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診療放射線技師は、資格を取得したのち、どのような就職先を選び、どのようにキャリアアップを重ねていくのでしょうか。ある大学病院で主任を務める診療放射線技師は、最初の就職先は大きな病院がおすすめだと話します。また、業務に関連する資格をとるなど自己研鑽を積みながらも、通常の仕事をおろそかにしないことが大切だと言います。それはなぜなのか、具体的に聞きました。
最初は大きな病院に就職することで、さまざまな業務を覚えることができる
養成機関を卒業し、国家試験に合格したら、就職先としていろいろな選択肢があります。最初は大きな病院で働くとよいでしょう。大学病院や総合病院に勤務することで、さまざまな装置を使った検査ができるようになり、幅広い領域での知識と技術を身につけることができます。撮影の技術だけでなく、患者さんへの説明のしかたやていねいな言葉づかいといった接遇のスキルを磨くことも大切です。
経験年数や働きぶりが認められれば、主任、係長、技師長と職位があがる
一年めはレントゲン撮影やCTなど頻度の高い検査からはじめ、徐々に血管造影検査やMRI、核医学検査など難易度が高い検査を覚えていきます。また、経験を積むことで、高度救命センターでの検査など、少人数のスタッフで行う責任ある業務もまかされるようになります。
経験年数や働きによって、職場での職位が上がっていきます。大学病院や総合病院に勤務する場合、診療放射線技師としてのキャリアのトップは「技師長」です。また、病院での仕事経験を生かして、検査機器を製造・販売する企業に転職する診療放射線技師もいます。
勤務しながら資格を取得しステップアップを目指す
職場での実績だけでなく、放射線技師の学会や各種認定機構などが定める資格や認定技師、専門技師を取得したり、放射線取扱主任者の国家資格を取得したりしてステップアップしていくことができます。 費用がかかってしまうこともあり 、気軽に取得できるものではありませんが、私の場合は勉強を兼ねてさまざまな資格や認定を受けるようにしていました。
そのほか、学会での研究活動や外部の勉強会や催し物に参加してものの見方を養うことや、新しい技術や知識に触れて幅広い視野をもったり、仕事仲間を増やしたりすることも大切です。最近は、働きながら大学院などに通い、知識を深める診療放射線技師もいます。
さまざまなステップがありますが、基本は毎日の仕事です。日々の業務をおろそかにせず、職場での信頼関係も築き、バランスよくステップアップすることが必要だと思います。
菅谷正範(診療放射線技師)
千葉県出身。高校生の頃、医療系の仕事に興味をもち、得意分野の物理や生物の知識を生かせそうな診療放射線技師を目指し専門学校へ進学。2006年に診療放射線技師の資格を取得し、日本医科大学付属病院に就職。その後、第一種放射線放射線取扱主任者や各種認定資格を取得しながら日々の業務に励んでいる。
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