳家を目指すには、外国語学部のある大学や、語学教育に強い短大、外国語大学のほか、翻訳専門学校や翻訳スクールといった進路があげられます。大学や短大の場合、留学制度があるなら、ぜひ利用したいものです。なぜなら、翻訳するにはその国の文化や歴史までも知っておくべきであり、実際にその国に身を置くことで深く知ることができるのです。
翻訳家に求められる人物は?適性を知る

相手の国の文化や風習、最新の技術、トレンドなどを理解して適切に発信するのが翻訳家に求められる力です。そのためには、日々更新される情報などを探る知的向上心があること、読み手となる人のことを考えて配慮した翻訳ができることが大切です。また、仕事は基本的にデスクワークのため、集中力や長時間机に向かえる忍耐力なども必要になるでしょう。さらに疑問点に対して調べる能力もないと適切な翻訳はできません。
翻訳家の必要な試験と資格は?

翻訳家になるために必須の資格はありませんが、語学力は必要不可欠のため、英検1級などの語学に関する資格は取得したほうがいいでしょう。また、一般社団法人日本翻訳協会や一般社団法人日本翻訳連盟などの専門機関で行なっている認定資格もあり、就職に有利に働く可能性もあります。専門性の高い語学力をアピールできる民間の資格もあるので、自分の知識量を試すためにもそれらの資格に挑戦するのはプラスになります。
翻訳家を目指せる学校の学費(初年度納入金)

大学・短大
初年度納入金
81万
7800円
~ 155万円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
専門学校
初年度納入金
83万円
~ 165万
5000円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
※
記載されている金額は、入学した年に支払う学費(初年度納入金)です。また、その学費(初年度納入金)情報はスタディサプリ進路に掲載されている学費(初年度納入金)を元にしております。卒業までの総額は各学校の公式ホームページをご覧ください。

翻訳家の仕事内容
翻訳家には、小説や雑誌、歌詞などの文芸作品を翻訳する「文芸翻訳」、ビジネス用の学術書やマニュアル、契約書など、企業や研究者が利用する文書を翻訳する「実務翻訳」、そして、映画やドラマ、ドキュメンタリーなどを翻訳して字幕をつける「映像翻訳」など大きく分けて3つのジャンルがあります。3つのジャンルに共通するのは、海外の原文を分かりやすく、または作者の伝えたいことが分かるように日本語に置き換えて文章にすること。一般的には翻訳会社に勤務するか、または翻訳会社に登録してフリーランスとして活動しますが、そのほかに、外資系企業、法律事務所、海外の作品を取り扱う出版社や映像関連会社などへ就職することもあります。
翻訳家の気になる?年収・給料・収入

働き方によって異なりますが、企業に勤務した場合は、ほかの正社員に準じた給与体制になります。会社員と同じ扱いになるので、ボーナスや福利厚生などもあるところが多いでしょう。また、医療、物理、化学、金融などの専門分野がある場合は、特別手当が付く会社もあります。一方、フリーランスの場合、仕事は翻訳する文字数×単価で決まることが多いため、受注する仕事量によって大きく異なり、年収10数万円から1000万円を越える人まで幅があります。経験を積み、専門分野を持ち、表現力などを磨くことで収入は増えることも期待できます。
翻訳家の就職先・活躍できる場所は?

翻訳家が所属する主な職場は、翻訳会社です。会社に就職するのではなく、翻訳会社に登録して、案件ごとに仕事を請け負うフリーランスの人も多くいます。ただしフリーランスの場合は、実力と経験がないと仕事を受注する機会も限られてくるため、まずは翻連会社、または企業の翻訳部門に勤務して経験を積むことが必要になります。実務翻訳に携わる人は、企業や法律事務所、貿易会社、特許関連の会社の翻訳部門に所属し、企業内での翻訳が主な仕事になります。文芸翻訳や映像翻訳は特にフリーランスの需要が高いと思ってよいでしょう。国内で需要が高いのは、実務翻訳で、企業に属していれば収入は安定しますが、フリーランスの場合は競争も激しいため、副業として行っている人が多いのも現状です。
- 出版関連制作プロダクション
- 翻訳会社
翻訳家のズバリ!将来性は?

ビジネスの国際化、インターネットの普及によって、翻訳家を取り巻く環境は変化しています。従来は専門知識に長けて、語学力が堪能ということから翻訳家が果たす役割は大きなものでしたが、現在はITの発達に伴って個人事業者が増加し、従来よりも翻訳家になりやすい環境のようです。ただし、国際化により翻訳家のニーズは高まっているので、技量が高く、専門分野を持っていれば、仕事の幅が広がる可能性はあるといえるでしょう。
翻訳家の先輩・内定者に聞いてみよう

つねに学ぶ姿勢を持ちつづけ、翻訳のプロとしてお客さまのニーズに応えていく。
日本外国語専門学校
日本外国語専門学校 通訳・翻訳専科
日本外国語専門学校 通訳・翻訳専科
翻訳家を目指す学生に聞いてみよう

石垣の良いところを、外国人観光客に伝えていくのが夢
日中学院
本科(2年制中国語専門課程)
本科(2年制中国語専門課程)

留学で身につけた英語力を活かし、将来は海外で働きたいです。英語圏以外の言語や文化にもとても興味があります。
愛知文教大学
人文学部 人文学科
人文学部 人文学科
翻訳家のやりがいを聞いてみよう
まだ日本には広まっていない芸術作品に触れることができるのをはじめ、その国の文化を日本に伝えるという役割を担っているのが翻訳家です。国と国の文化の橋渡しとなる一面もあり、新たなことに接するワクワク感や刺激は大きなやりがいにつながるでしょう。また、年齢や学歴に関係なく仕事を始められる機会が得られるのも翻訳家の特徴です。会社勤めのほかにフリーランスとして働くこともできるので、仕事のスタイルの幅が広いことも魅力のひとつです。一方で、実力主義の世界であり、副業として行う人も多いため、収入面では振り幅が大きいことも頭に入れておきましょう。
翻訳家の志望動機を教えて!
翻訳家となる人の多くが、外国語に触れるのが好きということが前提にあるようです。翻訳家は、仕事のたびに新しい情報が増えて知的好奇心を刺激してくれる仕事です。それは、文芸翻訳でも実務翻訳でも、映像翻訳でも言えることでしょう。特に自分の好きなジャンルの知らない情報に触れたときは、ワクワクするものです。それがやりがいにつながるので仕事しているのが楽しいという人は多いようです。しかし、新しい情報が得られるということは、仕事のたびにそれらの情報をどのような言葉で伝えようかと悩むことにもつながります。知的好奇心を刺激してくれるのと同時に、それが翻訳の難しい部分でもあることは知っておきましょう。
取材協力
一般社団法人日本翻訳協会
1986年設立。翻訳専門職資格試験、翻訳専門職資格基礎試験、会員の翻訳専門職資格試験合格支援サポート活動などの事業を世界各地で実施している。翻訳に関する技術や知識を増進することによって翻訳の水準を高め、翻訳者の自立を支援する活動を行っている。
一般社団法人日本翻訳連盟
1981年設立。翻訳にかかわる企業、団体、個人の会員からなる産業翻訳の業界団体。主な活動は、翻訳事業に関する調査、研究、研修会、人材育成である。会員は法人会員、個人会員、および賛助会員から成り、2016年時点で法人会員が195社、個人会員が319名。実践的な実務翻訳技能を測定する「JTFほんやく検定」や翻訳業界イベント「翻訳祭」を実施。

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JTF【ほんやく検定】の就職先
プロの翻訳家として活躍できる。登録している翻訳会社を経由するか、翻訳を必要としている企業から直接仕事を受け、個人事業主として自宅や事務所で働くことが多い。仕事の内容は、特許関係の書類、科学や医学分野の論文、ビジネス文書などの翻訳や、コンピュータのソフトウェアを日本語、あるいは英語で使えるようにする「ローカライズ」などである。

JTF【ほんやく検定】をとるには

JTF【ほんやく検定】の受験資格
制限なし
JTF【ほんやく検定】の合格率・難易度
合格率
51%(5級)、45%(4級)
※2015年度(第62回・第63回)
資格団体
(一社)日本翻訳連盟
電話:03-6228-6605
URL:http://www.jtf.jp