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情報学ではこんな研究をしています

私の研究室では、デジタル地図などと呼ばれる「GIS」の有効活用をテーマに研究しています。GISとは「Geographic Information Systems」の略で、日本語では「地図情報システム」と訳されます。(電気通信大学大学院 情報理工学研究科 山本佳世子准教授)

※このコンテンツは2018年の取材に基づき構成しています

地図情報システムの有効活用を研究

GoogleMapやYahoo!地図などに活用

私の研究室では、デジタル地図などと呼ばれる「GIS」の有効活用をテーマに研究しています。GISとは「Geographic Information Systems」の略で、日本語では「地図情報システム」と訳されます。
GISを活用したもので最も一般的なのは、GoogleMapやYahoo!地図などのインターネット地図です。GISのすごいところは、地図上にさまざまな情報をデータベースとして取り込んでおいて、必要に応じて、表示できることです。皆さんも日頃活用しているでしょうが、インターネット地図で拡大・縮小に応じて地図の精度が変わったり、目的地までの距離や電車や車を使った場合の所要時間を表示したりというのは、まさにGISの機能を活用している一例です。
もっとも、このレベルはまだまだ序の口。コンピュータの進化によって、GISは膨大な情報を取り入れることができるようになりました。例えば、地図上にあるビルの各フロアの案内や、その外観の写真など、地図内にレイヤー(階層)に分けて、さまざまなデータベースを取り込め、デジタル地図上にわかりやすいかたちで表示できるのです。
ここで盛り込んだデータを関連付けて分析すれば、それまで見えなかった傾向や関連性がわかることにもなりますし、地図はビジュアルランゲージと言われるように、大量の情報を視覚的に、瞬時に、誤解なく伝えることができるというメリットがあります。

デジタル地図の可能性を語る山本佳世子准教授

地域ごとの危険度が一目瞭然になり、防災に役立つ

こうしたGISは、防災マップなどにも活用されています。危険度情報をデータベースとして取り込んでおけば、地域ごとの危険度が一目瞭然になりますから、利用者はどう備えるべきかがわかることになります。
GISのすごいところはデータの蓄積だけに留まらないところです。インターネットやSNSなどのリアルタイムの情報も取り込め、常に情報の更新ができるのです。わかりやすいところで説明すると、災害が起こっている周辺の情報をリアルタイムで盛り込めば、より安全な場所に誘導するといったことが可能になるのです。
このように私の研究室では、GISを活用して、さまざまな社会問題の解決に役立てようと取り組んでいます。

取材協力:電気通信大学大学院 情報理工学研究科 山本佳世子准教授

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