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文化人類学と他の学問とのかかわり

文化人類学を、世界の民族を対象とするフィールドワークを主体とした研究手法で、「人間とは何か」という問いに答える学問と考えると、民族学、民俗学、社会学、心理学などに少しずつ共通点があります。その反面、核心的な部分に異なる点がありますから、よく違いを吟味しましょう。

※このコンテンツは2018年の取材に基づき構成しています

民族学、民俗学、社会学、心理学などに少しずつ共通点

フィールドワークを主体とした隣接分野でも、目的は異なる

かつては文化人類学を民族学と呼んでいたこともありますし、今でも「民族学」という看板で文化人類学と同じ研究・教育をしているところもあります。民族学も、世界の民族の文化や風俗を対象として、フィールドワークを主体とした研究手法を取るので、ほとんど同じことがやれると考えていいでしょう。
もう一つ似たイメージで語られるのが民俗学です。フィールドワークを主体とした研究手法は確かに似ていますが、研究対象が国内の伝統的な生活様式や風習が中心で、自文化を理解することを目的とするところが異なっています。地理学や地域研究は、研究手法は似ていて、研究対象も一部重なっていますが、やはり目的が違います。
「人間とは」というテーマが文化人類学最大の特徴と言えるのかもしれません。
その他にも社会人類学や経済人類学、宗教人類学など、お尻に「人類学」がつく学問はたくさんあります。これらは手法も目的も文化人類学と同じで、単に入り口が違うだけです。学科・コースとして名前がついているのは文化人類学が多いので、文化人類学の道に進み、あとは個別の研究で「社会人類学的なテーマ」「経済人類学的なテーマ」を選ぶという考え方でいいでしょう。

社会学・心理学は対象が同じでも手法が異なる

文化・社会を研究するという意味では、社会学もよく似ていて、社会学を出身とする文化人類学者もいるほどです。ただし社会学は、文化人類学のような現地の人々と生活を共有する密度の濃いフィールドワークは行わず、アンケート調査や統計を好む傾向にあります。また、社会学が自分の所属するコミュニティについて内側から研究することが多いのに対して、文化人類学は自分の所属するコミュニティから外に出て他文化を理解し、比較することで自文化を認識するのが特徴です。
また、心理学も人間の研究という意味では似ていますが、実験や、アンケート統計をよく用いる点がやはり異なります。文化人類学は、統計を使って一般化してしまうと埋もれてしまう一人ひとりの感覚や価値観を重視するため、アンケートや統計をあまり使わず、現地の一人ひとりと深い関係を作ってじっくり理解していくところが特徴です。

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