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心理カウンセラーの楽しいことと大変なこと

心理カウンセラーの楽しいことと大変なこと

心理カウンセラーとして、相手の悩みが解決することは素直にうれしいものであり、やりがいを感じるそうです。一番楽しいことはカウンセリングを通じて自分を発見することだと言いますが、それはいったいどんなことでしょうか。また、どんなときが大変なのかについても紹介します。

心理カウンセラーの楽しいこと

カウンセリングには悲しい思いや辛い思いを抱えてくるので、楽しい現場とはいえませんが、会社を辞めようと思った人がカウンセリング後に「もうちょっと頑張ろうと思う」とか「もうだめだと思ったけれど話を聞いてもらえて乗り越えられた」と聞くと、素直によかったと思うそうです。やはり感謝されるのはうれしく楽しいことだと言います。
カウンセリングに点数がでるわけでもなければ、時間をかけたから評価されるということでもありませんが、役立てたことを伝えてもらえるのはうれしいとのこと。思いが実る場面に出会うと非常にうれしく、やりがいを感じるのだそうです。
一度しか会わない人や、その後どうなったかわからない人も多いそうですが、相手に継続してかかわっていくことで状況が改善したり、表情がいい方向に変わっていったりするのを見ているのは楽しいと話します。きっと学校の先生なども同じで、相手が成長し、変わっていくのを見るのは、かかわった側の喜びでもあるのだそう。
また、カウンセリングで人の悩みを聞いていながら、自分の悩みが解消されることがあるそうです。話を聞いているうちに「そういう考え方をするんだ」とか「こんなことが大変だと感じるんだなぁ」など、自分とは違う感じ方や考え方を知ることができると言います。自分がしていることや、されていることの意味、考え方のくせなどに気づかされるわけです。「わたしってこんな面があったんだ」と自己発見ができる、自己理解が深まるということだそう。すると、まったく同じではなくとも、似たようなことで自分の問題とリンクして解決できることがあるのだとか。それこそこの職業ならではのメリットであり、カウンセリング能力が上がっていくのではないかという期待ももっているそうです。この職業を通してしか会えない人がいるのも、メリットだと話してくれました。

心理カウンセラーの大変なこと

大変なことは、自分が安定していないと人の話を聞くことができないということだそう。特に体調が悪いときは落ち着いて話を聞けないので、キャンディやマスクを持ち歩いて活用し、体調管理に気を遣っているそうです。月1回の研修に来る人のためにも穴を空けるわけにはいきませんし、地方から来る人も多いので、迷惑をかけないようにするのは社会人としての努めだといいます。
よく「カウンセリングで負のオーラやマイナスの感情を抱え込んで辛くはないですか」と聞かれるそうですが、それを感じていたら職業にならないと言います。もちろん、カウンセリングでは集中していますし、気も遣うので、当然、気疲れはしますが、相手の話に同感して落ち込んだりすることはないのだそう。客観的に見られなければ、カウンセラーは務まらないからです。これは訓練であり、共感するのはいいけれど同感してはいけないと言います。共感とは、相手の気持ちをあくまでも相手のものとして受け止めることであり、同感は相手と同じような気持ちになり自分も揺さぶられてしまうことです。その意味では、心理カウンセラーとして共感スキルを徹底して身に付けることが大切で、相手からの影響を受けやすい人にとっては大変なことかもしれないと話してくれました。

取材協力

大野萌子

一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ(R)資格認定機関)代表理事、企業内健康管理室カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善に必須のコミュニケーション、ストレスマネジメント、ハラスメントの分野を得意とする。防衛省、文部科学省などの官公庁をはじめ、大手企業、大学、医療機関等で年間100件以上の講演・研修を行う。著書、メディア出演多数。

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