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介護福祉士が登場するマンガやドラマ

介護福祉士が登場するマンガやドラマ

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介護業界は、描こうとするとどうしても生々しい描写が多くなり、メディア化が難しいジャンルでもあります。しかし漫画は実写と比べて表現の幅が広いため、働くイメージが浮かびやすいかもしれません。ここでは、介護職の現場を描いたコンテンツを紹介します。実際にこの業界で働く人たちからの評価が高い作品もありますので、ぜひ目を通してみてください。

漫画「ヘルプマン!!」(くさか里樹)

漫画「ヘルプマン!!」(くさか里樹)

 高校生の主人公、百太郎はひょんなことから徘徊老人に出会います。老人が入居している特別養護老人ホームまで案内するも、そこで見た介護風景に思わず絶句。百太郎は高齢社会の到来を身近に感じると同時に現場の状況を目の当たりにしたことで、介護の道に進むことを決意します。
 「介護保険制度編」「認知症編」「介護福祉学生編」など、さまざまな角度から高齢社会のリアルな実情を描きます。勉強は苦手だけど熱意は人一倍の百太郎が、高齢者や介護関係者に影響を与えながら成長していく様子に、思わず胸が熱くなるはず。
 介護業界は入浴介助や排泄介助など、ドキュメンタリーなどでは実情を伝えにくい現状があります。漫画だからこそ伝えられる職業の一つが、介護業界なのかもしれません。本作は実際に介護業界で働く人たちからも評価が高く、介護福祉士養成の教材として大学で使われることもあるようです。
 現在は『イブニング』から『週刊朝日』へと移籍して連載中。2011年には第40回日本漫画家協会賞大賞を受賞。

漫画/映画『ペコロスの母に会いに行く』(岡野雄一)

漫画/映画『ペコロスの母に会いに行く』(岡野雄一)

ペコロスこと作者の岡野雄一氏と、施設に暮らす認知症の母親との交流を描いたコミックエッセイです。亡き父親との思い出や、作者のハゲ頭から戻った記憶など、母親と過ごすおかしくも切ない日々を優しいタッチで表現。第42回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞しました。
 2013年には岩松了と赤城春恵を迎えて映画化。加瀬亮や竹中直人など実力派俳優たちも出演し、クスリと笑えるようなコミカルさもある作品です。
 続編として『ペコロスの母の玉手箱』があるほか、舞台化もされるなど、ふれる人の心を打つ作品は一見の価値ありです。

ドラマ『任侠ヘルパー』

2009年に放送されたテレビドラマです。主人公と、彼が所属する暴力団の団員たちは、ひょんなことから老人介護施設で働くことに。ヘルパーとして高齢者たちと接しながら、しだいに成長していく姿を描いています。2012年に映画化もされました。
 極道と介護ヘルパーという社会的に大きくかけ離れた立場ですが、介護業界の現実を見て少しずつ変化していく様子が心に響きます。
 

ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』

介護福祉士として大手介護施設で働くヒロインのラブストーリーとして、2016年に放送されました。ヒロインが勤務する介護福祉施設のあまりに過酷な描写に、日本介護福祉士会から意見書が提出されるなどありましたが、視聴者からは賛否両論あったことから影響力の大きさがうかがえます。
 必ずしも「いつ恋」のような労働環境ではありませんが、見ておいて損はしないドラマかもしれません。

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