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助産師の学校の選び方

助産師の学校の選び方

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助産師になるための学校の選び方として、まずは看護師資格と助産師資格の取り方を考えることが大切です。助産師になるためには、国家資格である「助産師」と「看護師」の両方の資格試験に合格する必要があります。同時に2つの国家試験の合格を目指す場合と、看護師国家試験→助産師国家試験の順に合格を目指す場合とでは、学校の選び方が異なってきます。

じっくりと学びたいなら、看護系の大学・短大・専門学校へ進む

まず、看護学を学べる4年制の大学か3年制の短大、看護専門学校を卒業し、看護師国家試験を受験。その後、1年制の専修学校・専門学校や看護系大学院や助産学専攻科に入学し、助産師国家試験の合格を目指すことになります。時期をずらして国家試験に取り組めるので、腰を据えてじっくり勉強したいという人にはおすすめの方法です。ただし、2回学校を受験する必要があり、入学金などの負担はあります。

最短で目指したいなら、助産師養成課程のある4年制大学へ進む

卒業と同時に看護師資格と助産師資格の両方の取得を目指すなら、4年制大学の助産師養成課程へ。卒業前に看護師国家試験と助産師国家試験を受験し、いずれも合格した場合、卒業後すぐに助産師として働くことができます。効率はいいですが、看護師と助産師の勉強を同時に進めなくてはいけないので、学生生活はハードなものになるでしょう。

【学校選びのポイント①】 カリキュラムをしっかり調べる

基本的なカリキュラムはほぼ同じですが、学校独自のプログラムがあったり、外部講師から講義を受けられる機会があったりと、学校によって特徴もあります。カリキュラムを確認し、助産師になるための学びを具体的にイメージしましょう。

【学校選びのポイント②】 学費の違いを確認する

進学する学校やどのルートで助産師を目指すかによって学費が大きく変わってくるため、複数の学校の学費を比較しながら、現実的に通える教育機関を選びましょう。

【学校選びのポイント③】 合格率をチェックする

国家試験の合格率は学校別に公表されています。ほとんどの学校が95%以上と高い合格率ですが、念のため学校ごとに詳細を調べておくと安心です。

助産師養成課程のある4年制大学で、助産師資格を目指す場合のポイント

近年は大学内の助産師養成課程を廃止し、大学院や専攻科に助産コースを移す大学が増えているので、必ず最新の募集要項を確認しましょう。また、助産師養成課程の募集定員は大学によって差があるので、入試倍率と共にチェックしておくと、学校選びの参考になります。大学によっては、選択式のカリキュラムの受講で助産師国家試験の受験資格を得られる場合もありますが、希望する学生全員が受講できるとは限りません。こちらも定員制であったり、成績順に優先枠があったりとルールが決められていると思いますので、受験前にしっかりリサーチしておくべきポイントです。

4年制大学、3年制短大を卒業後、助産師資格を目指す場合のポイント

「一般教養も学ぶことができる」のが専門学校との大きな違いになります。社会に出るときに専門知識だけでなく一般教養も身につけておきたいと考える人にとっては、メリットがある進路先といえるでしょう。在学中は看護の基礎を学びながら看護師国家試験の勉強に集中し、卒業後、大学院や助産学専攻科、専修学校・専門学校などに通って助産師を目指すことになります。

3年制専門学校(看護学校)を卒業後、助産師資格を目指す場合のポイント

一般教養も学べる短大とは異なり、看護についての専門的な知識やスキルを徹底的に学ぶ場です。実習が充実している場合が多く、より多くの「看護の現場」を体験したいと考える人にぴったりの環境になります。カリキュラムや卒業までにかかる費用は学校によって違いがありますので、「何を重視したいか」をまず決めたうえで、学校の情報を集めるようにしましょう。

大学院や助産学専攻科、専修学校・専門学校で、助産師資格を目指す場合のポイント

いずれも助産のプロを育成する機関です。実際の医療機関や助産所などで臨地実習を行いながら分娩介助や母子ケアについて学び、卒業と同時の助産師国家試験合格を目指します。これらの助産師教育機関への入学を希望する場合は、大学・短大もしくは専門学校の在学中から受験対策をしておくことが重要になります。

2024年9月更新
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