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行政書士の楽しいことと大変なこと

行政書士の楽しいことと大変なこと

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人とのつながりを大事にする行政書士という職業柄、楽しいこと・辛いことはどちらも、人との関わりに紐づくものだといいます。また、個人で行うことも多い職種ならではの楽しいこと・辛いこともあるそうです。(取材協力:行政書士三石事務所  三石 哲也)

ある行政書士の楽しいこと

ある行政書士は、外国人関係業務を専門に扱っています。ビザや帰化申請が通った時、心待ちにしていた家族が日本で一緒に住めることになった時のうれしさは他に代えることができません。自分の力がお客さんの家族の一生にかかわることを考えるとプレッシャーが重くのしかかってきます。だからこそ、申請が通った時の喜びはひとしおだといいます。お客さんの家族たちの笑顔を見た時には、この業務に携わることができた喜びと行政書士という職業に誇りを感じるそうです。申請が通ったお客さんの家族からホームパーティーに招待され、家族みんなから笑顔で感謝されたこともあったそうです。好きな仕事をして、人からも感謝されるこのよろこびは、人の幸せが自分の幸せであるとあらためて思った瞬間であったそうです。
行政書士は、経営者であり誰かから仕事に対しての指示や命令などを受けることはありません。仕事のスケジュールも休みの日程も自分でつくります。言うなれば、自分の都合にあわせて日程や時間などに融通をきかせることができるのだそうです。
「例えば、混み合う休日を避け、平日にゆったりとショッピングモールで買い物をし、空いた映画館で伸び伸びと映画を観るなど、ゆとりあるプライベートも満喫することができます。このように行政書士は、プライベートにおいても充実した日々を送ることができます」
とある行政書士は話しています。

ある行政書士の辛いこと

ある外国人が日本で家族と暮らすことができた反面、申請が通らずに家族で日本に住めなくなるというケースもあります。行政書士の業務の中でも、外国人に関する業務の審査は厳しい面があります。他の業務に関してもそうですが、自分が携わった案件すべてがうまくいくとは限りません。申請が通らないのは、お客さん自身が審査に値する要件に満たしていないのいうのが理由ではありますが、要件に満たすような道筋をつくれなかった非力さを痛感することもあるそうです。しかし、
「この苦い経験を踏まえ、次の案件につなげること、同じような案件のお客さんの願いを叶えることが、成功にいたらなかったお客さんに対する報いになる」
とある行政書士は話します。
行政書士としての1年目も辛い日々のできごとの連続です。仕事を受注するには行政書士としての信頼と信用と実績がものをいいます。そして、その信頼、信用を勝ち取るには何よりも経験が必要となってきます。しかし、1年目は新人なのでその経験を積む機会があまり訪れないこともあります。
このまま、行政書士としてやっていけるのか、生活費を工面できるのか、生きていけるのかという不安に駆られ、行政書士の道を半ばで投げ出そうとする時もあるかもしれません。
しかし、現在第一線で働いている行政書士にも当然、1年目はありました。そのような先輩の経験・アドバイスなどを聞いたりして、行政書士として生きる道を探るのです。このような辛い経験があるからこそ成長し、一人前の行政書士となっていくのだそうです。

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