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電車運転士の楽しいことと大変なこと

電車運転士の楽しいことと大変なこと

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電車運転士は多くの乗客を乗せた電車を運転する喜びや達成感を得られる仕事です。しかし、シフト勤務で不規則な生活となるなど大変なこともあります。電車運転士にとって、うれしいことや楽しいこと、またつらいことや大変なこととにはどのようなことがあるのでしょうか。ある電車運転士の経験をもとにご紹介します。

楽しいことは、無事に安全に駅に着いたときの達成感

楽しいことは、無事に安全に駅に着いたときの達成感

電車運転士の楽しいところは、日々「達成感」を味わうことができるところです。電車運転士は運転中にはもちろん前しか見ていないですし、駅に着いた際にも常に停車位置に正しく停車できるかどうかに集中しています。無事、安全に電車が終点の駅に着いたときに乗客が降車し電車が大きく揺れます。その揺れは運転席でも感じることができるのですが、その揺れの大きさで「今日もこんなにたくさんの乗客を乗せて走っていたんだな」と大きな達成感に包まれます。
また、電車好きなので隣の線路を走る他社の列車を見かけるととてもテンションが上がります。時には試運転中のまだ見たことのない電車を見かけることもあります。
毎日同じ区間を走っていると、だんだん街が変わってく様子を見ることができるのも楽しいです。スカイツリーが建設中だったときには、だんだん高さが出てくる様子を毎日同じ運転区間から観察していました。「この民家を通り過ぎたらアナウンスを流す」と決めているにも関わらず、その民家がいつの間にか取り壊されていて焦ったりすることもありますが、そのような街の変化を見ているのも楽しいものです。
さらに、不規則なシフトは大変ですが、泊まり勤務明けの日は仕事が朝10時に終わり、翌日から2連休となるため、実質3日間の旅行が可能になります。旅行が好きな人が多いので、このスタイルを楽しんでいる人も同僚には多いです。

大変なことは、シフト勤務による不規則な生活と体調管理

電車運転士の大変なところとしては、シフト勤務による不規則な勤務体制です。出勤時間が毎日違うのはもちろん、宿泊勤務の場合でも交代で仮眠を取るため、眠ることができる時間がバラバラです。
毎日出勤時間が違うのも大変なことだと思います。うっかり出勤時間を間違えてしまっては多くの人に迷惑をかけてしまうことになります。そのため、前日の業務終了時、上司にその日の報告をするタイミングで、必ず上司とお互いに次の出勤予定のスケジュールを相互確認することでミスを防いでいます。
「次回の出勤は明日で、出社時間は●時だから●時の電車にのって、そのためには家を●時に出て、だから●時に起きるから今日は●時に寝て…」
と逆算してすべてスケジュールをその場で立てておくことで、ミスをしないしくみづくりを徹底しています。
また、電車運転士は列車の運行中は途中でトイレに行くことができません。そこで、私は食事を取ったあと、自分は何分後にトイレに行きたくなるか把握し、休憩時間が足りない場合は量を減らして分散するなど食事量とタイミングの調整をしています。このような体調管理には十分注意を払わなければいけないところも、電車運転士ならではの大変さだと思います。

取材協力

井上 直樹(電車運転士)

1984年愛媛県松山市出身。専門学校卒業後、駅員として都内の鉄道会社に入社。 甲種電気車操縦者運転免許を取得し、運転士を10年勤める。 人事異動で駅員に戻り、現在駅長としても勤務している。 また鉄道会社に勤務する人達と共に勉強会を開催している。

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