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栄養士の1日のスケジュール

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栄養士の1日

ここでは、高齢者専用マンションに設けられた、居住者専用レストランに勤務する栄養士の1日を紹介します。栄養士の働く場所はさまざまですが、多くの場合は献立作成業務に関わるため、おおよその仕事内容は変わりません。

栄養士の朝は早い

栄養士の朝は早い

ある栄養士の1日


・7:00
出勤してすぐに取り掛かる仕事は、納品書整理などの事務作業。調理現場に入り、調理師と一緒に仕込みを行う日は、6:00に出勤します。
ほかの職業と比べると、栄養士の職場は朝が早いケースが多いです。栄養士は、調理師のように調理現場に入り、仕込みや調理を行うことが少なくありません。管理栄養士がいない職場では、栄養士が献立作成や食材の発注、原価計算や栄養計算まで行う場合もあります。

・9:00
約15分で朝食を摂り、献立作成に取り掛かります。
朝食・昼食・夕食それぞれについて、和食・洋食2種類の献立を用意。大体の食材の原価を頭に置きながら、主菜に高価な食材を使ったら副菜を軽めなものにしてバランスをとるなど、予算をオーバーしないように注意して進めます。食材の発注業務は調理師が担当ですが、在庫管理は栄養士が行っています。
献立の原案ができあがったら、管理栄養士や調理師との打ち合わせに入ります。管理栄養士には、「栄養計算が間違っていないか」「栄養バランスが偏っていないか」などを確認してもらいます。調理師とは、栄養士として作ってほしいものと、調理師が作りたいものとの擦り合わせなどを行います。
居住者専用レストランの栄養士の場合、利用者はマンションの入居者しかいないので、いかに飽きさせないかがポイントになります。1週間の献立を考える際、「絶対に1か月以内に同じメニューは出さない」など、食材や味がかぶらないように注意しているといいます。また、高齢者専用マンションなので、「メニュー名に横文字が多いと分かりづらい」「固いものは食べにくいから嫌」「小骨が多い魚は怖い」「手の込んだものよりシンプルなものが好まれる」「薬との飲み合わせがあるので、グレープフルーツや海藻類は避ける」など、高齢者ならではの注意点や要望も多いようです。
利用者アンケートやホール係に寄せられた声のほか、利用者から直接メニューの感想を言われることもあるので、それらを参考に生かしながら、献立作成に努めています。
献立作成業務は、昨年度の献立などを参考に組み立てる職場もあれば、0から考える職場もあります。

・14:00
約15分で昼食を摂り、残っている仕事の片付けや、明日の準備をします。

・15:00
退勤。
時間配分を自分で考えて仕事ができる職場なので、残業することはほぼありません。

栄養士の仕事は朝早いことが多いですが、残業は少なめです。

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