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助産師は自分らしく活躍できる?

助産師は自分らしく活躍できる?

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2017年現在、助産師は女性しか就けない職業です。これは保健師助産師看護師法という法律で決められています。助産行為、いわゆる女性が子どもを産むことを助ける行為は、医師と助産師しか行うことができません。したがって、男性は日本では産科医にならなければ助産行為はできないのです。なお、スウェーデンなど一部の外国では男性の助産師もいます。

体育会系な助産師界。プロフェッショナルな集団

では、女ばかりの助産師の職場はどういう雰囲気なのでしょうか。
助産師は、看護師業界の中でも特に体育会系と言われています。気が強い人が多い職業として業界で有名だそうです。
看護師の資格と助産師の資格、両方を取らなければならないという制度上、比較的、向上心が高く、プロフェッショナルな人が多くなります。そのため、気持ちが強い傾向があるようです。
しかし、決してそういった強さを産婦に見せることはありません。出産は女性の一生の中で、多くても2~3回しかない大きなイベントであり、そのうち1回でも嫌な体験になってしまってはいけないと、助産師は常に考えています。そのために、プロフェッショナルな意識を持ち、産婦のためにやれることを全力でおこないます。

ママと子供のためなら女優になる。すべては女性の一生のために

ある助産師は
「助産師は女優だ」
と話してくれました。産婦が甘えたいのか、励ましてほしいのか、様子を見て臨機応変に対応することが重要なのだそうです。
また、周囲の協力が育児では必要とされるため、周囲の人をおだててその気にさせる役回りもするんだとか。
「それ初めてやったんですか? 上手~」
「○○さんが抱っこしたらこんな顔するんですね~」
「手が大きいから安定感が違いますね!」
「起きたら○○さんがいたね~。幸せだね~」
などなど。助産師は女性の出産後の人生に関しても真剣に考えているため、周囲の人が育児に協力をするようにこのような努力をしているのです。

女性の人生に寄り添うことを一生の仕事にする

助産師は、自身の仕事のことを「女性の一生に寄り添う仕事」と考えるそうです。女性として、女性の一生のことを真剣に考え、多くの女性を助けることができる、まさに一生ものの仕事です。決して簡単になれる職業ではありませんが、助産師を志望する学生の方には、あきらめずに努力して目指していただきたい素敵な職業です。

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