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ファッションコーディネーターのキャリアパス

ファッションコーディネーターのキャリアパス

ものにはすべての世界に色があることに気づいて勉強を重ねるうちに、独自の理論にたどりつきパーソナルスタイリストとして起業した人がいます。色の検定資格をもっていますが、資格があれば仕事ができるわけではありません。あるファッションコーディネーターの考えるキャリアステップについて説明しましょう。

世の中にあるものにはすべて色がついている

色に関連する企業に勤めていたあるファッションコーディネーターは、空気と同じ感覚をもっていた色に検定があると知り、大きな衝撃を覚えたと言います。さらに、色はファッションや着こなしのセンスを表すものだと思っていたのが、実は心や体に影響を及ぼすということがわかって大変驚いたそうです。

このファッションコーディネーターはもともと衣食住に関することがどれも好きだったため、まずファッションをコーディネートすることから始めました。次にインテリアコーディネーターやフラワーアレンジメントなどに興味をもったそうですが、どれも経験すると楽しく、進む道は一つに絞り切れなかったと話します。

そんなときに、色がついていない世界はない、ということに気が付き、色のプロになることを決意したそうです。空や海、森などの自然はもちろんのこと、人間の肌や目、動物の毛並み、咲き乱れる花など、身の回りにあるすべてのものに色がついています。そこで、色のプロになれば、大好きなファッション、インテリア、花などとかかわることができるし、何よりも仕事の業種や業界、国籍を超えて仕事ができると思い、色のプロを目指したと話してくれました。

色にかかわる独自のセオリーを確立する

キャリアステップとして、色にまつわる勉強を始め、カラーコーディネーターなど色に関するあらゆる検定を受けて資格を取ったそうです。カラーデザインの現場で仕事をするうちに、色はすべて理論的に説明することができる、つまり、色にはロジックがあることを知り、そこで似合うパーソナルカラーに出会ったことが大きかったと言います。

人間は人によって肌の色、肌質、髪の色や量、質などが違います。顔のパーツはもちろん、骨格や体型も本当に人それぞれです。それと同じように考えて、似合う色、質、柄の検証を繰り返していくうちに、一つのノウハウが固まり、独自の理論にたどりつきます。会社に勤めながら、土日はお客さまにスタイリングする仕事を始め、少しずつ顧客が増えていくうちにセオリーが確立していったのだそうです。感性を理論化し、数値化することでファッションの世界に応用させたのでした。

そこで次のキャリアステップとして、あるファッションコーディネーターは色に関する独自のセオリーを書いた書籍を出版します。
似合うのは色だけではなく、似合う質感、柄、形があると言い、
・似合う質感:パーソナルテクスチャー(R)、
・似合う柄:パーソナルパターン(R)
・似合う形:パーソナルライン&シルエット(R)
の3つに対して商標登録を取得し、誰もやっていないパーソナルスタイリストとして、活動をし始めたそうです。
また、似合う色に加えて似合う質感や柄や形を分析することで、お客さまの十人十色の個性をより輝かせることができるようになったと言います。

色に関する流派や協会、検定などは数多くあり、検定と名がつくものはすべて受けたそうですが、どこも独自のやり方を作ろうとするため、受け手はどれが正解なのかわからなくなることに気づきました。お客さまは自分に何が似合うかを知りたいのに、協会によってその定義が違うため、お客さまは混乱してしまうのだそう。そこで、お客さまの役に立つために業界を整理したいと思い、色の原則原理を書籍にまとめて形にしたということでした。

キャリアステップは多くの資格を取ることではありませんし、資格があっても仕事に結びつかないこともあります。あるファッションコーディネーターは好きなことで道を切り開き、さらにお客さまに満足をもたらすことが自分にとってのキャリアステップだと考えると話してくれました。

取材協力

都外川八恵

スタイリング&カラーコンサルタント。COCOLOR代表。 企業向けカラーコンサルや研修はもちろんのこと、「十人十色」の個性を見極め「なりたい」を目指すスタイリングが得意。似合う色だけではなく、似合う質感・柄・形で、ロジカルなメソッドを確立。著書9冊、各種メディアからも取材実績多数。

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