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診療放射線技師の学校の選び方

診療放射線技師の学校の選び方

全国のオススメの学校

診療放射線技師になるために国家資格は必要ですが、学校は大学でも専門学校でもどちらでも大丈夫です。ただし、診療放射線技師の国家試験を受験するためには、文部科学大臣指定の大学や都道府県知事指定の専門学校に進学する必要があります。なぜなら、指定された学校を卒業しなければ国家試験を受験できないからです。在学中は、医学、工学、放射線などに関して幅広い知識を身につけ、さまざまな機器を扱うための技術力を磨きます。また病院実習を通して、実際の医療現場を経験しチーム医療の一員としての診療放射線技師の業務を学びます。3年制の専門学校に比べ、4年制の大学に進学したほうがじっくり学べるうえ、さらに専門を極めたい場合は卒業後大学院に進学できるというメリットもあります。また、基本的な知識や技術の習得に加え、人間力の形成にも力を入れています。

希望の就職時期で学校を選ぶ

基本的に専門学校は3年制のカリキュラムのため、4年制の大学入学者よりも早く就職するチャンスを得ることができます。診療放射線技師として早く現場で働きたい人は、専門学校は魅力的な選択となるでしょう。ただ、就職する際のことを考えると、国公立大学や私立大学出身者の方が有利な面はあるでしょう。国公立大学は一般的に学力の高い学生が集まるため、卒業生には一定の信頼性があります。私立大学も医療機関や業界とのパートナーシップを築いていることが多く、実習の機会や卒業後の就職支援が充実している場合があります。また、専門学校の中には4年制でカリキュラムを開講している学校もあります。以前は、短期大学にも診療放射線技師の養成課程がある学校もありましたが、2024年現在はありません。

入学の難易度から考えて学校を選ぶ

入学の難易度を比較すると、専門学校の方が大学よりも入学しやすいです。一部の専門学校を除き、専門学校の多くは大学よりも入学競争率が低く、志願者数が少ない傾向があります。国公立大学は大学入学共通テストと2次試験の受験も必要なため、試験対策に力を入れる必要がありますが、専門学校の場合はAO入試や推薦入試など学科試験を要しない場合もあり、一般入試の学科試験も大学試験と比較すると難易度は低いです。

学費から考えて学校を選ぶ

1年間の学費を比較すると、国公立大学の方が私立大学や専門学校よりも学費は安い傾向にあります。ただ、専門学校は3年制のため、トータルの費用を比較すると国公立大学より安くなる学校もあります。私立大学は学費が高額の場合が多いですが、奨学金の制度が充実している学校も多いため、学費が気になるなら入学前に奨学金制度を調べることも重要です。

学校で身につく知識・技術から考えて学校を選ぶ

診療放射線技師の国家試験受験資格が与えられる大学では、生物学や医学などの基礎科目から臨床解剖学などの専門科目まで、4年間をかけて知識や技術を段階的に学ぶことができます。大学によっては付属病院と連携し、最先端の医学知識が学べたり、より現場に近い実習が体験できたりする場合もあります。また、現在多くの医療機関において、さまざまなスタッフが相互協力するチーム医療を主体としていることから、コミュニケーション能力の育成に力を入れている学校もあります。診療放射線技師の国家試験受験資格が与えられる専門学校は、診療放射線技師としての高い知識や技術を身につけるだけでなく、チーム医療の一員として活躍できる人材の育成を目指しています。また、医療機関と連携して質の高い実習が行えるなど、3年間で効率的に基礎となる知識や実践的な技術を習得することができます。

2024年9月更新
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