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私立大学/東京・福島・千葉・神奈川・静岡

ニホンダイガク

日本大学 工学部 生命応用化学科

定員数:
130人 (2024年度)

応用化学、環境化学、生命化学を幅広く学び、環境を守り豊かな社会を実現する人材を養成します

学べる学問
  • 数学

    数字という世界共通の言語を使って、数、量、図形などの性質や関係を研究

    数学は、理工系の全ての学問の基本であり、コンピュータ、機械全般、医療、経済などの根底を支える学問。講義や演習を通して数が持つ理論と可能性を幅広く学ぶ。

  • 物理学

    ミクロからマクロまで、自然界の現象を観察し、真理を探る

    元素の成り立ちから宇宙まで、自然界の現象を観察し、法則を見出す。理論物理学、実験物理学、超高性能コンピュータを使った計算物理学などの分野がある。

  • 化学

    物質の構造や性質などを実験を通して研究していく

    物質の構造や性質、また、物質間の変化や反応を、実験を多用して追究していく学問。その実験結果を応用して、実用化する分野もある。

  • 環境科学

    科学技術によって環境問題解決を目指す

    環境科学とは、工学、化学、経済や法といったあらゆる観点から環境を検討し、快適で持続可能な社会の構築を目指してさまざまな問題の解決に取り組む学問です。「環境」とは、地球や自然そのものだけでなく、社会や都市環境など、私たちを取り巻くあらゆる環境を指します。したがって、学校によって、ある程度専門分野がしぼられているところと、幅広く環境科学について学ぶところとに分かれます。まずは環境科学の概要をつかみ、フィールドワークなどもしながら、実践的に研究手法を学び、環境に関する知識を養っていきます。

  • 環境工学

    環境問題の原因究明と解決を目指す

    地球温暖化や酸性雨、熱帯林の減少などの地球環境問題や、大気汚染など環境汚染の原因を究明し、地球と地球上の生命を守りながら人間社会の発展を実現するための研究を行う。

  • 応用化学

    化学を用いて、我々の生活をよりよくしていくための研究をする

    化学を用いて、我々の生活をよりよくしていく方法を追及する学問。新しい素材の開発や、医薬品の開発まで、その範囲は多岐にわたる。

  • 材料工学

    現代社会が求める新機能をもつ材料を開発

    材料工学とは、新たな材料を生み出すことや、それらを活用するための技術を開発・研究する学問です。「そのままでは有効活用が難しい」とされている物質でも、加工することによって利用価値の高い「材料」にできます。まず、化学、物理、数学といった科目と、材料工学の基礎を学びます。ここで物質の特性をしっかりと理解し、次のステップとして、現在使われている材料について、実験も交えて身につけていきます。金属、無機、有機材料について横断的に学ぶことで理解を深め、専門的な学びや研究へと進んでいきます。

目指せる仕事
  • 国家公務員

    国の施策に基づいて社会全体に貢献

    各省庁やその出先機関に勤め、国防・公安・徴税から農・工・商業の指導監督、国民医療や社会福祉の充実など、国の施策を実行して、国民生活の向上を図るのが仕事だ。

  • 地方公務員

    地域住民の利益のために働く

    各都道府県の市・区役所などで働く一般職員、学校で働く教育職員、警察で働く警察官などからなり、地域住民に密着した場所で福祉や利益、安全のために働く。

  • 警察官

    日々の防犯活動と、事件・事故の迅速な解決が要。人々の生活と安全を守る

    社会の治安を守るために、個人の生命や身体、財産を保護し、犯罪の予防や鎮圧、捜査、被疑者の逮捕、交通の取り締まりなどを行う。警察官には、巡査、巡査長、巡査部長、警部補、警部、警視、警視正、警視長、警視監、警視総監といった階級がある。

  • 化学技術者・研究者

    プラスチックや化学繊維、合成ゴムなどの化学製品を、製品開発したり、製造技術の開発などを行う。

    プラスチックや化学繊維、合成ゴムなどの化学製品に関して、新しい製品を開発したりするのが、民間企業(化学メーカーなど)にいる化学研究者。一方、国や学校などの研究所で活躍する化学研究者は、直接すぐに製品になるものというよりも、ある化学薬品の試薬を発見する研究だったり、特定の動きをする化学物質の研究だったりと、基礎的な研究になりがち。また、これらの化学研究を行うために必要な設備技術や化学製品を作成するための技術開発などの研究を行う研究者もいる。

  • 金属・材料技術者

    さまざまな金属やセラミックなどの新素材の開発をしたり、製品の製造現場での新しい技術を開発したりする。

     モノを作る現場では、モノを作るための素材が必要になる。機械などの場合は、さまざまな金属やセラミックなどの新素材がそれ。どういう目的で、どんな形状のものを作るかという話になった際、重要なのがこの材料。目的にかなった強度や加工のしやすさ、耐久性など、材料次第でうまくいくことも失敗することもある。しかも、商品にするためには、コスト管理も欠かせない。そのような金属や材料に関しての専門知識を持ち、時には新しい素材の開発を行ったり、加工技術に工夫を凝らしたりするのが金属・材料技術者。

  • 環境保全エンジニア

    公害防止や環境保全に関わる

    自然環境の保全に関わる。メーカーなどで公害を防ぐ機器などの設計、製作、メンテナンスを担当する仕事と、大気汚染、騒音、水質汚濁などの数値を計測したり、調査・分析する仕事に大別できる。

  • 環境計量士

    濃度や騒音レベルを計量する

    計量器の整備、正確性の保持、計量方法の改善など、適正な計量のための環境保持をする仕事。具体的には、濃度や騒音レベル、振動レベルを測り、工場や事業所などでの計量に問題がないよう必要な措置を講じていく。

  • 中学校教諭

    専門教科を教えるとともに心のケアも

    小学校と違い、免許のある単一教科を教えるので深い専門知識が必要となる。また、中学時代は、子供から大人にかわる過渡期で、不安定になる生徒も多いので、適切な指導をしていかなくてはならない。人間としての幅広い教養や対応力が求められる。

  • 高校教諭

    自分の専攻の知識を生かしてより専門分野を深く教える

    公立・私立の高等学校で、自分の持っている免許状の担当教科を教え、生徒の部活動や生活・進路指導を行う。また、学校運営の事務も行う。小学校・中学校よりも一般的に授業時間が少ないので、専門分野の勉強に打ち込める時間も取りやすい面もある。

  • 製薬開発技術者・研究者

    製薬会社や化粧品会社などの研究機関、大学の研究室などで製薬に関する研究や製造技術の開発・研究を行う。

    製薬開発技術者は、主に製薬会社や化粧品会社などで製品の開発のための企画立案や計画を立てて製品化を実現したり、品質検査や製造工程のチェック・指導など、製造に関する技術指導・管理などを行う。製薬開発研究者は、企業をはじめとした各種研究機関や大学の研究室などで、新薬の開発のほか、素材や化学物質の基礎研究、新薬開発のための製造技術の開発・研究など、それぞれの専門分野をもとに、「製薬」に関わる新しい研究を行う。高度な専門知識を必要とするため、多くは大学院で専門の研究を経て研究者となるのが一般的。

初年度納入金:2024年度納入金 166万円  (諸会費等別途)

日本大学 工学部 生命応用化学科の学科の特長

工学部 生命応用化学科の学ぶ内容

持続可能な社会システムの実現に寄与できる化学技術者・研究者を養成します
応用化学と生命化学の幅広い知識と実験技術を修得し、持続可能な社会システムの実現に向け、高い倫理観と問題解決能力を修得。生命化学の工学への応用、環境に配慮した化学製品の開発・生産・普及活動及び環境保全・リサイクル活動などに従事・貢献できる、化学技術者、教員、公務員、研究者などを養成します。

工学部 生命応用化学科のカリキュラム

専門知識や実験技術を幅広く修得するための3つの履修モデル
応用化学系は、ポリマーやセラミックスなどの機能性材料を開発するための知識と実験技術を学修。環境化学系は、環境汚染物質の処理と評価分析のプロセスを構築し、地球に優しい産業プロセスを創製するための知識と実験技術を学修。生命化学系は医薬品、農薬、食品、バイオ材料などの開発に必要な知識と実験技術を学びます。

工学部 生命応用化学科の研究テーマ

テーラーメイド医療に役立つバイオナノテクノロジー研究(ナノバイオ研究室)
一人ひとりの体質や環境、病態などを調べ、それらに合った薬を開発・投与するなど、患者さんに最適な医療を提供するテーラーメイド医療を推進するためには、バイオとナノテクノロジーを融合させたバイオナノテクノロジー分野の研究が必要不可欠。そのための遺伝子診断チップや診断キットなどの開発研究に力を入れています。

工学部 生命応用化学科の研究室

17の研究室で、環境の保全・循環型社会の創造を視野に入れた化学と新しい技術との融合を学修
環境照射化学、光エネルギー変換、環境化学工学、環境電気化学、環境分析化学、有機材料化学、光物理化学、無機材料化学、糖質生命化学、生体無機化学、有機機能分子化学、生命分子工学、分子遺伝学、生体材料工学、酵素学、ナノバイオ、バイオインフォマティクスの17の研究室があり、さまざまな研究を行っています。

工学部 生命応用化学科の卒業後

卒業生の多くが、メーカーの分析・開発の専門職として活躍
医療品や化学関連、電気・機械メーカーなどの製造業へ就職。そのほかサービス業、IT・情報処理や商社などさまざまな分野で活躍しています。また、3割近くが大学院へ進学しているのも特長です。2023年3月卒業生の主な就職先はAGCエレクトロニクス、MGCエレクトロテクノ、東京パワーテクノロジー(東京電力グループ)などです。

工学部 生命応用化学科の施設・設備

生命応用化学を深く研究できるさまざまな実験設備が充実しています
高分子化合物の分子量を測定する「マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間質量分析装置」、任意の配列をもつDNAやRNAを合成する「DNA/RNA自動合成機」、試料表面の形態を観察する「走査型電子顕微鏡」、分子の励起状態からのシグナルである蛍光寿命を測定する「ピコ秒蛍光寿命測定装置」などがあります。

日本大学 工学部 生命応用化学科の学べる学問

日本大学 工学部 生命応用化学科の目指せる仕事

日本大学 工学部 生命応用化学科の資格 

工学部 生命応用化学科の取得できる資格

  • 中学校教諭免許状【理科】<国> (一種) 、
  • 高等学校教諭免許状【理科】<国> (一種) 、
  • 毒物劇物取扱責任者<国>

医療用具・化粧品・医薬部外品製造業責任技術者

工学部 生命応用化学科の受験資格が得られる資格

  • 消防設備士<国> (甲種) 、
  • 火薬類保安責任者【製造・取扱】<国> (火薬学の単位取得が必要/一部試験免除【取扱】) 、
  • 危険物取扱者<国> (甲種/化学に関する授業科目を15単位以上修得)

工学部 生命応用化学科の目標とする資格

    • エネルギー管理士<国> 、
    • 計量士<国> (環境計量士) 、
    • 公害防止管理者<国> 、
    • 技術士<国>

日本大学 工学部 生命応用化学科の就職率・卒業後の進路 

工学部 生命応用化学科の就職率/内定率 100 %

( 就職者数75名/就職希望者数75名 )

工学部 生命応用化学科の主な就職先/内定先

    AGCエレクトロニクス、MGCエレクトロテクノ、SMC、アルス、エノテカ(アサヒビールグループ)、サンセイ医機、ニプロファーマ、ニプロ医工、DTS、アサカ理研、アスクテクニカ、日本化学環境センター、日立ハイテクフィールディング、野村鍍金、検査開発、三機工業、三進金属工業、三菱電機エンジニアリング、山形東亜DKK、大同信号、第一三共ケミカルファーマ、東京パワーテクノロジー(東京電力グループ)、東新工業、日新製薬、日本システム・エイト、日本化学工業、日本食品化工、品川リフラクトリーズ、富士ソフト、福島コンピューターシステム ほか

※ 2023年3月卒業生実績

大学院進学者は27名

日本大学 工学部 生命応用化学科の入試・出願

日本大学 工学部 生命応用化学科の問い合わせ先・所在地・アクセス

〒963-8642 福島県郡山市田村町徳定字中河原1番地
日本大学工学部 入試係:TEL 024-956-8619

所在地 アクセス 地図・路線案内
工学部キャンパス : 福島県郡山市田村町徳定字中河原1番地 JR東北新幹線・東北本線「郡山」駅から福島交通バスで20分「日本大学」下車
JR東北本線「安積永盛」駅から徒歩 15分

地図

 

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