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新聞記者が登場するマンガやドラマ

新聞記者が登場するマンガやドラマ

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仕事が休みの日は、映画を見に行く新聞記者もいます。ここでは、ある新聞記者が最近見た、記者を取り上げた映画のなかで、興味深かった作品を紹介します。この映画を見れば、新聞記者の仕事の一端を垣間見ることができるでしょう。

戦争と権力について考えさせられる『記者たち 衝撃と畏怖の真実』

『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』
2019/10/2(水)ブルーレイ&DVDリリース
発売:ツイン 販売:松竹
(c) 2017 SHOCK AND AWE PRODUCTIONS,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』
2019/10/2(水)ブルーレイ&DVDリリース
発売:ツイン 販売:松竹
(c) 2017 SHOCK AND AWE PRODUCTIONS,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

2003年のイラク戦争で、アメリカがどうして戦争への道を進んでしまったのかを伝える映画です。当時、ニューヨークで同時多発テロが発生し、アメリカ人の愛国心が高まるなか、「イラクに大量破壊兵器がある」といった政府の発表をほとんどの報道機関が垂れ流してしまったところに問題がありました。なぜならその後、イラクに大量破壊兵器はなかったことがわかったからです。この映画に出てくる主人公の新聞記者は「政府の発表は本当だろうか?」という疑問から取材を始め、最終的にはうそだったことを暴きます。この映画は、権力監視の重要性を教えてくれます。

新聞社のスクープを題材にした『ペンタゴン・ペーパーズ』

こちらはベトナム戦争の話です。アメリカがベトナム戦争で苦境に立たされ、戦況がとても厳しいなか、アメリカ政府はその事実を国民に知らせませんでした。その秘密が政府の内部文書にあり、それをアメリカのニューヨーク・タイムズがスクープしたのです。この時、同紙やワシントン・ポストといったアメリカの大手紙は政府と戦わなければなりませんでした。なぜなら、政府は記事を差し止めようとしたからです。これも権力監視に繋がる話で「ジャーナリズムとは何か」を考えさせられる作品です。アメリカの話ですが、日本にとっても他人事ではありません。権力者の発表をうのみにしてしまい、検証もせずに情報を発表してしまうことがないとは言えないからです。「記者は、権力者に利用されないよう細心の注意を払うべきだ」と、映画を見てあらためて思いました。

日航ジャンボ機墜落事故『クライマーズ・ハイ』

『クライマーズ・ハイ』
発売中 Blu-ray 4,743円(税別)/DVD 1,219円(税別)
発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
『クライマーズ・ハイ』
発売中 Blu-ray 4,743円(税別)/DVD 1,219円(税別)
発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

これは、横山秀夫氏によって書かれた小説です。1985年に発生した「日本航空123便墜落事故」を題材に、群馬県にある新聞社の記者が事件をどのように伝えるのか、奮闘した記録です。鳥肌が立つほど衝撃的な内容でした。映画化もされています。著者の横山秀夫氏が、新聞記者として自分の経験を書いた作品なので、新聞記者のリアルな働き方を知ることができます。もう一つ、元読売新聞の新聞記者だった大谷昭宏氏の原作マンガ『こちら大阪社会部』も、時代背景は少し古いですが、新聞記者が主人公なので参考になるかもしれません。

取材協力

軽部 理人

1987年、神戸市生まれ。2009年、早大国際教養学部卒業後、朝日新聞社に入社。長野総局や国際報道部を経て、2019年から東京社会部で都庁を担当。趣味はサッカーとスノーボード。長野では雪山に通い詰めたが、最近はもっぱら運動不足が悩み。将来は、銃乱射事件が相次ぐアメリカでの銃規制問題を取材したい。

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