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フードコーディネーターの1日のスケジュール

フードコーディネーターの1日のスケジュール

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テレビ番組やCM、雑誌、インターネットでは、おいしそうな料理の写真や動画が登場します。その撮影を支えているのがフードコーディネーターです。レシピを考えたり料理を作ってスタイリングをしたり、食品メーカーの商品開発に携わることもあり、「食のスペシャリスト」とも呼ばれています。
ここではフリーで活躍しているフードコーディネーターのスケジュールを例に、フードコーディネーターの仕事内容を見てみましょう。

撮影がある日の代表的なスケジュール

撮影がある日の代表的なスケジュール

8:00
ミーティング
さまざまな依頼内容に合わせ、作る料理のテーマを設定します。例えば「そうめんのアレンジ料理を作ってください」という依頼の場合は「夏野菜を使った栄養満点のレシピにしましょう」。また「新商品のフライパンを活用したレシピを考えてください」という依頼に対しては「フライパンを食卓に出しても見栄えのするホームパーティー料理はどうですか?」など、依頼内容に沿ったメニューの提案を行います。
9:00
レシピ企画
作る料理のテーマが決まったら、その料理の具体的なレシピを考えます。
10:00
料理の試作、スタイリング、写真や動画の撮影
考えたレシピを元に実際に料理して試作します。
そして、完成した料理を盛り付け、テーブルクロスや小物を使ってスタイリングを行い、料理写真を撮影します。ほとんどの場合、撮影はカメラマンが行いますが、自分で撮影することもあります。試作と同時に、料理を作る工程も撮影することがあります。
14:00
試食、調整
作った料理を試食し、味を確認します。試食の結果、味の濃さなどの調整のため、レシピの材料表記が適切な量になるように修正することもあります。
16:00
レシピ作成
作った料理の材料や工程を文章にまとめ、レシピを完成させます。
18:00
食器リース、翌日の撮影用の食材購入、市場調査など
完成したレシピを納品したら、撮影はひと段落です。スタジオを出て、撮影のためにレンタルした食器があれば返却します。翌日にも撮影がある場合は、スーパーや専門店などで食材の買い出しをします。また、デパートの地下のお惣菜売り場を巡ったり、話題のお店に食事に行ったりするなど、夕食を兼ねて市場調査をすることもあります。

レシピ作成や料理教室、打ち合わせだけの日も

撮影がない日は、レシピ作成や、料理に関する記事を執筆します。
また、企業の商品開発にコンサルタントとして関わっている場合は打ち合わせに出かけることもあります。ほかには、料理教室を開催するフードコーディネーターも多く、得意分野を生かしたさまざまな業務パターンがあります。

取材協力

倉田 沙也加(フードコーディネーター)

大手食品商社にて2年勤務後独立し「大切な人を大事にするための料理」をモットーに活動。真似しやすく簡単な家庭料理のレシピ制作を得意とする。料理番組出演、料理動画サービスレシピ制作・撮影、料理記事の執筆や講師など多岐にわたり活躍。現在は、(合)HITOOMOI代表として活動中。

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