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スポーツトレーナーの必要な試験と資格は?

スポーツトレーナーの必要な試験と資格は?

スポーツトレーナーになるのに必須の資格や、受けなくてはならない試験はありません。とはいえ、プロのスポーツの現場では、怪我の予防・応急処置やリハビリ指導などのシーンにおける代替医療の需要が高いため、柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・理学療法士などの医療系国家資格があるとベター。
そのほか、民間団体が認定するスポーツトレーナー向け資格(「公認アスレティックトレーナー」や「認定アスレチック・トレーナー(JATAC-ATC)」などは、取得しておくと専門知識をもっている証明にもなります。

運動機能を高めるトレーニングの指導をしたり、健康指導をしたり、怪我の予防や応急処置をしたり、リハビリをサポートしたりするスポーツトレーナーは、医学・スポーツ科学を横断する幅広い知識と技術が必要になります。
必須資格はありませんが、スポーツトレーナーの仕事に関連する国家資格や民間資格がいくつかあり、これらを取得することは自身のスキルアップにつながるだけでなく、就職時のアピールポイントにもなります。

○そのほかにあると便利な資格
<医療系国家資格>
選手の怪我の予防・応急処置、その後のケア、リハビリ指導を行うこともあるスポーツトレーナーの中には、以下のような医療系国家資格を取得している人も多くいます。医師などに頼らなくても現場である程度の処置を行うことができるうえ、監督や選手の信頼も得やすくなるという強みがあります。

柔道整復師<国>

打撲・捻挫・脱臼や骨折の回復を目的とした処置を行う、柔道整復師として働くために必要な国家資格。高校卒業後、国が指定した学校か養成施設に入学し、3年以上専門知識や技能を修得して受験資格を得たのち、年に1回行われる「柔道整復師国家試験」を受験・合格することで取得することができます。

◇合格率:64.3%
※参照:2016年 厚生労働省「第24回柔道整復師国家試験の合格発表について」

あん摩マッサージ指圧師<国>

手、指などを用いて血行を良くしたり、こりをほぐしたりするあん摩マッサージ指圧師として働くために必要な国家資格。肩こりや腰痛、頭痛を和らげるなど、身体の不調の改善を図ることができ、スポーツ業界だけでなく、一般社会においても需要のある職業です。
高校卒業後、国が指定した学校か養成施設に入学し、3年以上専門知識や技能を修得して受験資格を得たのち、年に1回行われる「あん摩マッサージ指圧師国家試験」を受験・合格することで取得することができます。

◇合格率:84.3%
※参照:2016年 厚生労働省「第24回あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師国家試験の合格発表について」

はり師<国>

体のツボを金属針で刺激することで自然治癒力を高める、伝統的な東洋医学に基づく治療を行うはり師として働くために必要な国家資格です。生活習慣病や事故後の後遺症などに有効かつ、副作用が少ない治療法としてニーズがあります。
高校卒業後、国が指定した学校か養成施設に入学し、3年以上専門知識や技能を修得して受験資格を得たのち、年に1回行われる「はり師国家試験」を受験・合格することで取得することができます。きゅう師の国家資格との同時取得を目指す人がほとんどです。

◇合格率:73.4%
※参照:2016年 厚生労働省「第24回あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師国家試験の合格発表について」

きゅう師<国>

体の表面にもぐさを置いて燃やし、その熱刺激によって治療する漢方療法を行うきゅう師として働くために必要な国家資格です。生活習慣病や事故後の後遺症などに有効かつ、副作用が少ない治療法としてニーズがあります。
高校卒業後、国が指定した学校か養成施設に入学し、3年以上専門知識や技能を修得して受験資格を得たのち、年に1回行われる「きゅう師国家試験」を受験・合格することで取得することができます。はり師の国家資格との同時取得を目指す人がほとんどです。

◇合格率:75.0%
※参照:2016年 厚生労働省「第24回あん摩マッサージ指圧師、はり師およびきゅう師国家試験の合格発表について」

理学療法士<国>

病気やケガのために不自由になった患者の基本的な運動機能を回復させる、理学療法士として働くために必要な国家資格です。
医師の指導の下、歩行や車椅子の訓練、治療体操などの運動療法、電気療法、マッサージ療法などを行います。
高校卒業後、国が指定した学校か養成施設に入学し、3年以上専門知識や技能を修得して受験資格を得たのち、年に1回行われる「理学療法士国家試験」を受験・合格することで取得することができます。

◇合格率:74.1%(うち新卒者82.0%)
※参照:2016年 厚生労働省「第51回理学療法士国家試験及び第51回作業療法士国家試験の合格発表について」

<民間資格>
ほかにも、スポーツトレーナーに関する有名な民間資格がいくつかあります。これからプロの指導者の道を歩んでいこうとする人は、自分自身の知識の確認や能力を証明するツールとして、以下のような民間資格を取得&活用することもできるでしょう。

公認アスレティックトレーナー

公益財団法人 日本スポーツ協会が認定する、メディカル・コンディショニング資格です。
競技者の健康管理、傷害予防、スポーツ外傷・障がいの救急処置、アスレティックリハビリテーションおよびトレーニング、コンディショニングに当たる専門家の育成を目的としています。
現役スポーツトレーナーを主な対象とした講習会・検定試験(理論試験、実技試験)があるほか、講習会と同じカリキュラムを履修することができる承認校(大学・専門学校)で学ぶことで、講習・検定試験の一部またはすべてが免除されるシステムがあります。

認定アスレチック・トレーナー

認定アスレチック・トレーナー(JATAC-ATC)は、特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会が認定する資格。以下の資格要件を満たし、正会員登録をすることで取得することができます。

1)同協会の講習会でスポーツ科学分野の単位を取得かつ、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、はり師・きゅう師、理学療法士、作業療法士などの資格をもっていること

2)NATA認定トレーナー、または日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格をもっていること

3)2年制以上の専門学校、大学または大学院においてスポーツ科学系のコースを卒業し、本協会が認定する臨床医学系および、スポーツ科学分野の単位を取得していること

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