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目覚ましい発展を遂げるITは企業にとって欠かせない存在です。秘書業務においてもIT技術は積極的に取り入れられ、業務の軽減化や簡素化などさまざまな影響を及ぼしています。秘書の20年後、30年後の未来はいったいどうなっているでしょうか。近年注目されているAIの発達をメインに考えてみましょう。
細やかな気配りができるのは人間ならでは
現在、世間一般で働き方改革が問われています。自分が会社にどう貢献しているか考える機会をもつことも必要です。雇用関係も派遣社員から契約社員になるなど、どんどん変わっていますが、秘書はプロフェッショナルな仕事です。経験がないとできない専門職であり、企業にとっても重要なポジションです。
また、秘書は年を重ねてもできる仕事ですが、この先20年後、30年後に、秘書が発達していくAIとのかかわりでどのように仕事をしているのか、想像するのは難しいものがあります。
すでに、コンピュータを利用してスケジュール管理をしていることから、「AIにスケジュール調整をやってもらうから秘書はいらない」という役員が出てくるかもしれません。とはいえ、秘書の仕事はスケジュール管理だけではなく、得意先企業のアポイントをとることや会食の予約、相手の嗜好にあったおみやげの準備など、千差万別で多岐にわたります。相手先の秘書と連絡を取り合って決めることもたくさんあります。
役員の意向を読む力や、信頼関係と経験に基づいたコミュニケーションが必要な秘書の仕事。気配りやホスピタリティが大きな影響を与えることは必至です。そのような点からも現段階では、AIがたとえ発達したとしても、秘書の代わりを務めることは難しいのではないかと考えられます。
AIを秘書が使いこなす時代に
すべての秘書業務をAIが代行することは難しいとはいえ、一部のスケジュール管理をすることや、ビッグデータを管理して秘書が探し求めている商品をAIが検索するなど、秘書の仕事をよりスピーディにしてくれることは期待できます。
例えば、会議のスケジュール管理において、会議自体のスケジュール調整などの単純な管理はAIにできるかもしれません。さらに、会議の優先順位を決めるのはAIのほうが得意な可能性が高いでしょう。
また、相手の嗜好に関するデータがAIに蓄積されているとしたら、お客さまの好きな飲み物のデータを提示することができるはずです。さらに、役員が手持ちのおみやげや花などに希望があれば、季節やディテールなどの細かい要望にこたえて瞬時にチェックし、在庫があるお店を秘書に案内してくれるとしたら、秘書はとても助かります。秘書が気をつかって疲れたときには、AIがうっかりミスを防いでくれるかもしれません。
ホスピタリティの面からも全面的にAIが秘書の代わりをすることは難しいですが、秘書がAIを活用することは十分可能だと考えられます。秘書業務のなかで、調べることはとても多く時間がかかります。秘書がAIを使いこなして業務効率をあげることでAIと共存し、人間的な力を磨くことができる時代がまもなくやってくるでしょう。
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