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美容師の20年後、30年後はどうなる?

美容師の20年後、30年後はどうなる?

美容室の数は増加しており、お店の競争は激化しています。
一部の意見では、美容師の仕事は将来、ロボットに取って代わられるともいいます。本当にそうでしょうか?美容師の20年後・30年後はどうなるのでしょうか?ここでは、今考えられる美容師の20年後・30年後をお伝えしたいと思います。

低コスト美容室or付加価値を提供する高級サロン 進む価格の二極化

美容室数は全国で23万7000軒を超えており(2015年3月末時点)、サロン同士の競争は激化しています。今後は今のようなペースで美容室が増えていくことは考えられませんが、それでも、何かに特化していかなければたくさんある中から選ばれるサロンにはなれません。
例えばファッション業界ではファストファッションとラグジュアリーブランドという両極が好調な売上を上げているなど、消費行動が二極化しています。
「特化」と「消費行動の二極化」を背景に、美容業界でも低コスト美容室と高級サロンのどちらかに分類させるサロンづくりが進んでいます。
サイドメニューを充実させるなど、付加価値をつけることによって客単価をあげる高級サロンと、回転率をあげて人数をこなすことで利益を上げる低コスト美容室、そのどちらに属するのか、美容師は判断を迫られるでしょう。

高齢者層に向けたサービスが拡大

今や4人に1人が65歳以上という時代です。少子高齢化が進み、若者主体のサービスから、中年・高年齢層に向けたサービスに注力していかなければならなくなるでしょう。ヘアカラーの主流は白髪染めになり、薄毛改善のメニューが当たり前のようにおこなわれるかもしれません。
年を重ねていくと、人々の関心は「健康>美容」になりがちです。それに応えるために、健康やアンチエイジングへの知識が欠かせないものとなりそうです。
また、高齢化を受けて福祉美容師の需要も今以上に高まるでしょう。福祉美容師とは、介護が必要な人の自宅や病院、施設に訪問し、美容業をおこなう美容師のことです。若者主体のサービスから、高齢者層に向けたサービスへ。美容師に求められるものは確実に変わっていきます。

サラリーマン美容師が増える

一昔前は、「独立しなければ食べていけない」と言われていた美容師ですが、20年後・30年後はサラリーマン美容師=雇われて働く美容師が増えると予想されます。その背景には安定志向の高まりがあります。
「レッスンや残業なし・完全週休二日制・社会保険完備・有給休暇あり・ウィッグ、講習費半額サロン負担」といった制度を導入していかなければ人材確保も難しくなっており、アシスタントからのスタートだからといって給料を安く設定していると、就職希望者が誰もこないということもあるようです。
オーナーひとりが儲かる仕組みでは、やっていけなくなっているということです。腕のある人だけが高い給料を得られる歩合制から、皆が安定的に一定水準以上の給料を得られる固定給制に変えるサロンも増えています。
職人ではなく、職業としての美容師に。定年まで雇われて美容師として働くという選択肢が、20年後・30年後には迷わず選べる時代になっているでしょう。

美容師のロボット化は進むのか?

これは、「進む」と考えるのが恐らく正しいでしょう。ただし、「シャンプー」や「単なるカット」、「単なるカラー」など一部のサービスに限って、ということが言えそうです。
例えば、髪の毛の状態は、気温や湿度、お客さまの健康状態などにより日によって異なります。美容師はそれを的確につかみ、髪の状態に応じた施術をします。「ロボットにそこまでを求めるのは難しいのではないか」という人も美容師の中にはいます。
また、それ以上に、機械的な施術を望まない人も多いのではないでしょうか。どんなヘアスタイルが自分に似合うのか美容師さんと相談をして「自分でも見たことのない自分に出会う」、何気ない会話を楽しみリラックスする、そういった経験や時間をサロンで得たいと思っている人に対しては、ロボット化はできません。

逆を言えば、低コスト美容室であれば価格以上の価値を提供する、高級サロンであれば高い技術と豊富なサービスで顧客からの信頼を得るなど、人に選ばれる人にならなければ、ロボットに取って代わられることはあるのかもしれません。

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