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外国文学では何をどのように学ぶか

文法や読解といった語学力の基礎を固めたうえで、文学作品をじっくり読み込んでいくという流れとなります。作品を読む授業では、与えられたテーマについて自分の考えを発表したり、学生同士でディスカッションしたりと、アクティブな学び方も多く取り入れられます。そうした学びを通して独自性のある切り口で作品を分析する力が養われます。

※このコンテンツは2018年の取材に基づき構成しています

語学力の基礎を固めた上で作品を読み込む

語学の基礎を固め、文化や歴史を学びながら、名作文学を読む

カリキュラムは大学によって異なりますが、一般的に1~2年次は文法や読解など、語学力の基礎を固めます。2年次には実際に文学作品を読んであらすじをまとめたり、教員から与えられたテーマについて自分の考えを発表したり、ほかの学生とディスカッションを重ねたりしながら、多角的な分析力を高めていきます。<br/>その他の関連科目も多く設けられており、各国の文学史や歴史、文化について学べる授業もあります。大学によって、このほかにも心理学や社会学、歴史学、文化人類学や政治学なども履修できます。3年次になると少人数制のゼミに所属して専任教員の下で作品を読みます。大学にもよりますが、ゼミで設けられているテーマは幅広く、古典文学、現代小説や哲学、演劇、メディア論、語学など実に多彩です。<br/>4年次になると卒業論文の執筆が始まります。同じ作家の作品を扱ったとしても、学生によって、人間が抱える苦しみの必要性を論じたり、差別問題を指摘したり、女性の生きづらさの原因を分析したりとまさに着眼点は多岐にわたります。その分、自由に自分の興味・関心を深めていける学問といえるでしょう。

国ごとに異なる学びのテーマ

英語は中学や高校から触れる機会がありますが、英語以外の言語を扱う学科ではほとんどの学生が、入学して初めてその国の言語に触れることになります。授業ではまず、その国の言葉に親しみながら語彙や文法といった基礎を固めていくと同時に、時事言語や会話レッスンなども行います。さらに、その国の伝統や文化を学べる授業や各種プログラムが設けられているのも外国文学ならではの特徴といえるでしょう。例えば、フランス文学科では文学作品以外にも、美術作品や音楽・映画を鑑賞する授業や、ワイン講習会といったイベントに参加することもあり、ファッションや芸術、グルメが花開いたフランスならではのテーマに親しめます。同じように、ドイツ文学科であれば音楽やスポーツ、デザイン、環境への取り組み、ロシア文学科であれば民族音楽や演劇、バレエなどが研究対象になったりします。

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外国文学のここが面白い

もっと先生たちに聞いてみよう

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フランス文学作品の新たな解釈を教えてくれる先生

白百合女子大学 文学部フランス語フランス文学科
村中 由美子先生

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イギリス文学をマイノリティの視点で読み解く先生

実践女子大学 文学部英文学科
土屋 結城教授

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ことばをデザインする翻訳で、異文化と読者をつなぐ先生

神戸女学院大学 国際学部英語学科
スーザン・ジョーンズ 准教授

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