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  • 松瀬 英里奈さん(人間科学部/行政保育士)

私立大学/福岡

チクシジョガクエンダイガク

筑女で学んだことを実践しながら子どもに寄り添いたい

先輩の仕事紹介

筑女で掴んだ公務員保育士の道。子どもたちの想いを受け止め、可能性を広げていきたい

行政保育士
人間科学科 初等教育・保育専攻 幼児保育コース 卒/2020年卒
松瀬 英里奈さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

昔から保育園か幼稚園の先生になるのが夢でした。今は1歳児クラスの担任として、4人の先生と一緒に約20人の子どもたちの成長を支援しています。日々成長していく子どもたちをすぐ近くで見守れるのがこの仕事の魅力。私は公立保育園で働く「行政保育士」なので、配属された園の子どもはもちろん、配属園とは関わりのない、春日市に住む子どもや保護者も支援できる点にも喜びを感じています。具体的には公民館でのイベントの開催、3歳児検診の際に訪れた子どもと保護者を対象に行う保育体験や育児相談など本当に幅広いです。こんな風に、広い視野で子どもや保護者を支援できるのは、行政保育士ならではの強みだと思います。

学校で学んだこと・学生時代

心に残っているのは就職活動の時。行政保育士になるための面接試験がとても難関で、面接練習で時間内に自分の想いを伝えられず、悩んでいました。そんな時、ゼミの今里先生が私の話をじっくり聞いてくださったんです。もともと話好きなので、気づいたら2時間経っていた…ということもありましたが、それでも先生は笑顔で話を聞き、私の「軸」を一緒に探してくれたり、豊富な現場経験を活かしてアドバイスをくださったりと、根気強くそして温かく対応してくださったんです。話が逸れてしまった時にも「その考え方いいね!こうやって伝えたら?」とポジティブに捉えて私の個性を伸ばしてくれたおかげで、自信を持って面接に臨めました。

ゼミでお世話になった今里先生。私の目標でもあります

この分野・仕事を選んだきっかけ

もともと保育の道を目指していましたが、興味が広がったのは大学1年生の頃から始めた小学校の学童保育でのアルバイトがきっかけでした。いろんな個性を持つ子どもと接する中で、例えば帰りの会に参加できなかったり、他の子よりも少し落ち着きがなかったり、「対応が難しいな」と思う子たちがいることに気がついたんです。そんな時、筑女で発達の違いや障がいを持つ児童への対処法を学ぶ授業があって、それを実践することで「難しい子じゃなかったんだ」と実感。特徴ある子どもたちについて理解できる大人が増えたら、子どもたちももっと楽しいだろうなと思ったんです。だからこそ、幅広い子どもに関われる公務員という立場に興味を持ちました。

筑女の先生が行政保育士という仕事を教えてくれました

これからかなえたい夢・目標

筑女時代にゼミでお世話になった今里先生のように、子どもたちを肯定してあげられる先生になるのが目標です。それが例え悪いことであっても、子どもたちの想いをまずは受け止めること。そして「次はこうしよう!」「ここがいいね!」というポジティブな想いを大切にして、一人ひとりの可能性を広げていきたいです。また、学生時代に興味を持った特別支援に関わることも目標の一つです。少しでも知識を深めるために、今は言語聴覚士や臨床心理士の先生の保育園訪問に同行し、いろんな個性を持った子どもたちと実際に接しながら視野を広げています。行政に関わる保育士は、できることも求められることもたくさんあるので、成長し続けたいです。

子どもたちの想いを全て肯定し、受け止めてあげたい

松瀬 英里奈さん

春日市立昇町保育所勤務/人間科学科 初等教育・保育専攻 幼児保育コース 卒/2020年卒/筑前高等学校出身/働き始めた今でも大学時代に使っていた本や資料を見返しているという松瀬さん。「だいたいの疑問の答えが大学時代の資料に書いてあり、4年間の学びが今に繋がっていることを感じています」と語る。彼女が受け持つ1歳児は、言葉で想いを伝えられないぶん、表情や行動の変化を察知する必要があるのだとか。小さな変化に気づくために必要な知識もすべて筑女時代に培った。そんな彼女に筑女の魅力を聞くと「大学1・2年次に見学実習があること。子どもと関わり、保育士さんとお話もできて、現場で働く自分をイメージできました」と教えてくれた。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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