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パン職人の給料や年収は働き方によりけり。就職先も雇用形態も色々ありますので、一概に正しいとは言えませんが、厚生労働省発表の「平成28年賃金構造基本統計調査」によると、パン・洋生菓子製造工としておしなべて見た場合の平均年収は約321万円。月の平均給与は24万2100円となっています。ただし、就職先や本人の技術、経験によって給与水準は全く異なってきますので、様々な就職先のパターンを調べてみるといいでしょう。
パン職人の給与は、勤労時間の割に少ないと感じる人もいるかもしれません。朝早くから仕込みをして、夜は閉店後に片付けや翌日の仕込み、ミーティングなどの残業。土日も開店するお店がほとんどですので、休日もまちまちです。固定給の正社員であれば毎月一定の給与を手にすることができますが、アシスタントやアルバイトといった雇用形態の場合は時給制であることが多く、年収は上記の数字より低くなるでしょう。
パン職人の平均給与・年収
平均給与 24万2100円/月
年収 約321万8900円
※年収の計算方法:きまって支給する現金給与額(24万2100円)×12カ月+年間賞与その他特別給与額(31万3700円)
※厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」より
※企業規模10 人以上のパン・洋生菓子製造工の給与月額男女合計(平均年齢:38.5歳、勤続年数:8.9年、所定内労働時間数:169時間、超過実労働時間数:24時間)
アルバイト(時給制)からスタートする人も多い
パン職人への第一歩はアルバイトなどの非正規採用からという場合も少なくありません。その場合は時給制となりますが、時給は都道府県ごとに決められた最低賃金を元に、それぞれのお店が決定します。そのため収入は、働く地域やお店の規模・売上によって左右されます。
実力をつけて収入アップ
より高い収入を得るためには、実力をつけて役職を得たり、自分の店を持ったりと、通常のスタッフよりも上の立場を目指さなくてはなりません。いずれにせよ、パン職人が高い給与を得るためには、周囲を納得させられるだけの技術が必要。「たくさん稼げるパン職人になる」と目標を掲げるのであれば、それなりの努力と根性が必要になります。
パン職人になるには?
パン職人の仕事について調べよう!
パン職人の仕事についてもっと詳しく調べてみよう!
パン職人の先輩・内定者に聞いてみよう
製菓衛生師本科 卒
パティシエ・カフェ科
製菓技術科(2年)
パン職人を育てる先生に聞いてみよう
製菓衛生師本科(1年制)
パン本科
製菓応用技術マネジメント学科(2年制)
パン職人を目指す学生に聞いてみよう
調理ハイテクニカル経営学科 昼間部 製菓・製パン専攻
パン本科
パティシエ・カフェ科