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文化人類学では何をどのように学ぶか

学部では1・2年次で、文化人類学のフィールドワークに必要な着眼点や注意点などのノウハウを学び、3・4年次では身近なフィールドで調査を行い、卒業論文をまとめます。そして大学院生になると自分のフィールドを決めて出かけていき、現地で観察を行う中で研究テーマをみつけていくというのが、大まかな流れです。

※このコンテンツは2018年の取材に基づき構成しています

1・2年は座学、3・4年でフィールドワークへ

周りのものを意識的に見る訓練を積み、フィールドワークへ

1・2年次は、講義で文化人類学に使われる理論や地理・歴史、異文化理解といった基本的な知識を学んでいきます。担当する先生が、自分の研究成果をもとにした世界の民族の驚くべき風習を紹介する講義も多く、自分の思っていた「当たり前」という感覚が崩れるほどの強烈な刺激を受ける学生も多いといいます。また、演習科目も積極的に行われます。3・4年次のフィールドワークを行う上で、些細なことに気づく力や違和感を自覚する力が重要になりますから、まず日常の中にある見過ごしがちな「なぜ?」を、意識的に発見する訓練をここでします。
大学院生からスタートすることが多い、海外を舞台とするような本格的なフィールドワークは、少なくとも数カ月単位で現地に住み込むほどの大がかりなものになります。ただ、学部の研修などで1~2週間、海外でのフィールドワークを行う大学もあります。

メモの取り方、写真の撮り方を学ぶ

文化人類学は記録の取り方も独特です。例えば一般的なメモの取り方は、相手の話をかいつまんで要点だけを書きますが、文化人類学の聞き取り調査では、相手の発言を一言一句変えずにすべて書き出します。相槌や「え~…」といった言葉もすべてです。
というのも、はっきり「そうですね!」と答えたときと、「あぁ……そうですね」と考えるように答えたときとでは、細かい意味合いが違うからです。その意味合いを取りこぼさないのが文化人類学の調査なのです。また、要約には書き手の意図や価値観が入ってしまい、肝心の相手の意図や価値観をそぎ落としてしまうことになるため、文化人類学の研究では好ましくないのです。
街や人の様子を観察する場合は、写真の撮り方も重要です。一般的に写真は、おもしろいものや画面映えするもの、人に見せたいもの、記念となる一コマを写します。しかし、文化人類学の調査では、とにかく目に写るものを片っ端から撮っていきます。「おもしろい」という自分の価値観のフィルターを通してしまうと、本当はその文化において重要なはずの光景を見落としてしまうかもしれないからです。後から重要なことに気がつくかもしれないため、とりあえずたくさん記録を残しておくわけです。研究者の中には、1日で数百枚を撮る人もいます。

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アフリカ難民の調査を通し、文化や人間の多様性を探る先生

盛岡大学 文学部社会文化学科
飛内 悠子准教授

文化人類学を選んだ理由

こんなふうに文化人類学を学んでいます

実際に文化人類学を学んでみて

もっと在校生たちに聞いてみよう

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カンボジアで見たアンコール遺跡の世界観に魅了され、遺跡を研究

就実大学 人文科学部 総合歴史学科
宗近 大空さん

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過去の広告を参考に会社をSDGsと関連づけ、広告作成をしています

二松学舎大学 文学部 都市文化デザイン学科
田中 佑さん

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子供たちと一緒に成長したい!笑顔溢れる社会科教員に

埼玉学園大学 人間学部 人間文化学科
芦沢 奈々カさん

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