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看護学はこんな人に向いている

看護学を志す上で大切なのが、人の役に立ちたい、人が好きだという気持ちです。看護を必要とする人はさまざまですから、一人ひとりに合わせて考えなければなりません。その違いを楽しみ、自ら主体的に考え、行動できる力が求められるのです。

※このコンテンツは2017年~2018年の取材に基づき構成しています

人の役に立ちたい、人が好きだという気持ち

すべての力が看護に生きる

すべての人に関わる学問ですから、今まで培ってきたものはどんなものでも生かせるといえます。わかりやすい例が性別の差です。看護師というと女性のイメージ強く、実際に女性が圧倒的多数ですが、近年男性も少しずつ増えています。泌尿器科系やがんには男性特有の疾患がありますし、入院生活を送る男児にとっては、男性が近くにいることでロールモデルとなり、成長にいい影響があることもわかっています。こんなふうに、誰の、どんな能力でも必要とされるのが看護なのです。

看護に求められるのは主体性

その中でも、人の役に立ちたい、人の助けになりたいという気持ちを持った人、なにより、人が好きな人が向いているでしょう。
病気の人を助けたいということなら、医学という道もあります。医学と看護学の違いは、医学は病気や怪我そのものを見る学問で、看護学は人を見る学問だということです。
たしかに、中には病院や医師が苦手な人がいるなど、必ずしもケアしやすい人ばかりではありません。病気や怪我で気分が落ち込んで、コミュニケーションがうまくとれない人もいます。しかし、相手がどんな人であっても、そこに看護を必要とする人がいるなら手を差し伸べるのが看護を担う者の責任です。そのためには目の前の人をしっかり理解し、何をすべきかを考える必要があります。受け身の姿勢では、それはとても敵いません。自ら主体的に動き、考えること。それが看護の役割であり、必要な素養なのです。

これからは人々をまとめるリーダーシップも求められる

看護学は、まだ歴史の浅い学問です。経験で培われたことが多く、また、病院ごとのルールも少なからずあります。まだまだ医師のサポーターというイメージも強く、看護師が自ら何かをできる土壌は整っているとは言い難いかもしれません。
しかし、今は、チーム医療や地域包括ケアなどが盛んに言われている時代です。医療専門職、医療機関、行政、民間企業などが横のつながりを持ち、連携して、予防を含めた医療や、生活者のサポートに当たることが強く求められています。これからは看護師も一専門職としての地位をますます確立していくでしょうし、一人ひとりの心に寄り添うという看護学を学んだ人は、多職種が連携する上で、欠かせない人材となるでしょう。
医療システムが転換を迎える今の時代だからこそ、これからの看護学を、そして医療を支え、先頭で切り開いていける人材が求められていくのです。

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看護師が、希望を持ち続けられる職場環境づくりを行う先生

大阪歯科大学 看護学部看護学科
石原 逸子教授

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「看護とは何か」を探究し、寄り添う力を育む先生

天使大学 看護栄養学部看護学科
服部 容子教授

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臨床倫理を追究し、高齢者のQOL向上をめざす先生

川崎医療福祉大学 保健看護学部保健看護学科
小薮 智子先生

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