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大工になるために今から役立つ経験

大工になるために今から役立つ経験

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大工に学歴は不問というものの、大工にかかわる資格や免許を取得するためには、基礎学習は必要です。中学、高校レベルの国語や数学はきっちり勉強しておきましょう。

図面を読む力

大工仕事は設計図に沿って作業を進めていきます。従って平面図面に記された記号や数字を読み取り、建物という立体物を作り上げていくわけですから、理解力と想像力が必要になります。
また、図面に従って、6畳間に例えば幅30センチメートル、長さ1.8メートルの床板を張るとしたら、何枚の床板が必要かという計算が間違いなくできなければなりません。場合によっては、重さ何キログラムの天井板を使った場合には梁の構造をどうするかなど、物理にかんする計算も必要になってきます。それくらいの問題は経験を重ねるうちに解けるようになるとはいわれていますが、基礎数学はしっかりと勉強しておいたほうがいいでしょう。

漢字の勉強も必要?

大工に必要なのは数学だけではありません。国語もそこそこに求められます。例えばお客さまなどと打ち合せする際に、図面や見積書に手を加えるときなど、漢字が書けないと恥ずかしいですよね。しかもお客さまに読んで聞かせたりする図面や仕様書には漢字で書かれた専門用語がたくさんあります。少なくとも平易な漢字は読み書きできるようにしておきたいところですね。
また、現場でも手もちの黒板に工事の進ちょく状態を書き込んだ記録写真を撮ったり、下地材などに目印となる数字や文字を入れたりといったこともよくあります。そうした場所でも多くの職人が見るので、誰でも読み取れる字を書けるようにしておきましょう。

パソコンスキルはあったほうがいい

お客さまに提案する見積書や請求書をパソコンで作成する場合、一般的にフォーマットはマイクロソフト社のエクセルが使われることが多いといいます。エクセルでの入力や計算方式はマスターしておくと、いいスタートが切れますし、実務をこなすなかで大いに役立ちます。また、お客さまに提出する提案書や案内、そして会社に提出する日報などはワードで作成というのも少なくありません。エクセル同様、ワードでの入力やフォーマット作成、工事写真貼りつけ方法などもマスターしておきたいですね。

2024年9月更新

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